爪噛みの癖「何もかも思い通りにならない!もうやめてしまいたい・・・」発達障害グレーゾーン 親子の絆が何よりも大切なんです!いい関係を築く6の方法

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昨日「最近、爪切りしていないなぁ・・・爪を噛んだり、むしったりしているのは、見なくなったけどなぁ・・・」と、ふとhidakaの爪をみると、思っていたよりもずっと、“爪噛み”や“爪むしり”により深爪していて、ボロボロになってしまっているではありませんか・・・!!

私の目の前では、見られなくなった“爪噛み”“爪むしり”・・・

私の手の及ばないところの、“爪噛み”“爪むしり”に、目には見えない暗い闇を感じるのでした。。。

これは・・・思ったよりも根は深いようです。

 

“爪噛み”や“爪むしり”は、よく親の愛情を充分に感じられていない時に、出てしまう癖のようです。

 

そうですか。親の愛情が足りないのですか・・・。それは、気を付けなくてはいけませんね。

・・・と・・・???どうしても、我が胸に聞いてみても、「あぁ。あれか・・・」と、思い当たることが、見当たらないのです。

というのも、私たち夫婦は、hidakaひとりを、私は専業主婦で育てております。

私たち夫婦は、毎日hidaka中心に過ごしております。

このように愛情不足という現象が起こると、正直内心・・・

「これ以上どれだけ、この子中心に生きればいいんだろう・・・」

愛を伝えれば伝えるほど、「もっともっと」というように、底なしの沼にはまってしまったような錯覚さえ、覚えてしまいます。

・・・私はこんな時「何とも思い通りにならないものだなぁ・・・はぁ・・・」と、思ってしまうのでした。

 

 

今はもう、次の瞬間には「さぁどうしていこうか!」と、気持ちを切り替えることも上手くなってきましたが、hidakaの発達と向き合い、奮闘し始めていた時期は、「何もかも思い通りにならない!もうやめてしまいたい・・・」と、自分の中の小さな子どもの気持ちが、ピーピーと泣き、弱音を吐くことも、もちろん何度もありました。

母としても、まだまだ未熟な時に、難しい子育てを目の前にして、気持ちがひるんでしまうのです。

それだけ、発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子の子育ては、思い通りにならないことの方が多いんですよね。

そして、「親子の関係を、深い絆で結べた!!」と思い、安心して油断して接していると、また小さなサインで、愛情が不足していることに、気がつくことになるのです。

 

“思い通りにならない育児”・・・続いております。

育てにくい子であることは、この先もずっと変わらないのです。

 

爪噛みの癖「何もかも思い通りにならない!もうやめてしまいたい・・・」発達障害グレーゾーン 親子の絆が何よりも大切なんです!いい関係を築く6の方法

 

発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子は、その特性により、注意されることが多かったり、親への愛着が薄かったり、甘え下手であったり、そのまま何の工夫もなく、育ててもらったように育てていくと、気がついたら、定型の発達の子の親と子の関係よりも、ずっと距離があるものになってしまうことがあります。

その距離のまま、発達障害グレーゾーンの子・発達に心配のある子を、「思うように育てたい!」と思っても、本当になかなかうまくいかないのです。

思い通りにならなく、育児に行き詰まり、「もうやめてしまいたい・・・」と、思ってしまう日がくるかもしれません。

「もうやめたい・・・」なんて思う瞬間があってもいいと思うのです。

我が子から一瞬目をそらし、自分の置かれている状況を悲観し、その気持ちを受け入れることも、難しい育児の中では、必要なこともあります。

でも、次の瞬間には、「よし。どうしていこうか。」と、気持ちを立て直し、愛しい我が子と、向き合っていく必要があります。

何の期待もなく、淡々と過ごすのは、楽なのですが、その形を定着させてしまうのは・・・

悲しい結果しか生まれません。

我が子と向き合い、関係を築き直すように、気持ちを切り替えるのです。

「思い通りにしたい!そして、幸せへの道を切り開いていって欲しい。」と切望するほど、我が子が大切なんですから。

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親子の絆を築き上げる!いい関係を築く6の方法

1.スキンシップ遊び

「遊ぼう!」と誘っても、反応が鈍かったり、乗ってこなかったりすると・・・「遊びたくないのかな・・・」と、じゃあ好きなことしている時間の方が、この子にとってはいいのかもしれない・・・と、別々の時間を過ごしてしまったりすること、あるのではないでしょうか?

反応が鈍かろうが、のりのりじゃなくてもいいんです。

ママが自分から楽しんで、“しつこく何度も働きかける”というのが、絆を築いていくうえでは、必要な働きかけになります。

共に楽しむのです。

共感しあうことが大切です。

その為には、まずはママが率先して楽しみます。

hidakaの場合は、昔から自分の世界で遊ぶことが好きで、自分が思いついた遊びを、好む傾向にありました。

保守的で、同じパターンの遊びを繰り返し、楽しそうに何度も何度もやるのです。

自分が思ったような展開になることで、安心して楽しむ傾向にありました。

3歳になり、hidakaの発達に偏りがあることを知った私は、とにかく働きかけました。

反応が鈍くても、興味がなさそうでもいいんです。

3歳の子ですが、もっと小さな1歳の子と遊ぶかのように、布団でゴロゴロしたり、ぎゅっと抱きしめたり、追いかけてこちょこちょしたり、壁の陰から顔をのぞかせたり引っこめたり、ギッタンバッコンやひこうきぶーん、たかいたかいのように定番のふれあい遊びも、パパにパワフルにやってもらったりしました。

とにかく、hidakaを笑わせることが毎日の目標でした。

笑う子どもはとっても可愛いです。

その笑顔に、私たちも笑い、温かい気持ちが湧き、「もっと楽しませてあげたいなぁ。もっと笑わせたいなぁ。」と感じるのです。

そうしていると、hidakaは私が楽しそうにやっていることに、興味を持つようになりました。

はじめは嫌がることでも私が先に楽しめば興味を持ち、挑戦することも多くなっていきました。

2.褒める機会を大切にする

思い通りに行動したときだけほめるのでは、子どもとの関係をいいものにしたいとき、足りないのではないかと思います。

▼褒めるタイミング

①がんばっている過程を褒める

②当たり前にできていることもたまに褒める

③できたことを褒める

④存在自体を褒める

①は「がんばっているね。」「あともう少し」「挑戦してえらいね。」「その調子!」など、継続して続けられるように応援するイメージで。

②どんどん成長していくと、当たり前にできていくことも増えてきます。そんな当たり前になっていることも、たまに褒めてあげると、いつも見ていてくれているという感覚が、今後のいい行動の定着に繋がっていきます。

③できた行動はどんどん定着させ、「お兄ちゃん、お姉ちゃんになってきたね!」と称え、継続して挑戦していく意欲を育てます

存在自体を認めてあげることが第一!どんどんその子のそのままをほめてあげましょう!「大好き♡」「ありがとう」「かわいい」「一緒にいると楽しいね」子どもはいつも、親に認めてほしいのです。いつもいつも頑張っているときだけ、ほめられる状況なんて息が詰まります。言葉にはパワーがあるんです。言わなくても伝わるなんて、もったいないです。自分が言われて嬉しいことは、子どもだってやっぱり嬉しいのです。

3.常に成功体験を重ねる

目標は小さく分け、その子の能力をみてその子に合わせたもので設定します。

定型の発達の子だったら、叱咤激励することによって大きく成長することもあるのかもしれません。

でも発達障害グレーゾーンの子発達に心配がある子の場合、叱咤激励することにより委縮してしまうという場面の方が多いのではないかと思ったりします。

そして、目標をその子の能力や発達よりも、高く設定してしまうことによって、期待はずれなパターンになることが重なれば・・・「やっぱりダメね。」と、あきらめのような気持ちが生まれてしまう事も残念です。

そうした親の反応で自己否定の気持ちが残ると何事も挑戦する意欲が育ちにくいです。

hidakaは、3歳のときに社会性の遅れが目立ちました。新版K式検査の結果では、1歳半だったのです。

プレ幼稚園の始まりの日に、みんながホールに集まっている中、ひとりホールから脱出して、マイペースに過ごしたりしてしまう状況でした。

わたしは、次の時はまずホールに留まる事を目標にして、それが出来るようになったら次、それができるようになったら次というように少しずつ小さなステップで、hidakaに合わせた目標をたてて参加していました。

終わった後は「がんばったね。」や「○○できるようになったね。」というように、成功体験で終わるようにしていました。

その結果、hidakaはプレ幼稚園が大好き!毎回行くのを楽しみにしていたし、私も他の子と比べることなく、hidakaの成長に目が行くように。

そして、半年も経てば、普通に参加して楽しむことができるようになっていたのです。

hidakaのこの様子は、初めの日には全く想像できませんでした。

4.できないことは手助けを

苦手なこともあります。何度やっても上手くできないこともあります。

そんな時、無理に何度もやらせると、失敗ばかりで落ち込んで嫌になってしまいます。

親もそんな子どもを見ていると「やっぱり心配のある子なんだ・・・」と落ち込んだり、「あの子は上手くできているのに・・・」と他の子と比べてしまうきっかけにもなってしまいます。

上手くできないことは、親が手助けしていいのです。

上手に助けてあげることで、どうすれば上手くいくのかを身体で感じることができ、学習できます。

手助けの方法は

動作の補助

指差しや言葉によるもの

の2種類です。

動作の補助は、子どもの背後にまわり優しく導きます。踊りが苦手な子だったら、背後にまわり手をとり、一緒に踊るイメージです。

指差しや言葉は、補助的に使います。

例えば「今日はどこに行っていたの?」という質問に応えられない時に・・・「こう・・・」と、場所の最初の数文字を音で示し、「こうえん」と引き出したり、次の行動がわからず困っているときに、その場所を指差ししたりします。

5.主導権を持つ

子どもの発達に合わせ、主張を引き出したり、主張を尊重したり、気持ちに寄り添ったり、波風立てずにいかに過ごすか、ということを常に考えていると、いつのまにか言いなりになってしまっている・・・という状況に、陥ってしまう事があったりします。

大きな抵抗にあった時、どうするべきなのかと、迷う事もあるかもしれません。

でも、主導権は私たちなんです。

ときには厳しく毅然とした態度で指示に従わせることも必要です。

暴力や怒鳴ることでの服従、というものではありません。

よきリーダーになるのです。

抵抗にあった時、気持ちには寄り添いますが、やるべきことはやる。それを導き助けるのです。

その部分に関してはぶれてはいけないのです。

何でもかんでも主導権を持つというものではなく、遊びの時は、社会のルールを守ることや、身の危険がない程度に、主導権を子どもに持たせるようにして、バランスをとるといいのではないかと思います。

6.何度も何度も繰り返し根気よくつきあう

楽しみながら、無理なく反覆することによって、記憶や行動を定着させていきます。

定型の発達の子は、物事を少しずつ理解し、段階的に習得していく場面が多いようです。

なのでその習得の過程がわかりやすく、教えやすいと感じるようですが、発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子は、できないことは、何度も何度も繰り返し、ある日急に出来るようになっていた!と感じるような身につけ方が多い気がします。

この根気よくつきあうということができるのも、一番一緒にいる親なんです。

いい関係を築いていくには必要不可欠です。

まとめ

愛されている子は、愛することができます。

可愛がられている子は、可愛いです。

大切にされている子は、人や物を大切にすることができます。

絶対の味方がいる子は、強いのです

発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子にとって、世の中はもしかすると、生きにくいものなのかもしれません。

でも、「絶対の味方がいる!」という自信は、その荒波にも立ち向かっていくことができる、強さとして、現れるではないでしょうか。

親子の絆が何よりも大切なんです!

まずは、それがスタートラインです。

可能性は無限大です。あきらめてしまうには、とてももったいないのです。

手が掛かり、繊細で、ちょっと水をあげないと枯れかけ、ちょっと陽が足りないと、ひょろひょろに弱り、目を離すこともできず、大切に大切に愛情をかけないと、花を咲かせることがないかもしれません。

それでも、今目の前で元気に育っているんです。

水を充分にあげましょう。

陽が当たる場所に連れていきましょう。

目を離さず大切に大切に愛情を注ぎましょう。

そうすれば、もしかすると見たこともないような、綺麗な花を咲かせるかもしれません。

 

hidakaの花・・・

いつか見ることができるでしょうか・・・。パパと一緒に、その花を愛で、お互いの労を称え合うことができるでしょうか?

大変な思いをするかもしれません。

でも、できれば楽しんで、育てていこうと思っているのです。

 

「よし。またがんばろうか!」と思い、hidakaの“爪噛み”“爪むしり”のサインを受け取るのでした。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

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