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hidakaの発達の遅れに気がついたときから、それまで全く未知の世界だった“発達障害”という世界を知ることになりました。
私のhidakaの発達障害の傾向の気づきは、突然何の知識もないまま訪れ、自閉症スペクトラムという、“どこからが障害の領域になるという線引きが難しい”という考えも知らず、児童精神科という病院に通院する必要があるということが、「我が子が発達障害である。」という事に違いない!と、障害であるという事と繋げてしまい、非常に大きなショックを受けるというものでした。
(→3歳児健診で言葉の遅れのある子は“発達障害の疑い”からは逃げられない!?言葉の遅れが目立つ子を持った私の体験談)
早期発見が早期絶望になった例・・・だったのではないか?と、今は冷静に振り返る事ができます。
・・・
あれから3年経った今。
早期発見・早期療育という言葉を掲げ、発達障害の傾向を持つ子の、社会への適応に力を入れてきた日本。
“発達障害”への認知というのは、変わってきているのでしょうか?
3年前、幼稚園探しをして、幼稚園に入園したhidakaを支えてきた日々の中で
私は感じております。
周囲の“発達障害”への認知の変化を。
それは、私の認知が変わったからというものではなく、幼稚園やママ友達という狭い世界ですが、子どもたちを扱っている私の周りの人たちの捉え方が、ゆっくりとですが、変化してきているのです。
児童デイサービス・放課後等デイサービスとは?児童デイサービス・放課後等デイサービスの“今”を知る
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児童デイサービス・放課後等デイサービスとは?
発達に心配のある子どもや、障害を抱えている子どもに、社会的な自立を目標に、治療と教育を行う、専門性のある事業所のことです。
児童発達支援事業の児童デイサービスは、就学前の幼児が対象となっております。放課後等デイサービスは、就学後の7歳~18歳の子どもが対象です。
それぞれの子どもの発達のつまづきに合わせた、個別支援計画を立てて、それに基づきコミュニケーションを支援する場や、運動面を強化する場を与え、療育を行います。
それぞれの施設には、特徴があるところが多く、大きく分けると3つのタイプがあります。
1.習い事型
体操教室と併設しているような、運動面に力を入れた施設。楽器の演奏や書道や絵画というプログラムを組んでいる施設もあります。習い事に通うような感覚で、プログラムを組み、それに沿った行動で、それぞれの特性に合わせ療育的な関わりをします。
2.学童保育型
自由に過ごす時間が比較的多い施設。生活の延長線上で、療育的な関わりを作ってくれるのが特徴。近所の公園へ遊びに行ったり、水族館や施設見学、スーパーでのお買い物、季節のイベントの制作や料理をしたりと、子どもが楽しく過ごす中で、療育的な関わりをしていくという内容になっています。
3.療育型
専門的な療育を行っているのが特徴。行動面や学習面、コミュニケーション面などをみて、いろいろな方向からその子ひとりひとりに合わせた療育をしていきます。OT(作業療法士)・PT(理学療法士)・ST(言語療法士)という、それぞれの専門の先生が施設にいて、療育をすることもあります。
児童デイサービス・放課後等デイサービスが急に増えたのはなぜ?
ここ最近、本当に児童デイサービス・放課後等デイサービス、ありとあらゆる至る所に開設されています。
車で近所を走っているだけでも、いくつか目につき、幼稚園からもらう地域の広報などでも、「新規開設!」とよく広告が載っているのを目にします。
児童デイサービス・放課後等デイサービスが増えている背景には、5年前の2012年の児童福祉法の改正により、民間企業の参入ができるようになったことにあります。
それ以前というのは、福祉という特性上、社会福祉法人・医療法人・自治体といった一部の組織にしか、運営が許されていなかったのです。
発達障害児の増加に伴い、早期発見・早期療育の必要性が広まり、施設不足が問題が浮き彫りになり、その対策として、規制の緩和が行われ、民間企業の参入ができるようになったのです。
(→発達障害が増えている!?言葉の遅れが目立つ我が子は発達障害なのか?発達障害が増えている2つの原因)
民間企業の参入により、2012年は2,540ヶ所だった放課後等デイサービス事業所の数は、2016年には8,352ヶ所と約3.3倍になり、利用する児童の数も、2012年の53,590人から2015年には112,162人と倍増したのです。
なるほど。確かに近所に3つ新しく出来たので、3倍になっております。
児童デイサービス・放課後等デイサービスを利用するメリットはなに?
発達障害の傾向があれば、必ず通わなければ行けないという訳ではないのです。
発達障害の診断が出れば、自然と児童精神科の医師より勧められ、利用することになると思いますが、hidakaのような診断が出ていない発達障害グレーゾーンの子は、親の考え方次第になります。
さて、では発達障害グレーゾーンの子・発達に心配のある子を児童デイサービス・放課後等デイサービスに通わせるメリットはなんでしょうか?
考えてみようと思います。
▼兄弟のケアや母親の負担の軽減
発達障害の傾向を持つ子の育児というのは、特性に合わせた丁寧な関わりが必要になります。
丁寧な関わりを重ねていくと、問題行動と呼ばれる社会不適応の行動を、解決させる道をみつける事ができることが多いのです。
“自立をする為に育てていく”ということを考えると、発達に心配のある子というのは、本当に手が掛かるという子どもが大多数であると思います。
そんな中、発達障害の傾向を持つ子と、その傾向を持たない兄弟が居たとしたら・・・その親の時間は、より多く発達障害の傾向を持つ子に、取られてしまう事を想像することができます。
児童デイサービスや放課後等デイサービスを利用すると、発達障害の傾向を持つ子を、施設に預け、生活自立への道を探る療育を、専門家に任せることができ、その間、母親は他の兄弟のケアをしたり、自分の時間を充実させる時間にあてることができます。
▼環境の提供
現代の環境では、異年齢の子ども達との交流や、両親以外との大人との関わりを多く持つ機会というのは、劇的に減ってきております。
社会とのふれあいを持つ機会も、普通に過ごしているだけでは、減少している傾向があるのではないでしょうか?
児童デイサービスや放課後等デイサービスを利用すると、その施設のタイプによっても様々ですが、小集団の中に身を置くことができ、ソーシャルスキルのトレーニングやコミュニケーションのトレーニングを、知識のある大人の補助を受けながら、学習していくことができます。
地域交流を積極的に行っている施設もあり、親以外の大人と接する機会も増えます。
就学前の児童デイサービスから、就学後の放課後等デイサービスを一貫して行っている施設も増え、繋がりのある支援を受けていくことも可能になってきております。
将来的に、両親や学校の先生以外の大人とも繋がる事ができ、様々な視点でアドバイスを受けていくことができるというのも、児童デイサービス・放課後等デイサービスを受ける利点と言えます。
▼プロの療育的な関わり
両親がペアレントトレーニングを学び、療育的な関わりをしていくことも可能ですが、親と接する時間というのは、生活の中にあり、仕事という観点とは別で、主観を抑え、客観視して接し続けることは、とても労力を使います。
実際に、私もhidakaに療育的な関わりを意識して接すると・・・非常に疲労を感じます。
生活の中で、どこからどこまでという区切りをつけることは難しく、気持ちの切り替えもなかなか難しく「接し方を間違えているということもあるのではないか・・・?」と思う事もあります。
また、親から見る“我が子の育ちの視点”と、プロがみる“子どもの発達という視点”というのは、全く違うものなのです。
プロの視点から見た“子どもの発達”に視点を置いた療育的な関わりは、発達を伸ばす上で必要になるという見方もできると思います。
両親が抱えている、家庭での困りごとなども、プロに相談し、客観的にアドバイスをもらうことで、解決の糸口が見えることもあるでしょう。
児童デイサービス・放課後等デイサービスの“今”はどうなの?知っておくべきこと3つ
1.児童デイサービス・放課後等デイサービスの職員はどんな人たち?
実は、放課後等デイサービスの指導員となるための要件は、去年2016年3月までは、特に必要な資格がなかったのです。
それにより、新規参入しやすくしていたという背景があります。
何よりも、まずは施設を増やし、早期発見され、早期に療育をするべく、発達障害の傾向を抱えている子ども達の居場所を確保することを目標としていたのです。
民間企業の進出は、とても効果があり、多くの企業が児童デイサービス・放課後等デイサービスの開設を行いました。
ですが・・・・急激な事業所の増加は、サービスの質が低い事業所を生むことになりました。
民間企業というのは、利益を追求するものなのです。
利潤の追求により、支援の質や技術が低い事業所がありました。
ただの居場所の提供になっている施設の存在なども注目され、その事業所のあり方というのが問われるようになってきたのです。
そして、国の政策としての対策が求められるようになったのです。
そんな道のりを経て、今年ようやく、2017年4月1日から、放課後等デイサービスの開設要件が厳格化され、職員の配置が有資格者の児童指導員と保育士が半数以上で構成されるように、変わりました。
児童指導員・保育士又は障害福祉サービス経験者で職員が構成され、そのうち半分を有資格者が締め、より専門性を高め、サービスの質を向上していく施設運用をしていくことを要求されるように変わったのです。
放課後等デイサービスに通う児童に対しては、個別支援計画を作成する必要があるのですが、その子どもの支援が適切に行われるよう管理する、責任者として“児童発達支援管理責任者(児発管)”が各事業所に必ず一人配置することが、かねてより義務付けられていたのですが、この“児童発達支援管理責任者”となるための要件にも変更が加わりました。
これまで“児童発達支援管理責任者”になるためには、定められた研修を受講する必要があり、障害児者の保健・医療・福祉・就労・教育の分野における5~10年の直接支援・相談支援の実務経験があることが要件としてあったのですが、その5~10年の実務経験のうち、高齢者介護の経験も対象だったのです。
なので、児童・障害者支援の実務経験が不十分でも、“児童発達支援管理責任者”という、児童デイサービス・放課後等デイサービスを利用する子ども達の、支援の要である個別支援計画を作成できた・・・!という現状があったのです。
ですが、今回の改正で、その5~10年の実務経験の中に、児童・障害者の支援の実務経験が3年以上あることという要件が新たに加わりました。
その事により、より児童や障害者への支援の知識がある方が、大切な個別支援計画を作成する“児童発達支援管理責任者”になるようになりました。
職員の質は、今回の改正により高まっていく事に間違いはないでしょう。
・・・・
では、本当のところ、全体的には、どのような雰囲気で人員は配置されていくのでしょうか?
業界全体が他の業界と比べてどうなのか???で考えていくと、漠然と「改善した!」と思うには、少し心配が残るのではないでしょうか?
児童デイサービス・放課後等デイサービスの利用を考えている子どもを抱える、私たちにとって問題なのは、「今後どう変わっていくか?」ではなく、今まさに一番発達の伸びを迎えている成長期である「“今”がどうなのか?」なのです。
“今”はどうなのか?という視点で見ると・・・・その見え方はまた変わってくると感じます。
業界全体は、まだまだ成熟期ではありません。
職員以外であれば、無資格のパート従業員も子ども達と関わる事になります。
児童デイサービス・放課後等デイサービスの求人情報を見てみるとわかるのですが、職員以外の求人も多く出ております。それだけ急成長の分野だけに、人材確保が課題となっていることも見えてきます。
また、まだまだ歴史が浅い分野だけに、ベテランと呼べる知識豊富な人材も少なく、若い人材が経験を重ね学習している最中であるという背景もあります。
経験や知識が豊富な人材は、職員の教育などに多くの時間を費やし、研修や重い障害を抱えている子に優先して対応しているという背景も、組織の運営上あるかもしれません。
そのような人員の配置の現状も、大切な我が子を預けるということを考えると、知っておく必要があると思います。
2.児童デイサービス・放課後等デイサービスの今後はどうなっていくの?
児童デイサービス・放課後等デイサービスは、ビジネスの視点でみると、成長マーケットであると言われております。
法律の改正があり、国の強い後押しがあり、ビジネスとしても高い収益率の確保が容易で、就学前から就学後18歳までの継続した利用が見込まれ、安定した経営ができることが魅力です。
利用者一人1日の利用で概ね1万円が事業者の報酬と国に定めれています。つまり10名定員ですから1日10万円の売上が立つのです。
認可事業で、売上の9割以上が国からの報酬になるというのも、回収リスクの心配もいらないのです。
業界的には、まだまだ始まったばかりで、需要に供給が追い付いていなく、競合の競争も激化してきていません。
どんな業界でもそうなのですが、利益率の高い業界は、注目を集め、最初は数が増えていきます。需要に供給が追い付いてくると、サービスの質が問われてきます。“消費者がサービスを受けるお店を選ぶようになる”という表現がわかりやすいと思います。
競合が激化してきて、サービスの質が上がっていきます。
その中で、生き残っていくことを考えると、一部で組織化されていきます。チェーン化していくのも次の段階としてあります。
そして業界はどんどん成長を続け、成熟していくのです。
児童デイサービス・放課後等デイサービスという事業は、まだまだ始まったばかりです。
そういう背景も知り、どんどん増えていっている施設の中でも、その先の未来を見越して、サービスの質の追求を始めている施設を選んでいきたいものです。
3.発達障害グレーゾーンの子にとっての児童デイサービス・放課後等デイサービスは?
発達障害の傾向を抱えている発達障害グレーゾーンの子。
発達障害という診断が降りていなくても、医師の診断により、自立支援に向けての訓練が必要とみなされれば、児童デイサービス・放課後等デイサービスというものを、国の補助を受け利用することが可能です。
その考えも、広がりつつあります。
以前は、障害児の学童という認識が前面に出ていたのですが、認識が変わりつつあります。
発達障害グレーゾーンの子というのも、注目が集まってきているのですね。
2次障害を防ぐ意味でも、利用する必要がある子も多く存在すると思われます。
私の周りの子でも、発達障害の診断が降りていなく、利用している子おります。
お母さんいわく、
「習い事みたいなものかな?発達に遅れがあって、本人がその凸凹の部分で困る事があるという意味では、訓練を専門の方がしてくれることはありがたいな。今の世の中では、学校の先生も充分に丁寧に接してもらうということを期待することは難しいし。将来的にも、親以外の大人と繋がっていれば、助けになることもあるだろうし、何かあったときにも、居場所のような存在があれば、気持ち的にも違うだろうから、安心かな~。」
と、話しておりました。
そういう考えも広まってきているのです。
児童デイサービス・放課後等デイサービス。
障害のある子の学童保育という考えから、またひとつ、障害のある子の学童的な側面だけでなく、発達に心配のある子ども達の居場所のような、役割も担ってきているのかもしれません。
でも、それもまだ始まったばかりの考えです。
実際の中身というのは、まだまだ発展途上という部分も多くあると思います。
発達障害のある子ども達が中心である、児童デイサービス・放課後等デイサービス。
発達障害グレーゾーンの子たちというのは、またその小さな社会の中では、便利に使われてしまう事も・・・あるのではないでしょうか?
幼稚園の中での小さな社会でも、社会性の高い子どもたちは、あらゆる場面で、便利に使われることもあります。それが社会というものです。
落ち着きがあり、察しが良く、良好な人間関係が築ける子というのは、先生も安心して手を掛けないという一面があります。
出来る子には、そのくらいの接しが調度よいのです。
時には、少し困難を抱えている子と行事などで、ペアを組んでいる子も目にします。
社会性の高い子には、またさらに高みを目指し、ゆっくりな子・困難がある子にも合わせていく、導いていくという段階での、社会性を身につけていくという学習の機会として、WinWinの関係であるとは感じております。
社会というものは、そうして均衡を保ち、みんなで支え合っていくというものを理想としているものなのです。
児童デイサービス・放課後等デイサービスという社会の中でも、必ずその傾向はあります。
社会性という部分では、その社会の中では、発達障害グレーゾーンの子たちは安心して見ていられるという場面が多いという事もあると思います。
そういう場面があったときに、はたして、“知識や経験が豊富な先生がついてくれるのか?”と問われると・・・・我慢する場面もあるのかもしれません。
まとめ
児童デイサービス・放課後等デイサービスへの周囲の捉え方が変わってきております。
周りのお友達でも、発達障害まで至らない子、発達障害グレーゾーンの子・発達に心配のある子でも利用している子が、実際に私の周りでもいるのです。
軽度の知的障害や、軽度のADHD、軽度の自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群という、発達障害の傾向を抱えている子ども達が、親以外の大人と関わる場所ができ、親以外の大人の意見を取り入れることができる居場所を確保することができるようになってきております。
先日、hidakaを連れて、幼稚園の後に公園に行きました。
ちょうど、近所の小学校が下校の時間を迎え、しばらくすると、ぞくぞくと小学生の子ども達が集まってきました。
よく子ども達を見ていると・・・同じ幼稚園だったり、同じクラスだったり、同学年同士、4~5人のグループになり、遊んでいるようでした。
hidakaは、お友達と約束をしていた訳ではなかったので、ひとりポツンと、自転車をしたり、私となわとびしたり、親子で遊び、その日は公園遊びを終えました。
異年齢の子が関わる場というのが難しい現代。
親子で遊びに行くと、親子でしか遊べない。
同年齢の子たちで遊ぶ輪の中には、決して入る事はできません。
この場では、社会性が育たないのです。
・・・・私の小さい頃を思い浮かべました。
姉が居たというのも、あるとは思うのですが、近所の子ども達というのは、繋がっていて、公園に行けば、誰か彼か知っている子がいて、近所のお姉ちゃんやその兄弟、姉のお友達など、いつも誰かと遊んでもらっていました。
ありとあらゆる鬼ごっこや、砂場で大掛かりな川づくり、大縄とびなど、集団の中に身を置き、遊ぶ機会が多くありました。
今の子ども達の環境はひと昔前とは、全く違うんですよね。
遊びのルールを教えていくことが、親子ふたりでは難しい。
社会のルールを感じとらせることも、親という子どもに合わせる存在では教えられないのです。
近所の大人との関係も難しいです。
おばあちゃんやおじいさんという、自分の知っている大人に声を掛けられると、警戒しませんが、知らないおじさんや宗教がらみや保険の勧誘という目的で声を掛けてくる大人もおります。
子どもを守るべくの親は、知らない大人にはピリピリします。
親以外の大人との関わりも、教えるのは難しい。
時間の短い幼稚園だけでは、難しい。
習い事では、技術を習得することが優先。定型の発達の子の中で、特別な支援を求めることは難しいです。
hidakaもピアノにスイミングを始めましたが、多少の社会性の関わりも考え、習い事を選んではおりますが、社会性を身につける為に、カリキュラムが組まれている訳ではもちろんありません。
先生の意図がうまくhidakaに伝わっていないという場面に直面すると、考えさせられることもあります。
hidakaに、必要な支援はなんだろうか?
常に考えております。
でも、今のところは、児童デイサービス・放課後等デイサービスというのは、あらゆる側面を考慮して、hidakaには、“受けても受けなくてもいいもの”と、結論を出しております。
hidakaには、私の支援があるからです。
hidakaには、手厚い支援ではなく、一般的な社会で、定型発達の子と関わりを重ねながら、私の支援をもとに学習していくというのが、調度よいと選択しているのです。
可能な限り、ピアノでもスイミングでも、社会的な事も学べるようにという意図で通っております。
同年齢の子との関わりの場の提供も、可能な限り行っております。
特性による伝わりにくさも、母である私が気づき、いつだってフォローしてあげることができるのです。
公園でも、さまざまなお友達と遊びの機会を持てるように、hidaka中心に予定を組んでおります。
でも、もしこのような環境を提供できないのであれば、やはり児童デイサービス・放課後等デイサービスを利用することは、選択肢のひとつとして、とてもいいものだと最近は感じるようになってきました。
偏見は薄くなってきていること、感じております。
問題児・変わった子という認識も変わってきているのではないか?と、感じております。
それぞれの子が、苦手な事を丁寧な支援で克服し、生きやすい世の中にしていくために、習い事のように社会性を学ぶ場としての認識も広がってきているのです。
国の補助が出て、手厚いサービスを、安価な値段で提供してもらえる。
そのサービスを利用し、兄弟のケア、母親の気持ちの余裕、当事者の心の安定と社会への適応が手に入るのならば、児童デイサービス・放課後等デイサービスを、とてもいいものにしていける可能性があるサービスなのではないか?と、私の考えも変わってきております。
もちろん。
よく施設の雰囲気を感じ。
我が子の必要としている支援も感じ。
利用されるのではなく、利用するという考えのもとで。
(→「何の障害があるんだろう?」言葉の遅れにより療育センターを勧められ通う中で陥る負のスパイラル 療育センターの役割とは?)
発達障害の診断が出ていない、発達障害グレーゾーンの子・発達に心配のある子をお持ちのお父さん・お母さん。
もしも、児童デイサービス・放課後等デイサービスを通わせること、迷われている方の参考になれば、幸いです。
児童デイサービス・放課後等デイサービス。
発達障害グレーゾーンの子・発達に心配を抱えている子への周囲の理解。
もっともっと広がっていくことを願っております。
お読みいただきありがとうございます。
「家庭では何をすればいいの?」と、悩んだ時期、ありました。
発達に心配を抱えていたhidaka。
3歳~6歳を迎えるまで、hidakaの発達は劇的に伸びました。
それは、もちろん本人の発達が伸びる時期を迎えたという一面もあるのですが、今のhidakaがあるのは、私との関わりも多く影響があったと感じております。
(→発達に心配のある子にいったい家庭では何をしてあげればいいの?「親子で一緒」が大切なんです!幼児ポピーを利用したレビュー)
参考に。
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