言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳9カ月 遊び

hidaka 3歳|2017/02/28 posted.
Pocket

ご訪問いただきありがとうございます。

 

先週、風邪をひき、3日程38度越えの熱が出て、めずらしくうなされたhidaka。

幼稚園に入る前は、本当に丈夫で、予防注射以外で小児科に掛かる事は、めったにありませんでした。

熱を出したのも、片手で数え切れるくらいで、そのほとんどが1日くらいで下がるという、眠っていれば大事ないという、大した事のないものでした。

乳幼児の頃に多くの子が掛かるという、突発性発疹も・・・記憶がありません。

でも、なかなかやらない子もいないようなので、少ない発熱のうちのひとつ、軽く済んで見逃したのかもしれません。

ずっと家に籠っていた訳ではないのです。

児童館に公園、お友達のお家と、なかなか忙しくお出掛けしておりました。

「丈夫な子は丈夫。」と言いますが、発達に心配のある子をお持ちのお母さんに聞くと、「うちの子も丈夫なのよー。」と話している声を、多く耳にする気がします。

育てにくい子を持つ母親同士、「身体だけは、神様も手が掛からないように、丈夫にしてくれたのかもねー。」なんて、冗談を言って、笑い合った事があります。

そんな熱をめったに出さないhidakaが熱を出すと、熱が下がった後に・・・私たち夫婦はビックリしたりします。

先日も少し話題に出しましたが、いつもよりも何やら、口数が多くなり、苦手だった事の壁を越えたり、ぐっと成長が進むように感じるのです。

私たちはこの現象を“バージョンUP”と呼んでおります。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳9カ月 遊び

 

 

黙々と一人遊びの時期は終わり、「大人とやりとりをして遊びたい!」という気持ちが、高まりました。

スポンサーリンク

▼おままごと

児童館に行くと、おままごとコーナーへ行き、ひとしきり料理をして遊ぶようになりました。

コンロにフライパンをのせて、ハンバーグや野菜を「ジュージュー♪」と効果音をつけ、焼きます。

レンジにおもちゃのパンを入れ、「チン♪」お皿に盛りつけて、「ハイどうぞ!」

料理が終わると、次は、お店屋さんごっこです。

いつも、店員さんしかできなかったhidaka。自分よりも小さい子が、レジで遊んでおりました。

買い物かごいっぱいに、商品を持っていき、「おねがいしまーす!」と、なんとお客さん役ができました。

▼お家では

あいかわらず、ミニカーでドライブごっこ・お絵描き・パン屋さん・パズル・絵本という遊びを、好んで繰り返しておりました。

▼子ども同士遊ぶのがとにかく難しい

女の子のお家に遊びに行くと、なんとかわいいシルバニアファミリーがありました。hidakaは、実生活のミニチュア版に興奮し、生活の再現遊びをしておりました。

(→それは本当に”ごっこ遊び”ですか?”再現遊び”とごっこ遊びの違い 再現遊びを見分ける方法3つ

女の子が「あそぼう!」とお誘いしてくれましたが、hidakaは、自分の世界の再現遊びをしたいらしく、嫌がりました。

・・・こんなときは、女の子と私が一緒に遊びます。hidakaには、まだ「どうやって一緒に遊んだらいいのか、それは楽しいのかわからない。」ということなんだと、思います。

少しずつ、お手本を見せながら、少しずつ、hidakaも交えていきながら、少しずつ、「一緒に遊ぶと楽しいんだよ。」ということを、伝えていきたいと、関わっていました。

大人が入れば、料理をそろえて、みんなで「いただきまーす!」や、玄関で「ピンポーン♪」「いらっしゃい!」のように、hidakaの興味を引き出しつつ、一緒に遊ぶことができるようになりました。

▼お友達がいないと寂しい

子ども同士で遊ぶことが難しい一方で、お友達が公園にいないと、「かえる・・・」と、公園遊びを楽しく感じない様子。

マイペースで遊んでるようで、お友達の存在を、楽しいものと意識してきている様子でした。

▼新しいパズル

同じ事の繰り返しが大好きなhidaka。あきもせず、何度も何度も喜んでやります。でも、大人が飽きてしまい、新しいパズルを渡してみました。

思いのほか、真剣に取り組み、絵柄や形をみて、完成させておりました。

「もう知っている!ぼくできる!」というのが、楽しいのかと思っていましたが、「まだ知らない。でもできる!」というパターンも楽しめるようになってきている事を、感じました。

▼ゲーム

視覚優位なhidaka。

(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法

お友達とルールを覚えてゲームを楽しむような年ごろになったときに、「ルールを感じとったり、言葉の説明で理解することが難しいのではないか・・・。」と心配に思っておりました。

「ゲームにはルールがある。」ということを、何となく、今から感じとれるようにしていきたいと思い、大好きな数字で、ゲームの練習をしてみました。

トランプを表向きでバラバラに並べ、「1~10まで競争してみつける。」というルールを作り、やってみました。

hidakaは、夢中になり、トランプの中から、順番に数字を探しました。

ゲームも少しずつ、練習していきたいなと感じました。

▼あきる

なが~く遊んでいた、アンパンマンのパン工場のおもちゃを使った、“パン屋さんごっこ”。ここにきて、ようやく“あきた”様子でした。

次に流行り始めたのは、「ピンポーン♪こんにちはごっこ」です。

キッチンで夕飯の支度をしていると、人形などと車に乗りきて、「ピンポーン♪こんにちは!」と、キッチンに入ってきます。レゴブロックの人形を車に乗せて、2人でくることも。相棒がいると、楽しい様子でした。

やりとりはこんな感じ

「こんにちはー」「どこいくの?」「これなに?」「おうち」「ケーキ」

手土産をもって、遊びに行く設定で、話しが展開することがほとんどでした。

▼ホームパーティー

お友達と家族ぐるみでホームパーティーのようなものを、開く事ができました。

お友達のパパにもなつき、遊んでもらったり、膝に座り、楽しんでおりました。

人見知りをするかと思いきや、気が合う大人というのを敏感に嗅ぎ分け、急に距離を近づけたり、少し不思議な距離感を感じました。

相手のパパは、なかなか気難しそうなhidakaになつかれて、嫌な気持ちにはならなかったようすで、喜んで一緒に遊んでくれました。

▼お友達のマネをする

お友達のマネに興味なく、自分の世界に没頭するという姿は、影をひそめ、お友達に興味を示し、マネをして遊ぶように。

お友達が、止まったなわとびを「ぴょん♪」と跳んでるのをみて、マネして跳んで遊んでおりました。

▼大人と遊ぶのが楽しい

姉夫婦が、子どもと遊ぶのが上手で、喜んでついて回って遊んでおりました。

絵を描いてみせたり、描いてもらった絵の名前を言ったり、絵本を読んでもらったり。

パパやママと遊ぶのとは違い、自分のやりたいことだけでなく、相手の意図もいつもよりは汲み取り、遊んでいる姿がありました。

▼ふれあい遊び

「かじる!!」と言って、私のうでや足に、ぎゅっと絡みつくのが流行りました。

hidakaから、ふれあって遊んでくるのは初めてだったので、なんだか新鮮で嬉しかったです。

▼ぬいぐるみ

ぬいぐるみで遊ぶことがなかったhidakaが、水族館で買ってあげた魚のぬいぐるみで、「すーいすい♪」と、泳いでいるのを再現していました。何だか新鮮♡

▼今までの遊びの発展

パン屋さんごっこの店員さんにあきたhidaka。なんと、試しにわたしが店員さんをやってみたら、お客さん役ができるようになっていました!

アレンジしたやりとりを楽しんだり、会話を楽しむという段階は、まだ難しいようでしたが、私がパンを焼き、「ジュースお持ち帰りですか?」と聞き、お金を払う・・・というパターンで楽しめるように。

少しのアレンジならば、のってくれることもあり、少しずつ発展させていきたい!と感じました。

▼お風呂で遊ぶ

hidakaは、1歳を過ぎたあたりから、シャワーで頭からお湯をかけ、髪を洗ったりしておりました。当時はそんな敏感な一面があることを意識していなかったので、嫌がっておりましたが、「なんともないよー。目つぶってて。」なんて言って、流しておりました。

特別、感覚の過敏はなかったようで、そのうちすっかり慣れて、お風呂は大好きです。

周囲の定型の発達の子のほうが、「抱っこして顔に水が掛からないように、流しているよー。」なんて聞いて、ビックリしたくらいでした。

お風呂は、会話を楽しめないhidakaとは、ゆったりと温まり、ママの話しを聞くという場所でしたが、この頃、お風呂でせっけんを泡立てることが流行りました。

泡泡にあわだてた泡を、小さな洗面器に入れ、「はい!アイスクリーム、どうぞ~♪」と、ごちそうしてくれます。

まとめ

3歳9カ月の頃、この時も、めずらしく熱を出し、寝込んでいたhidaka。

回復すると、例の“バージョンUP”を夫婦ふたりで、感じておりました。

療育に行ったときに、臨床心理の先生にその話をすると、3人の子供を育てる先生も、「子どもたちが熱を出した後、“バージョンUP”を感じる。」という話しになりました。

少し調べてみると、整体に関することが書かれている本に、「風邪が身体を通り抜けると、身体が整う。」という考えがあるようです。

身体が狂ってくると、免疫力が低下し、風邪を引く。

身体が風邪を治そうと、身体を整える。

きっと、脳内の神経回路も、少し整理されて、スッキリしたものになるのでしょうか?

 

元気なhidakaが、風邪で元気をなくし、寝込んでいると、夫と「何だか寂しいねー。」と話し、「早く元気になって欲しい。」と思うのですが、風邪の効果に、身体が整うという役割もあるのならば、そんなに悪いものでもないのかなと、思ったりしました。

もちろん、風邪は万病の元とあるので、注意する必要はあるのですが、いらない薬まで使って、「早く早く治さねば!!」と、焦ることなく、たまには、風邪をじっくり看病し、自然な治癒で身体を整えていくというのも、いいのではないかと、感じました。

 

2月ももう終わり、春はもう、すぐそこまで来ていますね。

ご参考に。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

Pocket

スポンサーリンク


スポンサーリンク


Difficult children 人気記事