ご訪問いただきありがとうございます。 はぁー。今日も、北海道はとても寒いです。最高温度が2℃や3℃だなんて、体 […]
ご訪問いただきありがとうございます。
はぁー。今日も、北海道はとても寒いです。最高温度が2℃や3℃だなんて、体感なんて、ほとんど氷点下です。
外に出るだけでも、ちょっとした気合が必要ですし、分厚いコートを着ているのですが、それでもぶるぶる震えてしまいます。
雪が積もれば、hidakaも「お外に遊びにいこうよ!!」と、元気全開で言われる事でしょう。。。
暖かグッズを揃えて、快く「いいよ!!いこう♪」と、言えるように・・・頑張りたいです。
言葉の遅れhidaka発達記録 3歳8カ月言葉
小さな言葉のやりとりでハッとする1か月でした。
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▼要求以外の事で返事がある
hidakaが何かに夢中になっていないときに、話しかけると、返事があることが増えてきていたのですが、今度は要求以外の事でも、反応があるようになりました。
要求への反応というのは
私「○○たべたい?」→hidaka「うん。」
私「でかける?」→hidaka「うん。」
今までのぽーっと無視される感じは薄くなり、どんな問いでも、関心がこちらに向く反応。これは、かなり一緒にいて過ごしやすいです。
私「○○でしょ?」→hidaka「うん。」
私「のどいたいの?」→hidaka「いたい。」
私「○○でしょ?」→hidaka「うん。」「ううん。」首を振る。YESorNOがわかる。
確認があるときも・・・hidaka「もうさいご?」「これで、おしまい?」
私「○○できる?」→hidaka「できるよー」
そして、要求はどんどん自分から言葉にするように、なってきました。
「これ借りたい!」「これ食べたい。」「もう一回!」「これ最後!」
▼誰のものなのか?に関心がいく
助詞の“~の”をよく使い、誰のものなのかを、よく言葉にするようになりました。
「hidakaのー。」「ママの」「パパの」「ばばの」「○○ちゃんの」「○○くんの○○」
▼誰がどうなのか?に関心がいく
“今、傍にいない人がどうしているのか?”というところに、関心が行った様子。
確認したり、想像したり、予測したりして、それを私に確認したり、「そう思ったんだよ。」というのを伝えたいという気持ちが湧いてきた様子。
「パパ、しごとー」「○○ちゃんスーパー」「ばば、おうち、いる?」
▼友達との言葉を使ったやりとり
お友達との言葉を使ったやりとりは、とても消極的だったのですが、「かして!」→「いいよ!」→「ありがとう」という、もう応えが決まっているやりとりを、進んでするように。
お友達「おはよう」→hidaka「おはよう!」(以前はもじもじしたり、無視したり。)
hidaka「あっちいこう!」→お友達「いいよ」
うまくやりとりができると、嬉しそうににっこり。自信にしている様子。以前の反応が薄い頃から、よく遊んでいてくれたお友達は、私に嬉しそうに「ひだかくん、○○してくれたよー!」と、報告してくれるのでした。
▼ゆるい発音が直る
発音がゆるい言葉がいくつかありました。耳で聞こえる言葉を、そのまま音にしている様子。外国の人が日本語を聞いたまま話しているように、なんだか発音が英語風の、聞きとりにくい言葉で定着してしまっていたのです。(例:おかたづけ→いやまつけー・読んで→おーいえ)
でも、かねてより文字に強いhidaka。(→ハイパーレクシア)
文字ひとつずつは、「あ・い・う・え・お」と、きれいに発音できたので、試しに、発音がゆるい言葉を紙に書き出し、文字にして、「お・か・た・づ・け だよ。」と伝えてみると・・・!!
「おかたづけー」とキレイな発音になりました。ビックリ。
▼掛け声
不思議なほど、自然に出てしまう、掛け声がなかったhidaka。ここへきて、掛け声がうまれました。
「よいしょ!よいしょ!」「よーし!」
子供らしく、生き生きしてきました。
▼話しを聞く
寝る前に、電気を消し、眠りにつくまで、ゆったり1日のことを振り返ったり、楽しかった事、「こうできたらよかったね。」など、私が話す時間を設け始めてみました。
最初は、一方的に話してる感、満載でしたが、たまーに、「たのしかったー」や「またいこうね」と、反応があるようになってきました。そうしているうちに1か月も経たない間に、話しをゆっくり、何となく目をうっすら開けて、たまに相槌があったり、聞いてくれるように。明日の話しをしてみると、次の日の朝、覚えていることもありました。
▼「共感したい!!」が定着
とにかく、「みてみて!」「ママ○○!」と共感を求めてくる事が定着しました。
定型の発達の子ならば、1歳半も過ぎれば、「みてみてブーム」でしょうか?hidakaは、やはり、3歳で受けた新版K式発達検査の結果通り、3歳にして、言語・社会性の発達が1歳半の発達だったようです。(→言葉の遅れ hidaka発達記録 5歳 新版K式発達検査の結果)
▼「あぶないよー!」
この頃、自分がよく言われる事が多かった、「あぶないよー!」流行りました。
歩道をてくてく歩いているときに、車がきたとき。小さい子がひとりで歩いているときなんかも、「あぶないよ!」と声を掛ける事も。“あぶない”と思われる状況と、言葉が一致していたので、また少し、色々な事の認識が広がり、自分から何かを発信する自信がついてきたと、感じました。
▼喃語や宇宙語がなくなってきた!?
以前より、目立っていた喃語や宇宙語で話す事が、気がついたら、なくなっていました。
たまーに、ゆるい言葉をごにょごにょ言ったりは、ありましたが、それは、日本語がくだけたものであって、全くの外国語のような言葉を使い話す事がなくなっていたのです。
これは・・・・夫とふたりで、「ひだか、日本人になったんだね。」や「地球の生活に馴染んだね。」と、笑い合うのでした。
▼文章の練習
「~が」「~に」「~を」「~は」「そして~した」という助詞を使い、何やら練習をしているの?というような、文章で話す事が多くなりました。
「また~」という逆説の接続詞も、気にいり、多用するように。
独り言のように言ったり、私に話している風だったり。
まだまだ練習中というような感じで、不自然感がありましたが、練習しながら、だんだん上手になっていったり?していました。
▼「かっこいい」がいい
hidakaは3歳を迎えておりましたが、その様子は幼く、まだまだ「かわいい」という表現がぴったりでした。
でも、何やら「かわいいねー♡」というと、不服そうなのです。
そうして、しばらくすると、「かわいいね。」と言うと、「かっこいい?」と聞いてくるように。
「はー。かっこいいがいいんだ!」と、新鮮な気分に。
どこか、中性的な雰囲気をかもしだしていたhidakaも、バリっと男の子に目覚めたのでした。
▼「すごい!」がいい
自信がついてきたhidaka。男の子として目覚めたからでしょうか。
「すごい!」という評価を気にするように。
何かできるようになったことがあると、「すごい?」と聞いてきたりするようになりました。
▼他者を認める
お友達が作ったものを、「じょうずー」や「すごいねー」と褒め、認めることができるように。
これは、すごい成長ではないか!!と、嬉しく思いました。
▼言葉の習得がスムーズに
これまでの言葉の習得は、何度も何度も、私が教えて教えて、繰り返して、hidakaの中で煮詰めて、hidakaがようやくポンと発して、少しづつ少しづつ自分の言葉にしていくという感じでしたが、新しい言葉を「○○って言うんだよ。」というように教えると、すぐ、「○○」と反復するように。
そうして、新しい言葉が定着する速度が早まっていきました。
▼自分を客観視する
私が「○○なんでしょ?」と聞くと、「うん!ひだか、うん!」というように、「ぼく、うんって言えてるよ!」というようなニュアンスで嬉しそうにしたりしました。
問いかけに、無視していた期間は、無視したかったわけではなく、hidakaも“応えたい”という気持ちがあったかもしれないなぁ・・・。と思いを馳せたりしました。
でも、“なんて応えたらいいのか”わからなくて、本当は困っていたのかな?と、感じ、そのお互いに気持ちの良いコミュニケーションがとれるようになったことを、嬉しく思うのでした。
▼否定のバリエーションが増える
以前は、首をふるか、「だめのー!!」と一点張りでしたが、「~しない。」や「~いらない。」と、状況に合わせた、否定の言葉を使えるようになりました。
おー。自然な感じ。否定されても、その大人な受け答えで、嫌な感じがしません。
▼ひらがな・カタカナ完全マスター
ひらがなとカタカナを、特に特別教えていないのに、完全マスターしたらしく、絵本などから読み取り、急にフレーズを口に出したりして、驚きました。
「この文字知ってるの!?」というのは、今も続いていて、教えていない漢字が読めたりします。
(→ハイパーレクシア!熱心に教えたわけではないのにいつのまにか読めるようになっていた文字や数字 それは症状なのでしょうか?)
まとめ
3歳8カ月、hidakaは大きく成長してきておりました。
私の日々の取り組みや、療育のおかげなのでしょうか?
本人の発達がちょうどわかりやすく伸びを感じる時期に突入しただけなのでしょうか?
・・・・
それは、もしかすると、“本人の発達が伸びを感じる時期に突入した。”という方が、大きかったのかもしれません。
でも、この頃は、本当に私は、hidakaの事をよくみておりました。
何が新しくできるようになったのか、どういう関わりがhidakaにとって効果的なのか、能力を発揮できる環境はどういうものなのか。どういう風に接してあげれば、hidakaは生きやすいのか。
本当によく見て、よく感じて、よく手を掛け、丁寧に丁寧に接していたのです。
それが、本人の発達を伸ばした、ひとつの要因になっている事に、間違いはないと思います。
“発音がゆるかった言葉を、文字にしてあげる。”というのは、どんな育児書にも書いていない、どんなベテランの臨床心理士さんも教えてくれない、子どもを何人も育てたお母さんも知らない、私が見つけた、hidakaの育て方です。
彼の得意で苦手をカバーした瞬間だったのです。
発達障害グレーゾーンの子・育てにくい子・発達に心配のある子というのは、みんなそれぞれの偏った特性で、様々な困難を抱えております。
それを一括りに、「こうしたらいいですよ。」という、マニュアルのような対処法はないのです。
それを、ひとつひとつ見つけ、完全マスターできるのは、あなたしかいないのです。
その育児を“大変だと辛く思うか”、“私にしかできないと楽しむか”、それも、あなた次第なのかもしれません。
その子に合った対処法を見つけて、上手くいった時。いいようのない達成感があります。
「わたしって、すごい!」と、自分を称えることがあっても、いいのではないかな?と思ったりしております。
お読みいただきありがとうございます。
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