言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳8カ月 遊び

hidaka 3歳|2016/12/08 posted.
Pocket

ご訪問いただきありがとうございます。

 

今日は子ども部屋を片付けておりました。

模様替えが私は大好きで、季節ごとに、家具の配置を変えたり、古くなったものを新しくしたり、足りないものを買い足したり、部屋に新しい風を吹かせる事を、意識してやっております。

でも、hidakaが赤ちゃんの頃に使っていたおもちゃは、何だか捨てられずに・・・今日もそっとおもちゃ箱に戻しました。

もう一度、同じ子育てができるか・・・。

hidakaのサポートをしながら、自分をケアしながら、もう一度、赤ちゃんを迎え入れる自信なんてないのに、まだ心の整理がつかず、赤ちゃんのおもちゃを、おもちゃ箱に入れたままです。

hidakaが、小学校へ上がったら、大きくおもちゃの整理をしなければいけないなぁ・・・と、今日は家具の配置を変え、クタクタになったおもちゃや工作類のみ、さよならしました。

発達障害グレーゾーンという言葉を知ることにより、周囲とは共感しかねる我が子の子育てに、納得がいき、向き合い、共に成長し合えた事、夫と協力し合えた事、よかったと思っているのです。

でも、どこか発達障害グレーゾーンという言葉を知ったことにより、私の子育ては楽しいものではなく、闘うものになってしまったのです。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳8カ月 遊び

 

3歳8カ月のhidakaは、まだまだ自分のやりたい遊び中心で、決まったパターンの遊びを繰り返す傾向にありました。

スポンサーリンク

▼ぬりえ

水で塗るぬりえにハマりました。それをきっかけに、境界線で色を変えるということに、気がつき、ぬりえが上手に。50色の色鉛筆を買ってあげて、パソコンで好きなキャラクターを印刷してあげると、喜んでいました。

▼遊びたいパターンがある

お友達のお家に遊びに行くと、お友達とやりとりをして遊ぶというよりも、おもちゃで遊んでおりました。

しかも、その子のお家にあるおもちゃを、よく覚えていて、行く前に、遊ぶ順番を考えているようなのです。。。

(例:ままごと→レジ→ぬりえ→人形をベビーカーに乗せてうろうろ)

一人で遊んだり、私の手を引き一緒にやろうとしたり、お友達のママにつきあってもらおうとしたり、上手に合わせてくれる大人と一緒に遊びたがる傾向が強かったです。

▼新しい遊びは慎重

アンパンマンのTVにつなぎ、画面が出て、遊ぶ知育ゲームを、お友達のお家で見せてもらいました。

TVだし、ゲームだし、とても好きそうだと思ったのですが、ルールがわからないものは、「何となくやってみてからわかるだろう。」と、「まずやってみたい!」という気持ちが勝つのが、子どもらしいと思うのですが、その方向には思考が行かないようでした。

じっと、お友達が遊ぶのを、私の傍らで見ていて、お友達が「ひだかくんもやってみなよ!」と言うと、首を横に振り、私の後ろへ隠れました。

遊び全体を把握できて、楽しそうと感じたら参加する。」というのが、基本のスタイルのようです。

児童館で、新聞をちぎって、囲いの中に入れ、プールのように作られているものが、新しく登場しておりました。

興味を示しましたが、何度も近づいては、入らないというように、怖がり、入れませんでした。

でも、お友達が楽しそうに遊んでいるのを見て、遊びの全体を把握できたのか、思い切って入っておりました。

▼遊びのやりとりのバリエーション

色とりどりの魚が、くるくるまわり、小さなつり竿で釣るゲーム。昔からある、この魚釣りのゲーム。

しばらく、ただ釣ることだけに、一生懸命だったのですが、慣れてくると、同じ色の魚を釣ると、「おなじー」と、色に注目するように。

「ママ、あか。ひだか、あか。」と指示してくるようになりました。

遊びのバリエーションが広がることもありましたが、そのパターンがしばらく定着し、長~く続くのです。大人はちょっとうんざりしてしまいました。

▼知っている子は安心

児童館へ遊びに行った時のこと。今までは、自由気ままに私を連れて、歩き回っていたのですが、次第に、自然と知っている子がいる場所で、長く遊ぶようになってきました。

一緒にやりとりして遊ぶ訳でも、「一緒にあそぼー」と声を掛ける訳ではないのですが、知っている子が傍にいると、安心するようでした。

▼家庭での遊び

パン屋さんごっこ→ミニカーでドライブ→絵本→お散歩

というように、毎日決まったパターンで遊ぶことが多かったです。

やりとりも、とにかくパターン化しているものが多く

「おいくらですか?」「○○円」「どこいく?」「○○」「おいしい?」「何パンにしますか?」「からい?」「からいー」という、決まったパターンの言葉を使い、決まったパターンで応えると、嬉しそうに、話しがどんどん進んでいきました。

パンを持ってきたときに、こちょこちょとこちょばしたり、おどかしたりすると、キャッキャととても喜びました。

▼身体の使い方

ベッドの上で急にでんぐり返しを!どこで見たのかはわからないのですが、身体の使い方は、そんなに問題がないように、感じました。

▼お友達のマネをする

模倣が極端に少なかったhidaka。3歳8カ月になり、お友達のマネをとり入れるようになりました。

そうすると、一緒に遊ぶことも楽しくなったようすで、決まったお友達と、プレ幼稚園の帰りに遊びたい!という気持ちが高まるようになりました。

▼自分の世界で遊びたい

おままごと男子になってきました。

でも、そのおままごと。女子のおままごととは違い、男の料理のように、キッチンでひとしきり、料理を作るというものでした。もちろん、ご馳走してくれるのですが、そのパターンのおままごとが楽しいらしく、やりとりをして遊ぶおままごとには、なかなか持っていけませんでした。

レンジや冷蔵庫、フライパンにフライ返しを使いこなし、きれいにバランスよく盛り付けなど、精度は高いのですが、誰かが入ってくると、嫌そうにしておりました。

大人が一緒だと、自分が思い描いているように、反応してくれるので、楽しい様子。どんどん、料理を作ってくれます。

▼しゃべりながら遊ぶ

何気なく一緒に遊んでいると、何かいつもと違う感じがしたのです。

何が違うのかな・・・と観察していると、目に入ったものの名前や、「できた!」というような、感情の言葉、「みてー!」という注目して欲しいという思い、「ママ」などの呼びかけ。なんと、しゃべりながら遊んでいたのです!

一気に子供らしくなった感じがしました。今までは、もくもくと無言で遊ぶことが多く、問いかけにもあまり、返事がない雰囲気でした。

これは、嬉しい♡

▼お友達に共感

お友達が楽しそうに遊んでいると、それを見て微笑むようになりました。

それは・・・おばあちゃんが、小さな子供をみて、微笑む感じに似ていて・・・「ん?・・・まだその境地は早いでしょー!?」と突っ込みたくなる感じでしたが、お友達の楽しそうな姿が、嬉しいと、他者に共感する気持ちと、視野の広がりを感じました。

 

まとめ

最近は、発達障害がメディアで取り上げられることが増えてきました。

先日の「金スマ」、タレントでモデルの栗原類さん・ピアニストの野田あすかさんの発達障害という障害を抱えながら、自分の才能を生かし、人々に影響を与えているお二人の苦悩の過去や、日常を紹介した番組、観ておりました。

発達障害であることを、理解されることなく、壮絶な学生時代を過ごしてしまい、深く傷ついてしまったお二人。

発達障害への理解が広がり、特別な支援をするということが、いかに大切なのかを痛感致しました。

 

でも、一方で“発達障害グレーゾーンの子”の視点からみると、この発達障害の認知の広がりは、どうなのでしょうか?

メディアでは、発達障害に焦点を当てた報道になっていて、その発達障害の特性を持っているけれど、障害まで至っていないという、グレーゾーンの子や発達に心配のある子、育てにくい子というのは、まだまだ陰に隠れています。まだ焦点は当たっていないのです。

発達障害の認知が広まれば広まるほど、その特性を持つけれども、障害まで至っていない子達への、偏見や影響はどうなるのだろう・・・と、思いを巡らせました。

いい方向での個性的であることを、良しとされず、何か“変”というように、過剰に反応されることは、本当にないのでしょうか?

発達障害へ世の関心が向く事は、発達障害を抱えていて、日常に困難を感じている方々にとって、周囲の理解が深まり、とても良いことだと思います。

でも、よくよく発達障害グレーゾーンの子や発達に心配のある子・育てにくい子にとって、どのような影響があるのかも、私たちは、「これから、よく見ていかなければならない。」と思っております。

幼稚園を選ぶ時、発達障害グレーゾーンだということから、偏見があったこと、否定できません。

私自身も、我が子が発達障害グレーゾーンだという事を知り、過剰なショックと、絶望があったことも確かなのです。

でも、その偏見は、まだまだ社会の発達障害グレーゾーンへの理解が不十分だから、起こったことなのです。

どう考えても、人と言うのは、自分が知っている方向にしか、考えを及ばすことができないのです。

 

私は、今、お友達や周囲で2人目の妊娠を聞いたり、産まれてきた赤ちゃんを見に行ったり、4人家族の幸せそうな光景をみると、「あー。いいなぁ。hidakaがお兄ちゃんになっている姿、見たいなぁ。4人家族は理想的だな。赤ちゃん、かわいいな♡兄弟っていいよなぁ。」と、心が動きます。

でも、次の瞬間には・・・悲しいことに、その思いに蓋をしてしまうのです。

それもやはり、自分の知っている方向にしか、考えを及ぼすことが、できないからなのだと思います。

 

発達障害への注目、メディアでの報道、認知の広がりによって、私たちにも、いろいろな影響があることは、確かなのです。

その中で、何か社会の問題になるようなことがあれば、その後に発達障害グレーゾーンの子や発達に心配のある子・育てにくい子が注目されるという日が来るかもしれません。

世の流れに流され、巻き込まれ、翻弄され、自分の育児を見失い、我が子に悪い影響が及ぶなんてことは、あってはいけないのです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

Pocket

スポンサーリンク


スポンサーリンク


Difficult children 人気記事