言葉の遅れ hidaka発達記録 5歳 新版K式発達検査の結果

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ご訪問いただきありがとうございます。

皆さんはリオデジャネイロ☆オリンピック楽しんでいますか?

先日、お友達と公園で遊んでいたときにママ友達数人でオリンピックの話しになりました。

ママ友Aさん「昨日のレスリング!吉田選手の銀メダル!いやー可哀そうだよね。」

ママ友Bさん「ほんとほんと!他の後輩たちが金だから金メダルとらせてあげたかったね。」

私「・・・ね!」

ママ友Bさん「バドミントンはすごかったよねー。私感動しちゃった。」

ママ友Aさん「バドミントンって日本強いんだねー。」

私「・・・・ね!!」

 

・・・あぁ。全然話題についていけませんでした。

必要以上TVをつけていない我が家は夕方のご飯の支度のときにhidakaが好きなアニメを観る以外は何の情報番組もつけておりません。

hidakaの言葉の遅れが気になった2歳9カ月の頃からずっとその習慣できました。

それが当たり前になってきていて少し情報に疎くなっていることも気にせず過ごしていたのですが、4年に一度のオリンピックを楽しむことなく過ごしてしまっている事に少し寂しさを感じました。

昨日寝る前にhidakaとパパと「ちょっとTVでオリンピックの情報みてみようか。」と3人で楽しみました。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 5歳 新版K式発達検査の結果

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新版K式発達検査とは

乳幼児や児童の発達の状態を、精神活動の諸側面にわたってとらえることができるように作成されている検査。発達の精密な観察を行い、精神発達の様々な側面について、全般的な進みや遅れ、バランスの崩れなど発達の全体像をとらえるためのものです。

「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3領域について評価します。3歳以上では「認知・適応」面、「言語・社会」面に、検査の重点を置いています。

それぞれ標準を100として点数で評価します。その点数に応じて発達年齢を算出します。

 

hidakaは3歳のはじめて児童精神科にかかった時に一度この新版K式発達検査を受けております。それから2年間検査を受けるタイミングがなく過ごしておりました。

児童精神科の先生に定期的に診てもらっていたのですが、今年の春に先生より勧められてこの新版K式発達検査を受ける事に。特に目立った問題もなく幼稚園に適応し、楽しく通っていたので正直迷いました。

緊張している場面だとうまくコミュニケーションがとりにくくなり、いつも私の後ろに隠れたり言葉を発しないhidaka。慣れれば明るくなり、コミュニケーションをとったり主張することがようやく出来るようになったなぁと思っていたのです。

そんな中、慣れない場所で慣れない検査員のひとと二人になり正確な検査ができるのだろうか?

自分の能力が発揮できないせいで実年齢とかけ離れた結果が出てしまい、またいらない心配が湧き悩まされるのではないか。

数字の力は強いんです。我が子を知ろうと検査と呼ばれるものを受けて本当の我が子がみえなくなるなんてそんな悲しい事はありません。

でもよく自分の気持ちと向き合いどうしてモヤモヤするのかと考えてみると・・・怖いんです。

あの恐怖がまた訪れるのではないかと震えているんです。

 

「うん・・・何か違う気がする。発達検査はそういうものではない。参考にするもの。それがすべてではない。」

児童精神科の先生も「ひだかくんの苦手なことを知って損はないですから。その苦手なことをみて一緒に考えていきましょう。」と言ってくれました。

hidakaのパパは「発達検査受けて見たらいいしょー。」とはなから参考にするという見方しかしていないようでした。

 

「よし。発達検査受けてみよう。」と決心しました。

 

新版K式発達検査の内容

検査の日hidakaに「今日はテストをするから協力してね。」と伝えました。

hidakaは私の緊張が少し伝わってしまったのか「・・・うん。」と静かに返事をしました。

 

検査は会ったことがある心理の先生だったのでそんなに緊張していないようすでした。最初私と離れる事ができなかったので検査をする部屋に一緒に入りました。私は端のほうでみておりました。

途中安定してきたので部屋を出たりしましたが特に気にしていない様子でした。

 

先生「お名前と何歳か教えてください。」

hidaka「○○ひだか 5さい」

しっかりはっきり応えております。これだけでも私はどきどきして言えたらすごい!!と感じてしまうのでした。

覚えている検査を紹介します。

▼性別確認「ひだかくんは男の子?女の子?」→「男の子」

▼積み木

心理士が積み木を積む。同じように積んでね。
心理士が階段状に積み木を積む。マネして作ってみてね。
積み木を10個、コップに8個いれてください。
積み木を4つ並べ、心理士さんが順番に叩くのをまねして叩く。
順番に叩く、途中で一つ飛ばしに叩く。
6回を順番通りではなくバラバラに叩く。→これは難しい様子。

数字が得意なhidakaはすらすらこなしておりました。

▼ひも通し

心理士さんが見本を見せたのち、同じものをつくる。

ゆっくりマイペースにやっておりました。4回ほどやっていたのかな?結構な量のキューブにひもを通すのですが、よく根気よくやってくれたと思いました。

 

▼図形を描く

文字を書くのが大好きなhidakaはすらすらまねして描いておりました。

▼数の概念

何か数を数えておりました。数えるの大好きなhidakaは悠々とやっておりましたが、手の指の数は何本?ときかれたらとたんにわからない様子。検査結果で日付や数については強いけれど、身近なものに結び付けている訳ではないことを指摘されました。

▼お金の概念

1円、10円、50円、100円がわかるかどうか?

これも大好きな数字OKでした。

▼心理士とのお話

「バスに乗ってお出かけします。乗り遅れたらどうする?」

「お友達のお家に遊びに行きました。誤っておもちゃを壊してしまいました。どうする?」

のようにこんなときどうする?という問いかけがありました。これは苦手分野。応えられていなかったかな。

「もしも~~で~~だったらどうする?」というような質問は結構あって、これはことごとくダメでした。

連想ゲームのようなものもありました。

「雨が降ったら」→「傘をさす」のような。

「机はなんですか?」→「書く」

「電話は?」→「話す」

これはぽんぽん応えていたな。

なんだったかな・・・?

覚えているのが先生が「ぬいぐるみは?」と聞いてhidakaが「ねる!」と応えた事。

あぁ一緒に寝ているもんね。とちょっとずれた回答に気持ちもってかれてしまった。

▼右左の確認

「右・左わかる?右手は?左手は?」

これもわかっている様子。幼稚園で教わったかな?

▼自分の名前を書く

得意げに書いていました。

▼重さの理解

重いののどっち?と積木を渡す。

これは難しかった様子。重いという感覚が荷物などの自分が持つには困難な極端に重いという感覚になっている様子。

▼ヒトを描く

検査用紙にヒトの顔を体が中途半端に書かれていて不足している箇所を補う課題。

これも得意分野かな。すらすら描いてました。

▼数字の復唱

数が多くなるとわからなくなるようでした。

 

hidaka5歳の結果

「姿勢・運動」86

「認知・適応」84

「言語・社会」82

「全領域」84

という結果でした。

hidaka3歳の結果

「姿勢・運動」76

「認知・適応」73

「言語・社会」46

「全領域」65

 

 

今回全領域で4歳4か月という結果でした。hidakaは4月生まれなので同じ学年には4歳児中心です。幼稚園に適応しているのが納得の結果でした。

児童精神科の先生より「正常の範囲に入りました。」と言っていただけました。

経過観察という形で通院しなくてもいいと言ってもらえました。

・・・今までがグレーという表現にするとすれば、白になれたのです。

 

言葉が慎重な先生なのですが、「3歳のときの結果は軽度の発達の遅れがありました。それがこれだけ成長しましたね。よかったですね。」とはじめて軽度という言葉を聞いたなと思いました。

それだけ慎重に診断名のような言葉を避けて私たち親子と接してくれていたんだなぁと感じました。

 

ただ苦手な部分は相変わらず苦手なままであるということも教えてもらいました。

そしてこの84という数字は決して高いものではないということもわかっております。

同じ月齢の子が100人いたとしたら50人は平均の領域。hidakaは平均よりやや下という領域で16人程。その下が境界域と呼ばれグレーゾーンとはこの領域でしょうか?6から7人。その下が特に低いという領域で2人程。

もちろん反対に高い領域も同じ人数程いるようです。

そう考えると器用な人ではないのです。

これが小学生以降、もっと高度な人間関係が必要になってきてその苦手な部分がどうなっていくのか・・・それは今後もずっと気にしていかなければならないのかなと感じております。

 

まとめ

結果的に発達検査受けてよかったです。児童精神科の先生は苦手な部分をそんなに強調しませんでした。心理の先生が検査した結果の書かれた紙にはもっとネガティブなことも書いてあるようでしたが、その紙を私に渡すこともなく「お元気で。心配なことがあったら相談にきてください。」と言っておりました。

私の価値観に合わせて対応してくれたんだと思っております。

3歳の健診で引っかかり児童精神科を紹介され、発達障害を意識してから私たち家族はhidakaの発達の事をずっと考えて過ごしていました。

楽しいこともいっぱいあったんです。全部が全部そのことでいっぱいだったわけではないのですが、いつも気持ちが何かに囚われているようなそんな気持ちでした。

心から楽しめるようになるのでしょうか・・・。少しずつ子の成長を喜ぶ育児に変わっていくことができればいいなぁと思っております。

そしてもっと発達に縛られたものではなく生活を豊かに、人間味のある魅力ある人に育てることが次の目標です。

その為には自分も魅力ある人間でなくては。子どものことにいつも関心を持っていることはもちろんですが、オリンピックなど旬なもので熱くなったり、世の中の事にももっと関心をもって人生を楽しむことも忘れてはいけないなぁと思ったりしております。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

hidakaが4歳を迎え、幼稚園に入園した時に、療育施設に通うことを終了にしました。

でも、家庭ではいつも療育的な関わりを持っていたと思っております。

そのツールとして、親子でコミュニケーションをとるために活用していたのが、幼児ポピーです。

発達に心配のある子にいったい家庭では何をしてあげればいいの?「親子で一緒」が大切なんです!幼児ポピーを利用したレビュー




ご参考に。

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