スマイルゼミ資料請求しました!発達障害グレーゾーンの子の凸の発達支援について考える

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先日、hidakaの発達の凸凹の中でも、凸の部分を就学までの1年間、何の働きかけをすることなく、置いておくのは・・・「もったいない??」と思ったことをお話しました。

発達に凸凹のある発達障害グレーゾーンの子の育児。

どうしても、凹の部分が気になり、注目してしまうという一面もあるのですが・・・

凹の部分の発達に、どうやって働きかけ、どういうサポートをして、周囲にずっとサポートしてもらうのではなく、自分でどうやって補っていくのか・・・というのを、常日頃から、考え導いていってあげることはもちろんなのですが、

私は、気づいていてあげたいのです。

hidakaには、天才や才能というレベルのお話ではないのですが、実年齢の標準の発達よりも進んでいる、彼の得意なこと、凸の部分の発達があります。

以前、日本の発達障害への支援・療育の基本的な体制は、凹中心のものであって、凸に注目して伸ばしてくれるという働きは、ほぼ期待できないと考えて間違いないということを記事にしました。

(→ギフテッド2Eの育て方が参考になる!?発達障害グレーゾーンの子の得意分野を見つける手順8つ

親である私が気が付いて、注目し伸ばしてあげないで、いったい他の誰がhidakaの凸に注目してくれるのでしょうか?

hidakaにとって俗に言う、hidakaのよい部分に気づき、認め働きかけてくれ、生涯の自信になるところまで伸ばしてくれる“いい先生”と呼べる人に、今の多忙な教員生活をこなしている世の中の先生方、「・・・そういう人材が育っているのだろうか・・・?クラスの一人の子に注目して好対応ができる余裕がある??」そんな高い志の先生が存在していたとしても、確実に出逢え、見てもらえる確証はどこにもないのです。

我が子を、ひとりのかけがえのない人として、“自分らしく”輝けるように育てるということを目標にすると、凹の発達中心の、苦手に働きかけることを意識した偏った働きかけだけではなく、凸にも注目して、伸ばしていく必要が、苦手が大きく劣等感を感じやすい子、発達障害グレーゾーンの子・育てにくい子・発達に心配のある子には、必要だと感じます。

その凸に注目し、伸ばしていくということを確実にできるのは、他でもない母である私たちなのです。

人は誰でも、得意な事と苦手な事があるのです。

どんな人も、自分の得意を磨き、輝かせ、自信を持ち、苦手を補い、“自分らしく”いい人生を生きていくことができるのです。

それが、どんな人にとっても一番「“幸せな人生”なのではないか?」と思っております。

 

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hidakaの凸の発達

とにかく、目から得る情報に強いです。

これは、発達障害の自閉症スペクトラムの特性のひとつでもあるのですが、彼の認知の優位性は、視覚にあります。

(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

その視覚優位という特性からきているのか、hidakaはまだ1歳~2歳の頃から、とにかく文字や数字が大好き。

あっという間に読めるようになり、書けるようになり、教えていなくても漢字が読めたり、気が付いたら書いていたり、車のナンバーや住所を覚えたり、話しの中に異常に数字の情報が多かったり・・・足し算や引き算を教えると、答えを暗記してしまい、ものすごい速さで回答していきます。

文字や数字の事に関しては、水を吸い込むスポンジのように、するするするする入っていくのです。

hidakaの特性の過集中傾向

hidakaは、携帯・スマホ・TV・DVD・パソコン・オーディオ機器・ゲームに、幼いころから集中し過ぎて、周りの声が聞こえなくなり、何度も何度もやりたがる見たがるというように、依存する傾向があります。

視覚優位という特性と、ON/OFF、YES/NOがハッキリしているという電子機器の特徴が、人の感情や世の中の動きという目には見えない曖昧なものと比べると、落ち着き安心し、興味を持って行かれ、hidakaの過集中傾向が発動し、没頭するんだと思います。

発達障害の特性を持つ人というのは、個人差はあるものの、興味のある事に没頭してしまうという、過集中な傾向が、通常の定型の発達の人と比べると強いようです。

hidakaが1歳の頃、夕方の幼児向けの番組を見せ始めました。

それからは、TVへ異常なまでの執着を見せ、TVをつけると、私の声は聞こえなくなるようでした。

大人しく、手が掛からなくなるという、甘い蜜を私も吸い、見せっぱなしという事は決してありませんでしたが、随分便利に利用しておりました。

・・・でも、定型の発達の子ならば、TVで子守りなんてできないのです。

それが、hidakaにはできてしまった。

ただでさえ育ちにくかった言葉が遅れ、苦手としているコミュニケーションも伸ばすことができず、3歳を迎えてしまったのです。

電子機器は上手に利用すればいい!

3歳になり、hidakaの過集中傾向や、発達障害の傾向を知った私は、一切TVを利用することを辞めました。

hidakaには、TVという次から次へと、興味を移し、視覚的な欲求を満たし続ける刺激が、あまりにも強すぎたからです。

視覚優位なhidakaの耳を強くしようと、音楽を家庭ではいつも流しておりました。

でも、しばらくすると、そのオーディオ機器にべったりと張り付き、操作を覚え、自分で音楽を選んだり、繰り返したり、ずっとまた過集中な傾向が見られました。

オーディオ機器は、私しか触れないという約束をすることになりました。

でも、この電子機器が大好きという特性は、もしかすると難航するかもしれないという課題を、あっという間にクリアできるという結果を生んだこともあります。

hidakaのトイレトレーニングは、2歳の夏に完了したのですが、私の使っていないガラケーを利用し、あっという間にトイレはhidakaのガラケーを触りたい欲求を、満たしてくれる大好きな場所になりました。

自閉症の傾向を持つ子の子育ては、始めの成功体験が、その後のスムーズな課題のクリアに、大切になる場面があるのです。

その異常なまでの執着は、未だに怖いものでもあるのですが、ルールが明確であれば、ルール通りが大好きという特性も生かし、トイレのガラケーは4歳になったら卒業とし、TVはルールを守り、夕方のお互いの息抜きに利用しております。

(→トイレトレーニングは2歳から?言葉が遅くてもたったこれだけの方法で発達障害グレーゾーンの子でも2歳の夏にオムツはずれました!

強いこだわりがある子には注意!

自閉症の傾向の度合いにもよりますが、hidakaは自分のこだわりを、成長とともにコントロールできるようになってきたのが、電子機器を利用しても、大きなこだわりになり、大変な思いをしなかったという面もあります。

もしも、こだわりが強く、コントロールが難しいという面が課題の場合は、電子機器の導入は待った方がいいかもしれません。

やはり、その依存度は高いものになるに違いないからです。

こだわりが日常生活の困難にならない度合いであれば、その“電子機器が大好き”という特性を、育児や教育に利用するということを、私はしてもいいのでは?と、考えております。

ゲームは、依存することは間違いないので、迷うところではあるのですが、想像力が乏しいhidakaに、ipadなどのタブレットを渡し、想像できなかったものを、目で見て情報として入れるという教育には、興味がありました。

凸の教育にタブレット学習?

そんなときに、目に入った株式会社ジャストシステムの“スマイルゼミ”、CMなどでもよく目にして、タブレット学習というものに、強く興味引かれました。

就学は来年なのですが、今の凸への働き掛けは、hidakaの日々の生活や気分に合わせながらの、くもんのドリル学習が中心です。

くもんのドリルも、就学前のものは、終わりが見えてきたので、別な学習の教材を探しておりました。

学習指導要領の変更?大学入試センター試験の廃止??

2020年からの学習指導要領の変更や、大学入試で求められるものが変わる事、とても気になっております。

今までの知識を問われる問題の形式から一変、「思考力・判断力・表現力」が問われ、求められる世の中になっていくのです。

そして、基礎知識や基礎学力の土台作りは、家庭学習が中心になり、学校では、アクティブラーニングと呼ばれる、情報の活用力や、コミュニケーション能力を鍛える事が、重視されるようになります。

2020年からです。

あと、3年後には、この学習指導要領で学校の授業は行われるのです。

私たちが、学習していた教育環境とは、大きく変わることが予想できます。

はたして、「思考力・判断力・表現力」、「広い分野からの情報の活用力・コミュニケーション能力」は、hidakaの得意分野なのでしょうか?

6年間、hidakaを育ててきた私は、hidakaの特性を考えると・・・自信がありません。

その苦手な分野を、学校では求められるという環境が見えてきます。

せめて、基礎知識や基礎学力では遅れをとらないように。

できるだけ、早くからゆっくりと、その苦手な「思考力・判断力・表現力」、「広い分野からの情報の活用力・コミュニケーション能力」部分を、hidakaの得意な、目で学習するという方法で、想像力を補い、知識を増やしていくことはできないかと?知識が増えれば、活用できる情報が多くなります。思考のパターンや判断のパターンは時間を掛けて、経験していくしかありません。コミュニケーション能力は低いですが、みんながみんなリーダーになる必要はないのです。リーダーの知識を補っていくような、意見を多く出せる子に育てていくことは、できるのではないか?と、考えております。

来るべき9歳の壁に向けて、準備をしたいのです。

スマイルゼミの資料を見てみました!

資料請求すると、だいたい2~3日で届きました。

タブレット学習の勉強は、hidakaの視覚優位の特性にも、たくさん働きかける事ができ、目で見てわかりやすいものになっておりました。

特に、hidakaのように、自分の世界に没頭してしまう特性の子は、親に確認するという姿が、圧倒的に少ないです。

自分が思うようにどんどん進めてしまうのです。

ひらがなや漢字の書き順でもそうなのですが、自分の思う書き順で書き始め、書き慣らし、知らず知らず間違った書き順が定着してしまったりします。

タブレット学習では、練習の始めの段階で、間違いはその場で指摘してくれ、丁寧に解説が入ります。

その解説も、親がすると、耳からの情報がどうしても多くなり、hidakaが聞いてくれず、「ひだか??聞いてるの??」と教えるこっちもイライラ。。。

hidakaに、何かを教えるのは、本当に苦手です。

でも、タブレットは、目で見てわかりやすく、図形の展開図など、動画もあるようでした!!

これは・・・自分の間違いも、すぐに受け入れるなと感じました。

 各学年で何を学習するのか、わかりやすく表になったものも入っていて、1年生2年生、3年生と各学年で、どんなことを学習するのか、イメージすることができました。

漢検にも力を入れているらしく、hidakaの自信をつけていくのに、漢検に挑戦するのも、評価される場が増え、楽しんで学習できるかも??と、感じました。

タブレット学習は、私たち親の世代にはなかったものなので、少し抵抗があるのも確か。hidakaの依存度も気になります。

自宅体験もあるようなので、一度申し込み体験してみたいと思っております。

またレビューします。

hidakaのように、発達に偏りのある子の、就学後の学習について考えている方の、参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございます。

 

 

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