視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

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今日は、朝からhidakaは昨晩の夜更かしで眠たく、機嫌が悪い様子。

私「起きてよー。もう8時だよ!!」

私「ひだかー。もう朝だよ。幼稚園いくでしょ?」

私「今日は朝、パンにしたよ。ヨーグルトもあるよ♪」

私「起きないの?ねーねー。」

私「・・・ママ。ヨーグルト食べちゃおうかな。」

hidaka「・・・」むくり。ようやく起きてきました。

私「おはよう!」

hidaka「・・・」おー目がやっと開いている。眠たそう。。。

私「「おはよう」は?」

hidaka「おはよう。」

私「何のむ?ぎゅうにゅう?オレンジジュース?」

hidaka「・・・」

私も座って、食べだしてから言われると、嫌だなぁーと思い、冷蔵庫からパックを持ってきて「牛乳にする?ジュースがいいの?」と聞いてみる。

hidaka「ジュース。」

ようやく朝がはじまりました。

 

ふと。はじめて3歳児健診で、言葉の遅れを保健士さんに相談した時、「なるべく目で見てわかるようにしてあげるといいと思いますよ。

例えば、「何飲みたい?りんごジュース?ぎゅうにゅう?」という選択の場面でも、ジュースと牛乳を持ってきて、一つずつ提示して、見せて聞く。というように、働きかけるといいですね。」とアドバイスされたことを思い出しました。

このときは、言葉の発達には“そういう丁寧な関わり”が必要なんだ。という風にしか、感じませんでしたが、後に発達障害がある子、その傾向がある子の認知の特性に“視覚優位”というものがあることを知りました。

 

視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

 

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認知の特性

認知特性はその人の思考や認知の「好み」であり、「どういうやり方だと自分は物事をやりやすいか?覚えやすいか?」ということです。

認知特性は生まれながらにある程度決まっており、それが生活環境の中でどんどん伸びていくので、大きく変えることは非常に難しいです。

画像や映像のように見たまま記憶し生活に活かすのか、音にして認識しそれを記憶し生活に活かすのか、その人の認知のパターンは大きく分けると2種類に分類できます。

▼視覚優位

目で見たものを理解する能力が高く、脳が優先的に目から入る情報を処理する傾向にあること

図や絵、映像から物事を伝えた方が、すんなりと理解できることが多い。

視覚優位は、聴覚の弱さを補うために、視覚が発達している状態。聴覚の弱さから、言葉からのイメージに難を感じる人が多く、それがいちじるしく偏ると、発達障害の特性になってくる。

▼聴覚優位

耳で聞いた情報を処理・理解する能力が高いこと

脳が優先的に耳から入る情報に重点を置き処理する傾向にあること。

音や言葉、話す事により物事を伝えると、理解が速い。

聴覚優位は、視覚の弱さを補うために、聴覚が発達した状態。視覚の弱さから、目から入った情報は、あまり記憶に残りづらい人が多い。こちらもその聴覚の優位が非常に高くなりすぎると、発達障害の特性になってくる。

言葉の遅れと視覚優位

言葉の遅れの原因のひとつに“視覚優位”という特性が考えられます。

hidakaは、3歳になったときに、2語文がでていなかったのですが、物の名前に関しては、周囲の子よりも知っていたように感じておりました。夫や私の母とも、「物を覚えられないわけではないみたいだね。」と話していたのを覚えております。

2語文が出てこなかったのは、動詞が目に見えなかったから。

hidakaの視覚優位という特性を知ってからは、目に見えない動詞も、目の前で動きとして見せ、動詞を教えておりました。そうすると、するすると覚えていくのです。自信がつけば、動詞も使えるようになっていき、あんなに悩んだ2語文もいつのまにか、定着しておりました。

視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

1.我が子の認知の特性を意識する

お母さんの仕事は、子育てだけではないのです。毎日はめまぐるしいように忙しいです。

言葉はとても便利なもので、離れていても、他に何かをしていても、言葉は使えます。

でも、もしお子さんが視覚優位だったときには、残念ながら“言葉”は便利には使えないのです。発達障害と呼べるほどの偏りが、認知の特性にない程度であれば、耳で聴いた情報も、視覚から得た情報で補いながら、処理できるようになります。でもそれには、丁寧な関わりが必要になってきます。

まずは、「この子は視覚優位なんだ。だから、視覚からイメージできることを増やしていこう。」という意識が必要です。その意識が、関わりを変え、“言葉”を使えるものとして変化させていくことになるのです。

2.認知の差を補う

視覚的なアプローチが少なかった間に、もしかすると周囲の同じ月齢の子と比べると、認知の差が生まれてしまっているかもしれません。

hidakaは3歳まで、hidakaの特性に合わせたアプローチは全くしておりませんでした。

その結果、3歳にしては・・・幼く、「言ってもわからない。」「伝わらない。」「響いてない。」感じがしました。視覚から得たイメージが少なく、言葉からイメージが広がらないのです。そんなhidakaには、丁寧に絵を描いたり、図で表したりして、認知を補うことを地道にしておりました。

3.視覚優位を利用する

とにかく目から入る情報に強いのです。これは本当にびっくりするぐらい。これはhidakaが暮らしやすいように、利用しない手はないでしょう。

hidakaの愛読書です。

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生活のすべてをこの本から学んだといっても過言ではないくらい、何度も何度も、暇さえあれば眺め、やってみたり、迷ったら見たり。

・・・この子は母という存在が傍にいながら、私から生活のことの教えを問う事は3歳の頃、一度もなかったと記憶しております。何かを教えようと手を取ると、「じぶんでー!!泣」と嫌がるのです。その様子は、自立というよりも・・・それだけ、母からの教えは“わかりにくい”ものだったのだと思います。その“わかりにくい”というのが、3歳を迎えて染みてしまっていたのですね。悲しい。。。

ちょっと寂しい気もしますが、いいんです!

hidakaがわかりやすいもので、与える事ができ、導いていくことができるのであれば、それが母である私がhidakaにできることです。

4.耳を鍛える

視覚の優位は聴覚の弱さを補うためなんです。

聴覚の弱さに働きかける事をしないと、どんどん視覚に偏った発達をしていってしまいます。人はいつも何かが欠ければ、できることで補おうと本能的にするもの。その性質にも気がつき、弱いところに気がつき、どうしていけばいいのか対策を考えるのも、親ができることのひとつではないでしょうか?

私は、hidakaの耳を鍛える為に、音楽を利用しておりました。

TVを消し、童話をゆったりとかけ、歌ったり、踊ったり、一緒に回ったり、ごろごろしてみたり、静かに聴きいってみたり。歌詞が耳から入り、イメージできるようになると、いつのまにか、hidakaも歌っておりました。

ごはんを食べながら、「次の曲は何かね?」のように、イントロドン♪のようなことも、リラックスしているときにやってみたり。

その子に合わせて、無理のないように。楽しく。

音楽は今でも、hidakaの心の拠り所のようです。ピアノを習っている今でも、耳の弱さはあります。なかなか、耳から入ってくる音の高さを正確に認識できないのかな?と感じる事もあります。

でも、私はこの耳を鍛えるということを、ゆっくりhidakaのペースに合わせて、今も取り組んでおります。

劇的に耳を良くしたいという思いではなく、耳から情報をとることも“楽しいもの”にしていってあげたいのです。

5.TVの見せすぎに気をつける

視覚優位な子にとって、TVはとても魅力的です。

映像から様々な情報を得る事ができるのです。それも、次から次へと。TVはCMなど視覚で訴えるものも多く、様々な刺激に飢えている子どもに、こんなに魅力的なものはないでしょう。

でも。。。だめなんです。

hidakaにTVをみせることは、“観る”ではなく、“見る”なんです。

もっと、心を育てて、認知を育てて、様々な事を感じてイメージできるようになってからじゃないと、すべての感覚をシャットダウンして、ただただ視覚を刺激するものに過ぎません。

そういう意味で、TVの見せすぎは気をつけなければいけないのです。

6.絵本を使って視覚・聴覚を育てる

一方的なTVと違い、絵本は視覚優位の人にとって、双方向の関わりができていいものです。目で興味を引き、イメージを広げ、そこに音や言葉、声を入れていってあげる。その子に合わせて、ゆっくり、何度でも。親子の関わりという安心感を与えながら、苦手な聴覚も大切に育てていってあげることが大切です。

私たちはよく、「バムとケロシリーズ」の絵本を好んで使っておりました。

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絵本はひとりで見て楽しみたいhidakaでしたが、「バムとケロシリーズ」の本はいつも一緒に見ておりました。

読み聞かせという形だと、耳から入る情報が多く、楽しめないようすだったので、「これは何かなー?」や「みてみて。○○だね。」「ケロちゃん何しているかな?」など、その時の発達や興味に合わせて声を掛けておりました。

文字が読めるようになったhidakaは最近では、読んでくれます。寝る前の読み聞かせは、hidakaがしてくれるのです。

それぞれの親子の形があっていいのではと思っております。

7.視覚支援はその子に合わせて

hidakaの視覚優位はどうやら、個性の範囲内で今のところは納まっております。

幼稚園では先生が子どもたちにわかりやすいように、視覚に訴えたアプローチが多い気がします。参観日の時などに、その先生の取り組みは感じました。

ピアノのレッスンでは、言葉によるアプローチが多いので、私が補足したりすることが多いです。hidakaも以前とは変わって、周囲をよくみます。周りの子がやっているようにやる。ということで、幼稚園生活でも自分の耳の弱さを補っているようです。

この2年間の丁寧な視覚支援により、認知は周囲の同じ学年の子に追いつきました。hidakaは次の段階に進んでいく必要があると感じております。

自分の視覚優位の特性を周囲に合わせて補っていく。これは一生hidakaがつき合っていくことです。

私も最近は“言葉”でまず伝えてみます。その結果「わかんない」という反応であれば、図や絵、文字にします。

視覚優位であることは知っておりますが、そのことに過剰に助けていっては、耳から得た情報処理ができないままになってしまうからです。

無理のないように。その子に合わせた支援を。これは私ができること。

まとめ

視覚優位・聴覚優位、これは皆さんそれぞれ個性として、その優位性があり、脳は情報を処理しているとありました。

私はどうなんだろう。。。

著しいバランスの悪さはないのですが、私は視覚優位なのかもしれません。

学生の頃は、書道や写実的な絵で賞を取ったり、褒められたことがあります。車の運転は、なぜか車線の変更が怖くて、できないのです。後ろの車の動きを、ミラー越しに見てイメージして、自分の車を動かすというのが、目に見えなくて、怖いと感じます。人の顔を覚えるのは、なかなか得意な方だと感じます。赤ちゃんが生まれたところを想像してください。と言われると、間違いなく、赤ちゃんの泣いている顔を思い浮かべます。

夫はどうでしょうか?

人の顔が覚えられないと前にボヤいていたので、もしかすると聴覚優位?ざわざわしている人混みは苦手なようです。

hidakaの視覚優位は、わたしにとって、自分の優位性と重なり、イメージしやすいものだったのかもしれません。

 

言葉の遅れが気になる子、認知の特性は視覚優位・聴覚優位?どちらでしょうか?

注目してみると、言葉の遅れの打開策が見つかるかもしれません。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

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絵本「バムとケロシリーズ」は、2歳の頃に出会い、3歳の頃に揃えてあげました。親も子どももこのシュールな絵のタッチ、内容に夢中になる事、間違いありません。

個性が際立っているおちゃめなケロちゃんを、献身的に優しいバムが手を焼く姿は、「何だか私たちみたいだねぇ。」と皮肉を言い、ほほ笑みたくなります。

ケロちゃんは“こうでなくちゃ”だし、バムは“理想の母の姿”では?と深く感じ入るときもあります。

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