ご訪問いただきありがとうございます。 ここ1週間ほどhidakaを連れて慌ててトイレに行くことが続いております […]
ご訪問いただきありがとうございます。
ここ1週間ほどhidakaを連れて慌ててトイレに行くことが続いております。
「ママ!!うんち・・・」と仁王立ちに立って神妙な顔で言うのです。
そしてトイレに向かう時歩き方が・・・へんです。もじもじロボット歩きでお尻をおさえております。
ん??出ちゃったのかい?どうなんだい?えー・・・聞こうか。いや聞いても変わらないか。とりあえずトイレに行ってからコメントしよう・・・出てないかもしれないし・・・
そしてトイレにつきいそいそパンツを脱いでおります。そうすると・・・コロン。すみません。転がりました。
私「そうかー。。。うんち トイレでしてね。」
hidaka「うん。。。」
でも理由はわかっているのです。
hidakaは“過集中”持っております。
“過集中”がひどい!アスペルガー症候群にみられる特徴“過集中” グレーゾーンの子の“過集中”をコントロールする7つの方法
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過集中とは?
自分の好きなことや関心のあることに没頭し集中しすぎてしまう状態の事。
すさまじい集中力を発揮できるのですが、過集中というのは過度に集中している状態なので、没頭しているその事柄以外のことはまったく気にしなくなってしまうのです。普通の感覚だと、いくら集中していても食事や排せつといった基本的な生活の部分を忘れることはありません。でも、過集中は日常生活に支障が出るレベルの集中になってしまうのです。過集中が続くと、その後反動のような形で虚脱状態という、何に対しても集中できず、やる気も起きないという状態になることが多いようです。
“過集中”コントロール方法10
1.時計を教える
「時間を制する者は人生を制する」。人間だれしも平等に過ぎ去っていく時間。時間を制するには時計の理解が必要不可欠です。
“過集中”はその度合いにもよりますが、コントロールさえできれば特技にもなります。特技にするためには時を制さなければなりません。
hidakaの場合は時計に関心があり、3歳の時点で○時○時半と短い針と30分の刻みはなんとなく理解していたと記憶しております。視覚優位の特性を生かし、時計の絵と○時○時半というのを図で示し、スケジュールを文字で書くことによって教えました。数字好きとスケジュール好きが功を奏して時計の理解を早めたようです。
2.スケジュール管理を習慣にする
自由に気の赴くままに過ごしてしまうと“過集中”の状態に陥りやすいです。
今は親がいるので、一日中放っておかれるということはないでしょう。でも今のうちから自分でスケジュール管理する習慣をつけさせないと、自立してから“過集中”をコントロールできないと、約束が守れなかったり、仕事に遅れてしまったり、信頼を裏切り大変なことになります。今日は何をする予定なのか。どんな順番でこなしていくのか。何時までにやらなければいけないのか。朝の段階でお話したり、途中で確認し合ったり、意識して一緒に過ごしていくといい練習になります。
3.幼児のうちは親が“過集中”をコントロールする
“過集中”になりやすい子は早い段階で親が気がつくと思います。
この子は夢中になると他が見えなくなるタイプだなぁ。呼んでも聞こえないのかな?耳の聞こえが悪いかもしれない。心配に思った時期があると思います。
子どもが“過集中”になりやすい場合は、親がその“過集中”をコントロールしてあげます。
夢中になってもいいんです。成長とともにその集中をコントロールできるようになるかもしれないので過敏に気を散らせる必要はないのですが、時間になれば予告をして切り替えるきっかけを作ってあげるようにします。
4.デジタルのゲームやTVへの“過集中”は制限する
ゲームやTVなどデジタルのものへの過集中は気をつけてください。過集中の症状がない子どもや大人でも依存度が高いデジタルの遊びや媒体は、“過集中”の傾向が強い子には本当に取り返しのつかないところまで中毒になってしまう可能性があるからです。
強い“過集中”の後に身体のオーバーワークによって来る“虚脱状態”。ゲームやTVなどのデジタルのもの以外には何に対しても集中できず、やる気も起きないという状態になってしまったら・・・引きこもりのような状態になってしまってもおかしくありません。
5.学習への“過集中”は見守る
この“過集中”。アスペルガー症候群の子の特徴としてあげられることが多々あります。
アスペルガー症候群の子というのは学業の成績がいいというパターンが結構あるようです。そしてその専門的な知識を生かし、障害を抱えつつもお仕事で活躍している方もいます。知識や学歴というのは邪魔にはならないのです。
“過集中”を抱えて生きる事は周りの理解も必要になってきます。その為には武器はいくつ持っていても足りないくらいです。
学習への“過集中”は見守りながら応援しましょう。
もちろん外で身体を使って遊んだり、食事をしたり、時には「そろそろトイレ行かないの?」と日常の世界への気付きをさせることは必要ですが、程良く学習への集中は奨励しましょう。
6.ストレスを身体を動かす遊びで解消させる
“過集中”とストレスは関係が深いようです。
調べてみると“過集中”を抱える方は、ストレスが掛かり疲れているとコントロールできず“過集中”状態が起こってしまうようなのです。
hidakaも幼稚園から自宅に帰り、手洗いなどは済ませますが、そのまま机についてしまったときに“過集中”状態によく陥ります。文字を書く事に夢中になり“便意に気が付けない”というパターンです。
ストレスとは上手に付き合っていかなければいけません。
身体をよく動かし、気の合うお友達と公園で思いっきり走り回ったり、笑いあったりすることによって日々知らず知らず積まれたストレスを解消させる機会も考えていきたいと思っております。
7.アラームを利用する
“過集中の状態”はきっかけがあれば抜け出せます。
それにはアラームが効果的です。時間になったら音が鳴る状態にしておけば安心して“過集中”の状態になってもいいんです。
私たちも家事を進めたり、ママの休憩をとったり、“過集中”の時間を有効に活用することもできます。
まとめ
hidakaの“過集中”。最初に気がついたのはTVへの異常な集中です。
TVを掛けていれば全く手が掛からないのです。話しかけてくる事もなく、話しかけても反応なく、夢中になっている様子でした。
TVを見せはじめたのが1歳を過ぎたころ。もうそろそろ夕方の子ども番組をみせてみようと思ったのがきっかけでした。それから2歳半過ぎまで夕方のご飯支度の際にみせていたのですが、家事がとても進みました。
でも2歳半過ぎから、言葉の遅れが目立ち、他の子と比べるようになってはじめて、TVというのは“おもり”代わりにはならないということを知りました。
TVでおもりができてしまうhidakaは他の定型の発達の子にはない何かがあるのではと感じたのです。
hidakaの“過集中”は本来のアスペルガー症候群の方が悩む“過集中”よりは弱いものだと感じます。
排せつに失敗した時点で気がつくのです。TVへの集中も話しかければ切れるようになり“過集中”の度合いも成長とともに変化してきております。
でもやっぱりこの“過集中”の色が濃くなっていき、日常生活に支障をきたすレベルになると生きにくく障害になってしまうんだと思います。
アスペルガー症候群の傾向がある発達障害グレーゾーンの子にも度合いは別として“過集中”やその後の“虚脱症状”がある子もいるのです。
親が気がつき早目にコントロールする術を考え対処してあげることによって、今後が変わってくる子もいるのではないかと思っております。参考にしていただければと思います。
hidakaの“過集中”もまた変化を迎えているようです。私の対処ももう一度丁寧に考え直そうと思っております。
お読みいただきありがとうございました。
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