必見!ソーシャルスキルトレーニングプラン3歳編 社会性の発達を劇的に伸ばす8つの秘訣

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ご訪問いただきありがとうございます。

 

幼稚園にhidakaを迎えに行くと、hidakaは無邪気に飛びついてきます。

身体も大きく、なかなかのパワーで飛びつかれ、私は衝撃で2~3歩後ろによろめきながら、そのパワーを全身で受け止めます。

「さぁ。帰ろうか!」と、幼稚園の横の歩道を少し進むと、幼稚園のバスが帰ってきました。

プシューとバスが停まり、バスのドアからタタタっと先生が降りてきました。

hidakaは「せんせい誰かな~?」と振り返り、「○○せんせいだ!」と、顔を華やがせました。

hidakaを年少と年中と受け持ってくれた、大恩人の元担任のせんせいでした。

 

せんせいは離れて振り返るhidakaに気が付いていなく、hidakaは興奮した様子で少しかけより、ぴたっと立ち止まりました。

私もhidakaの近くに寄って行き、「呼んで手を振ってみたら?」と、立ち止まったhidakaに提案すると・・・・

hidakaは静かに言いました。

 

「今ほかのお母さんと話しているから。」

と。

 

そして、くるりと家路への道に振り返り、颯爽と先を歩き出しました。

 

この3年で、hidakaの社会性は劇的に伸びました。

せんせいは、バスから降り、その場に居た“ほかのお母さん”と、お話を始めていたのです。

「ずいぶん周りを見渡せるようになったんだな・・・。」と、その成長に驚きました。

 

3年前、あんなに苦労したhidakaの社会性の発達。

6歳を迎えた今では、私は周囲のお母さんが我が子を応援する気持ちと、大差なく、hidakaを見守っております。

 

hidaka3歳。

新版K式発達検査により、言語・社会性の発達は、1歳半。

hidaka5歳。

新版K式発達検査の言語社会性の発達、4歳2カ月。

(→言葉の遅れ hidaka発達記録 5歳 新版K式発達検査の結果

 

さて、私とhidakaの物語です。

3歳から6歳に向けて、社会性の発達に大きな遅れのあった我が子に、どのようなことを心掛け、どのように接していたのでしょうか?

そのソーシャルスキルトレーニングプランは?

ご紹介します。

 

必見!ソーシャルスキルトレーニングプラン3歳編 社会性の発達を劇的に伸ばす8つの秘訣

 

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1.ママの強い覚悟が必要

hidaka3歳。hidakaの社会性の発達が1歳半だと知った私。

あることを覚悟しました。

「私はどう思われても構わない。」

なぜ、このような覚悟が必要だったのでしょうか?

それは・・・・

あらゆる場面で、「あのお母さんは“ああ”だから、子どもは“ああ”なってしまっているんだ。」という、周囲の冷たい目の存在。私は知っておりました。

昔からある「子どもの“ふるまい”は、家庭の環境、つまり母親の“しつけ”次第である。」という考え方。

現代の世の中にだって、根強く存在しているのです。

確かに与えられた環境で、その子の育ちに、影響を与えることはたくさんあります。

でも、周囲の冷たい目にさらされることを怖れ、社会性の発達が未熟な我が子と、家に籠っている訳にはいかないのです。

そして、周囲の冷たい目を気にして、中身が1歳半の子に、3歳の子の行動を、厳しく要求していくことが、我が子にとって本当にいいのか?と考えると、とてもじゃないけれど、それがベストとは思えられませんでした。

周囲の3歳の子が、社会性を身につける段階に入ってる中、hidakaはまだまだ自我が芽生え、好奇心の真っ最中の段階にいたのです。

児童館で、お片づけの時間になり、1歳半の子はどのようにしていますか?

てきぱきと片付けを始めるでしょうか?

1歳半の子は、お母さんの「片付けの時間だよ。」という言葉を聞き流し、自分の興味関心の欲求を満たしたいと、粘り強く遊ぼうとする時期である子が多いと思います。

1歳半の子を持つお母さんは、どのように接しているでしょうか?

厳しく「片付けをしなさい!」と、叱るのが正解でしょうか?

そうではないのです。

社会性を育むためには、子どもの欲求を「まだ遊びたいね。でもお片づけの時間だね。」と、受け入れつつ、あるべき行動を教えるという段階なのです。

そして、自分から片付けに取りかかることが目標ではなく、促され気持ちを切り替えていくという練習を、徐々に進めていくことが、この時期の働きかけとしては、子どもにとって“いい関わり”になっていくことと思います。

そうして、気持ちを受け入れてもらいながら、切り替え“遊びを止めることができたら”

「がんばったね。」

◎なんです。

さて、定型の発達の3歳の子を持つお母さんは、どうしているでしょうか?

気持ちの切り替えは、もう年相応のものとして当たり前になってくる年頃です。

自然と求められる行動も、もう一歩先をいくものになります。

なので、片付けの時間に、だらだらと遊びを続けようとしている我が子には、厳しく「お片づけの時間でしょ?」と、“片付けをする”という、あるべき姿を強く要求するのが、よくあるママの姿でしょうか。

それでも怠けのような気持ちで、片付けをしない我が子には、「片付けしないなら、もう遊べないよ!」「もう遊びに来ないからね。」と、強くあるべき姿を身につける為に、導いているお母さんを多く目にします。

・・・・3歳のhidakaには、どうしてあげるのが一番よいのでしょうか?

年相応のことを求め、できるまで強く導き続けることがよいのでしょうか?

私は、hidakaと日々関わる中で、ふつふつと感じておりました。

hidakaは身体の発達は3歳だけれども、中身は1歳半のまだまだ赤ちゃんと言えるくらい幼いということを。

周囲の3歳の子と同じことを要求するというのは・・・・

私は「hidakaには・・・まだ早いな・・・。」と痛感しました。

小さな階段を登っていかなければ、“ゆるがない社会性”は身につけることができないのです。

私は、3歳のhidakaに、周囲の目は気にせず、1歳半の子のように一生懸命気持ちを受け入れつつ、“あるべき姿”を示し続けていました。

決して、「○○しないと、○○だからね!」という、子どもを恐怖によって思い通りにするという、脅しをかけることはありません。

決して、無理に彼の発達を無視したことを求めないように、がんばってがんばって心掛けておりました。

1歳半の子を持つお母さんと同じように、hidakaの後をついて回り、一緒に遊んだり、手助けしたり、見守ったり、促したり、片付けの時間には、促しながらも、hidakaの気持ちを受け入れ、決して無理に“あるべき姿”を要求したりすることなく、1歳半の子を持つママのように、子どもの分も片付け、周囲のお片づけをしてくれている子ども達に「ありがとう。えらいね。」と感謝を伝え、hidakaを守り、我が子を応援し続けておりました。

そんな私がママとして、周囲のお母さんたちにどのように映っていたかはわかりません。

でも、私のママとしてのイメージは、なかなか“甘やかして育ててしまっているお母さん”というイメージだったということを、後に周囲のお母さんたちと、ママ友達になったりしてお話していると・・・・言葉の端はしで感じたりします。

hidakaがすくすくと、歪めることなく社会性を身につけていってくれるのならば、周囲に“どう思われようと構わない”のです。

hidakaが、自分のペースで、他の多くの子と同じように、ゆっくりですが、ひとつずつ小さな階段を登りながら社会性を身につけていってくれるのならば。

みなさんも、我が子の為ならば、「どう思われても構わない。」なのではないでしょうか?

気持ちはそうは思っても、周囲の目の中に入ると・・・・正直、負けそうなときもあります。

なので、周囲のお母さんたちが求めているママをするのではなく、“我が子の求めているママでいる”という強い覚悟が必要になるのです。

2.仲間の存在が大きい

我が子が発達に心配のある子だとわかったとき、社会性を伸ばしていく上で、「何が必要なんだろう??」と考えるなかで、気がついたことがあります。

大切なことは、のんびりでも個性的でも、成長を一緒に待っていてくれる、促していってくれる“仲間”を作ってあげること。

これなのです。

NHKの子ども向けの番組のひとつに、「ともだち8にん」という物語を知っていますか?

ワッとげんきなワックン・ゆっくりのユルリ・おこりんぼのニージョ・ひとりがすきなボッチ・ひらめきのトッピィ・いつもえがおのニコ・おてんばなゴンチャ・ものしりのヤァヤ・おしゃまなマーシャ

みんな個性があり、特別な色を持っている子ども達。

9人のキャラが、それぞれ主役になっている物語を、いろいろなパターンで一話一話展開されます。

どんなメッセージが込められて作られた物語なのでしょうか?

それぞれの子どもたちは、個性いっぱい、生き生きと輝いております。

苦手なこともあります。

好きな事もあります。

得意な事もそれぞれです。

それぞれの子が、お互いに“こうあるべき”というのを押しつけることなく、そのまま“こういう子”なのです。

全員で9人。みんながそれぞれの個性を受け入れ、1人1人に8人のお友達がいます。

9人で仲間なのです。

 

hidakaの発達に心配があると知った時、たまたま観ていた「ともだち8にん」。

目がくぎづけになりました。

私は「こんな仲間がhidakaにもいれば、hidakaはhidakaのままで、認められ、そのままで輝いていけるかもしれない。」と思いました。

仲間の中で、受け入れられつつ、様々な人間関係を感じ、ぶつかり、受け入れたり影響を与えたりしながら認められ、みんなで一緒に社会を学び、成長していく。

こんな関係を築いていくことができれば、私がずっと傍で見守っていかなくても、hidakaは自分の居場所を見つけ、のびのびと羽を伸ばし、成長していくことができるかもしれない。

そう思ったのです。

8人も作ることは難しいかもしれません。

でも、自己肯定感は、自分で自分をどんなに認めても、足りないのです。

親がどんなに子どもを認めていても、足りないのです。

お友達に認められ、仲間として認められて、はじめて完成するのではないでしょうか?

ひだかに“仲間”を作ること。そうすれば、自己肯定感は、生涯ゆるがないものになるはず。」と、私は考えております。

3.ツールを使う

3からは具体的な案です。

発達障害の傾向がある子に、社会性を学ばせる時に、“自分で自然に”を期待すると、その社会性の発達は、実年齢よりどんどんどんどん遅れていってしまい、周囲との差が開いてしまい、特別な訓練が必要になるという状況を引き起こすというのは、容易に想像できます。

では、その差が開いていかないように、できれば縮めていく為には、どうすればよいのでしょうか?

その為には、家庭でもソーシャルスキルトレーニングプランを実行することが必要になります。

“私たちが必然的に”社会性を、我が子に学ばせていくことが必要になるのです。

我が子の特性をよく理解して、何が難しいのか、何が得意なのかを知り、それに合わせて、社会性を学びやすいように、ツールを活用します。

3歳の頃のhidakaは、典型的な視覚優位が強く出ておりました。

目から取り入れる情報にはめっぽう強いのですが、今よりもずっとずっと耳からの情報処理は苦手で、どんなに目の前に、社会性を学ぶ絶好の機会があっても、私が傍らで音声で説明を続ける限り、hidakaの脳まで情報を届けることは、とても難しかったです。

お友達と遊ぶ機会も多く設けていたhidakaでしたが、その交流のなかで社会性を身につけることは、とても難しかったんだと思います。

そんなとき、お友達が見かねて「hidakaくんにいいと思うよ。」と貸していただいた“こどもちゃれんじ”。

3歳を迎えたお友達に、2歳の頃使っていた“こどもちゃれんじぷち”を見せてもらいました。

ちょうど2歳くらいの子が身につけるといい社会性を、DVDという映像で紹介してくれるという内容でした。

これが、「今までの伝わりにくさは何だったんだろう?」と思うほど、とてもhidakaにはわかりやすく、暇さえあれば、いつも「しまじろうのびでお!」と観たがりました。

今までの私の音声説明への無関心さから、「この子は、そういう社会のルールにはまだ興味がないんだ。まだそこまで発達が進んでいないのかもしれない・・・・がく。」と思いこんでいたのですが、そんなことはなかったのです。

hidakaもまた「・・・・どうすることが好ましいのか。」ということを、私が思っている以上に、学びたがっていたように見えました。

何度も何度もDVDをみたり、遊びのなかでその社会のルールを理解すると、何度も何度もおままごとのようにしながら、練習するのです。

そして、順番を守ったり、お片づけしたり、分けあったりという社会性を、無理なく、おもちゃを使いながら楽しく家庭で練習し、外でも目の前の興味関心から一歩引いて、気持ちを“あるべき姿”に持っていくことが容易になっていきました。

(→こどもちゃれんじレビュー 言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳3カ月 遊び

★お子様の成長に合わせて学べる!こどもちゃれんじ

他にも今でもhidakaの愛読書になっている“絵でわかるこどもせいかつずかん”。

この絵本も、不思議なほど、暇さえあればよく読んでおりました。

外の世界で“どうすべきか?”わからなかったことなのでしょうか?家に帰り、すぐに開くこともあります。

(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

絵本も大好きなhidakaには、図書館でそのときどきの興味関心、伝えたい事などを意識して、絵本を選んでおります。

漫画もわかりやすく、漫画からコミュニケーションやお友達との関わりを学び、ちょっと“セリフ”っぽい?と感じたりもありますが、hidakaなりに自分のものとして活用している様子を見掛けたりします。

お友達に通用しているのならば、「これもいいのではないか?」と、私は感じております。

漫画は、TVと同様に、彼の視覚優位の特性を強め、過集中状態に陥り、依存してしまう傾向にあるので、読む漫画、時間は制限しております。

ドラえもん学習シリーズの漫画は、学習もできて一石二鳥で、親子ともども気にいっております。

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4.否定せず見本を見せる!見せ続ける!

幼稚園に入園する前の1年は、私にとってhidakaへの社会性を幼稚園で適応できるまで育てる、勝負の1年でした。

ママとして、他のお母さんたちと楽しくおしゃべりしたい!交友関係を広げたい!という気持ちも、ふつふつありましたが、それはまた後々でもできること。

でも、hidakaに今してあげられることは、今しかできなく、もう2度とその時は戻ってこないのです。

自分の社交活動は、この1年はあきらめました。

hidakaの傍で、いつもhidakaの行動を否定することなく、受け入れながら見本を見せ続けておりました。

お友達と遊んでいるときも、ママ同士会話を楽しみたい気持ちもありますが、子どもの遊びの輪に入り、hidakaとお友達の橋渡しや、一緒に遊ぶと楽しいことを、どう遊べば楽しいのか、お友達がどう感じているのか、どうしてあげるとみんなが気持ちよく感じるのか、

いつもいつもhidakaのありのままを受け入れ、どうしていけばみんなで楽しくなれるのかを、いつも間に入って、見本を見せ続けておりました。

ときには、hidakaが一人遊びで夢中になっている傍らで、お友達と思いっきり遊ぶこともありました。

遊びの中に、hidakaの好きな遊びがあったら、いいタイミングでhidakaを誘い入れ、楽しくなれたこともあります。

hidakaに社会性を教えてくれるお友達を、私も大切に大切に思っておりました。

自分の力の限り、楽しませよう!と、一緒に遊んでいたことを覚えております。

自分の子どもと遊ぶだけではなく、お友達の子どもとも遊んでいたのです。

お友達のママも、我が子と楽しそうに、自分の子どもと遊ぶように遊ぶ私を見て、悪い印象はなかったと思います。

追われる家事に、思う通りにならない育児、逃げるような思いで近所の公園や児童館に行き、子ども同士遊ばせ、「ホッと一息つきたい。」という気持ちは、私も一緒です。

でも、公園や児童館は私たちにとって、hidakaに社会性を教えてくれる、学校のような学習の場だったのです。

朝、気合を入れておりました。

「よし!今日もがんばるぞ。」

そんな気持ちで、児童館や公園に顔を出していると・・・・

周囲のママ達も、hidakaに声を掛けてくれるようになりました。優しく、「ひだかくん、おはよう!」「○○してるの?いいね。」「○○だねー。」と。

そんな優しくしてくれるママ達に、hidakaも心を許し、働きかけることも多々ありました。

頑張っている私の姿に、周囲のママも応援してくれているように感じました。

そうして、hidakaくんと遊ぶと(ママもいるから)遊びが広がって楽しい!という認識で、hidakaのまわりにはお友達が集まってきました。

たくさんの遊びを通して、私の見本もですが、何よりもお友達の見本を、たくさん見せ続けることができたと思っております。

5.環境を提供してもらえるものを利用する

3歳。毎日の公園、児童館、これでもhidakaにとって、社会性を学ぶ場面は少ないと感じておりました。

週に1~2回くらいは、のんびりマイペースに親子で過ごす時間があってもいいとは思います。

でも、3歳の頃のhidakaには、もっともっと社会を感じる場面が必要でした。

それまでの習慣に加え、週に1度の療育、週に2回の幼稚園のプレと、なかなか1週間は予定で埋まっておりました。

療育は、最初の頃は臨床心理の先生ひとりにhidakaという、個別のものだったので、hidakaはマイペースに遊ぶ中で、言葉を増やす為の関わり、日常の困りごとへの対処法というのを教えてもらっていました。

冷たい目にさらされることなく、hidakaへの働き掛けは専門の先生がしてくれ、私は少し離れて観ておりました。

我が子を客観的に見て、ほっと一息つける場所だったのを覚えております。

幼稚園のプレも、事情を話し、雰囲気の違う2つの幼稚園に通わせてもらっていました。

今、hidakaが通う幼稚園のプレは、決まった流れで行うもので、この頃のhidakaにもわかりやすく、参加姿勢はそんなに大きな問題なく、成長も見られるいいものでした。

どちらかというと、もうひとつの幼稚園のプレでは、自由遊びが多く、毎回新しい内容をするというのが、この頃のhidakaの社会性には厳しいもので、見守る私は心が凍りつくのではないか?と思うほど、周囲の子との社会性の差を感じ、社会の壁の高さを感じるものでした。

でも、“私と一緒に”少し高めの設定の社会にも触れることができたので、hidakaもですが、私も1年間で少し自信を持てた気がします。

臨床心理の先生には、いつも新しい何かをするとき、相談していたのですが、よく言われておりました。

「ママと一緒だったら、何でも挑戦してみていいと思いますよ。」と。

それは、お母さんが傍にいれば、我が子のことをしっかりと見ているという環境があるのであれば、

「試してみてわかることもあるのではないか?」

「マイナスになることはない。何かしらプラスになることがあるのではないか?」

という意味だったんだと思います。

“お母さんと一緒だったら”いろいろやってみていいと思うのです。

パパがお休みのときには、じじばばのお家で親以外の人と関わる時間を作ることを意識したり、近所のお祭りに出向いてみたり、ママとふたりではできないことを、“やってみる”ことを意識しておりました。

私とふたりのときは、バスに乗ってみたり、電車に乗ってみたり、乗り物は大好きだったので楽しめましたが、苦手なものでいうと、プールに行ってみたり。

結果、大変な思いをしたりすることもありましたが、どの出来事も、hidakaの社会性を発達させる為に、多少なりとも影響があったことだと、今は感じております。

6.身体を動かす

頭でっかちになってはいけません。

社会性のことばかりを意識して、その事ばかりに偏り、その思いだけで関わってはいけないのです。

雨の日が続き、家の中ばかり籠っていると、子どもは力を持て余し、不機嫌になったり、普段何でもないことにこだわったり、ママも子どももピリピリしたりすることがあります。

身体を動かすことは、ストレスを発散することでもあるのです。

社会性を身につける場面では、しっかりと取り組み、それ以外のときには、子どもと一緒になり、思いっきり身体を動かしましょう。

追いかけっこでもいいです。

一緒にすべり台したっていいんです。

子どもの笑顔をたくさん拾ってください。

その笑顔が、明日の活力になります。

私たちも、たくさんのパワーを子どもにもらっております。

一緒に身体を動かす遊びを通し、笑顔を交わす時間も、ソーシャルスキルトレーニングを実行し続けるうえで、とても重要になります。

7.スモールステップになっていますか?

社会性の発達は、水泳の上達に似ているのではないでしょうか?

先日、hidakaのプール教室につきあい、大きな窓から練習している子ども達をみて、そんな事を思っておりました。

水を怖がっている子に、クロールを教えたって、できるようになる訳がないのです。

みんな同じ道を通り、上達していくのですが、その上達の速さはその子それぞれで異なります。

水を全く怖がらない子もいるでしょう。

でも、もし怖がる子だったとしたら・・・・まずはプールに入る事、そして口を水につけること、次は鼻というように、小さなステップで克服していきます。

「あ・い・うー」と、うーのところで水に口をつけたり、ちょっとしたコツもあります。

時には、水の中でボールで遊んだり、大人につかまり浮いてみても楽しさを感じ、水への恐怖心が和らいでいくかもしれません。

そうして、いつしかもぐれるようになり、バタ足できるようになり、クロールを練習したりと上達していくのです。

hidakaは、スイミングを習っておりますが、その上達具合は・・・・なかなかゆっくりなものです。

同じくらいに始めた子でも、さくさく上がっていく子もいれば、同じようなペースの子もいます。

スイミングのコーチは、実に小さなステップを準備してくれ、少しずつ克服させ、上達をサポートしてくれます。

社会性の発達も、同じようなイメージを持ち、その子に合った方法で、小さな階段を登っていくような関わりが、必要なのではないでしょうか?

8.いろいろな人の手を借りる

幼稚園への入園を控え、私が思っていたのは、「こんなに手の掛かる子を・・・・何だか・・・すみません。」というネガティブな気持ちでした。

こんな気持ちになってしまっていたのは、幼稚園選びで感じてしまった、WELLCOMな状況ではなくなってしまったことが原因だったのかもしれません。

(→発達障害グレーゾーンの子の幼稚園選び 幼稚園選びは何を基準にしていますか?受け入れてくれるだけではなくよくみてほしいところ5つ

とにかく、“人に迷惑をかける”ということに、すごく敏感になっていたのです。

「“人に迷惑を掛けない子”にしなければいけない。」という思いも強かったです。

なので、「人に迷惑を掛けない為には・・・今何をすればいい?」という思いに縛られ、過ごしておりました。

「迷惑をかけてしまったら、もうこの幼稚園にはいられない。。。」と、思っていたのです。

でも、そんな気持ちを、担当の心理の先生と交換していたノートに記すと、臨床心理の先生より、こんな返事が返ってきました。

「いろいろな人の手を借りていいんですよ。幼稚園に入園したら、今お母さんが悩んでいる事を、今度は幼稚園の先生が考えてくれます。そうやっていろいろな人の手を借りていいんです。みんなで育てていくというので、いいのではないですか?」

心理の先生が、言ってくれなかったら、今も孤独に「誰にも迷惑かけずに、ひとりで育てていかなければ・・・」と、抱えていたかもしれません。

ひとりで頑張らなくてよかったんです。

どんなに頑張ったって、子どもの社会性は、私ひとりでは育てられないのです。

“いろいろな人の手を借りていい”

ちょっと考えれば、そうだよなーと思うのですが、この頃の私にはとても斬新でした。

それからは、hidakaの社会性の発達には、パパの手を借ります。

じじ・ばばの手を借ります。

お友達の手を借ります。

お友達のママの手を借ります。

児童館の保健士さんの手を借ります。

近所のママさんたちの手を借ります。

幼稚園の先生の手を借ります。

みんなの手を借りて、hidakaは一緒にみんなに育てていってもらっているのです。感謝。

まとめ

3歳の頃に、hidakaの社会性1歳半という結果は、とても幼さを感じ、3歳という集団生活の入口では、とてもじゃないけれども大きな違和感を感じるものでした。

幼稚園のプレでは、何を求められているのかを感じることができず、興味の赴くままに教室を脱走することもよくありました。

何を求められているのかを悟らせようと、話す私の声は、空を切るかのようにむなしく響き、大切に育てている我が子には届いておりませんでした。

今でも昨日のことのように覚えております。

教室で、他のどの親子も、コミュニケーションを取りながら楽しそうに工作をしている・・・・

そんな傍らで、私は静かに闘っておりました。

教室の水飲み場に興味を持って行かれ、延々と水を出したり、止めたりを楽しそうにしているhidakaを。

心が凍りつくような思いを隠し、「私はどう思われても構わない。」と自分の寂しい気持ちに言い聞かせ、自由にしている我が子を受け止め、1歳半の子に諭すように、興味が求められていることに動く瞬間を逃さぬように、その自分勝手とも言える行動を止めることなく、見守っていた時間を。

たくさんの子ども達がいて、照明が落ちたホールに居ることが難しく、ホールから飛び出し、廊下にあった赤に白、様々なきんぎょが泳ぐ大きな水槽に夢中になり、嬉しそうにみつめるキラキラした目をみて、寂しい気持ちになりながらも、「みんなはホールにいるね。ホールで何しているのかな?」と、反応の返ってこないhidakaに、優しく語りかけていた時間を。

周囲の子が何でもないことが、hidakaには難しかった。

家に帰り、hidakaが何かに夢中になっている隙に、私は台所の端っこで、うずくまり泣いたこともあります。

ひとしきり自分の寂しいと感じている気持ちと向き合い、慰め、励まし、そしてまた立ち上がるのです。

そして、また1日が始まります。

あの時の時間があったから、hidakaは思った以上に幼稚園に適応しました。

社会性の発達は、私が作った3歳での土台を元に、ぐっと進んでいったのです。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

2~3歳、社会性の発達に心配がある子を育てるお父さん・お母さんの参考になれば、幸いです。

 

ソーシャルスキルトレーニングを行う前に

(→ソーシャルスキルトレーニングとは?発達障害グレーゾーンの子のソーシャルスキルトレーニングを行う前の事前準備3つ

 

hidaka3歳の頃、忙しい毎日のなかでの“こどもちゃれんじ”は、出来上がった教材で、成長のゆっくりなhidakaにもわかりやすいものでした。

幼稚園に入園し、参観日などで感じるのですが、幼稚園の先生は子ども達にわかりやすいように、絵で説明をしたり、劇のようにいい例と悪い例を演じたり、様々な工夫をしているんですよね。

とてもじゃないけれど、3歳、hidakaの社会性の為に動き回っていた私が、家庭でもそのような絵を描いたり、劇のようにhidakaに見せいてくことは、無理でした。

出来上がった教材を使い、楽できることは楽をしたからこそ、やってあげれたことがあったのではないか?と思っております。

発達がゆっくりな子には、3歳でも2歳の内容を受講することもできるようです。
ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

 

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