ご訪問いただきありがとうございます。 先週、風邪をひき、3日程38度越えの熱が出て、めずらしくう […]
ご訪問いただきありがとうございます。
先週、風邪をひき、3日程38度越えの熱が出て、めずらしくうなされたhidaka。
幼稚園に入る前は、本当に丈夫で、予防注射以外で小児科に掛かる事は、めったにありませんでした。
熱を出したのも、片手で数え切れるくらいで、そのほとんどが1日くらいで下がるという、眠っていれば大事ないという、大した事のないものでした。
乳幼児の頃に多くの子が掛かるという、突発性発疹も・・・記憶がありません。
でも、なかなかやらない子もいないようなので、少ない発熱のうちのひとつ、軽く済んで見逃したのかもしれません。
ずっと家に籠っていた訳ではないのです。
児童館に公園、お友達のお家と、なかなか忙しくお出掛けしておりました。
「丈夫な子は丈夫。」と言いますが、発達に心配のある子をお持ちのお母さんに聞くと、「うちの子も丈夫なのよー。」と話している声を、多く耳にする気がします。
育てにくい子を持つ母親同士、「身体だけは、神様も手が掛からないように、丈夫にしてくれたのかもねー。」なんて、冗談を言って、笑い合った事があります。
そんな熱をめったに出さないhidakaが熱を出すと、熱が下がった後に・・・私たち夫婦はビックリしたりします。
先日も少し話題に出しましたが、いつもよりも何やら、口数が多くなり、苦手だった事の壁を越えたり、ぐっと成長が進むように感じるのです。
私たちはこの現象を“バージョンUP”と呼んでおります。
言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳9カ月 遊び
黙々と一人遊びの時期は終わり、「大人とやりとりをして遊びたい!」という気持ちが、高まりました。
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▼おままごと
児童館に行くと、おままごとコーナーへ行き、ひとしきり料理をして遊ぶようになりました。
コンロにフライパンをのせて、ハンバーグや野菜を「ジュージュー♪」と効果音をつけ、焼きます。
レンジにおもちゃのパンを入れ、「チン♪」お皿に盛りつけて、「ハイどうぞ!」
料理が終わると、次は、お店屋さんごっこです。
いつも、店員さんしかできなかったhidaka。自分よりも小さい子が、レジで遊んでおりました。
買い物かごいっぱいに、商品を持っていき、「おねがいしまーす!」と、なんとお客さん役ができました。
▼お家では
あいかわらず、ミニカーでドライブごっこ・お絵描き・パン屋さん・パズル・絵本という遊びを、好んで繰り返しておりました。
▼子ども同士遊ぶのがとにかく難しい
女の子のお家に遊びに行くと、なんとかわいいシルバニアファミリーがありました。hidakaは、実生活のミニチュア版に興奮し、生活の再現遊びをしておりました。
(→それは本当に”ごっこ遊び”ですか?”再現遊び”とごっこ遊びの違い 再現遊びを見分ける方法3つ)
女の子が「あそぼう!」とお誘いしてくれましたが、hidakaは、自分の世界の再現遊びをしたいらしく、嫌がりました。
・・・こんなときは、女の子と私が一緒に遊びます。hidakaには、まだ「どうやって一緒に遊んだらいいのか、それは楽しいのかわからない。」ということなんだと、思います。
少しずつ、お手本を見せながら、少しずつ、hidakaも交えていきながら、少しずつ、「一緒に遊ぶと楽しいんだよ。」ということを、伝えていきたいと、関わっていました。
大人が入れば、料理をそろえて、みんなで「いただきまーす!」や、玄関で「ピンポーン♪」「いらっしゃい!」のように、hidakaの興味を引き出しつつ、一緒に遊ぶことができるようになりました。
▼お友達がいないと寂しい
子ども同士で遊ぶことが難しい一方で、お友達が公園にいないと、「かえる・・・」と、公園遊びを楽しく感じない様子。
マイペースで遊んでるようで、お友達の存在を、楽しいものと意識してきている様子でした。
▼新しいパズル
同じ事の繰り返しが大好きなhidaka。あきもせず、何度も何度も喜んでやります。でも、大人が飽きてしまい、新しいパズルを渡してみました。
思いのほか、真剣に取り組み、絵柄や形をみて、完成させておりました。
「もう知っている!ぼくできる!」というのが、楽しいのかと思っていましたが、「まだ知らない。でもできる!」というパターンも楽しめるようになってきている事を、感じました。
▼ゲーム
視覚優位なhidaka。
(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法)
お友達とルールを覚えてゲームを楽しむような年ごろになったときに、「ルールを感じとったり、言葉の説明で理解することが難しいのではないか・・・。」と心配に思っておりました。
「ゲームにはルールがある。」ということを、何となく、今から感じとれるようにしていきたいと思い、大好きな数字で、ゲームの練習をしてみました。
トランプを表向きでバラバラに並べ、「1~10まで競争してみつける。」というルールを作り、やってみました。
hidakaは、夢中になり、トランプの中から、順番に数字を探しました。
ゲームも少しずつ、練習していきたいなと感じました。
▼あきる
なが~く遊んでいた、アンパンマンのパン工場のおもちゃを使った、“パン屋さんごっこ”。ここにきて、ようやく“あきた”様子でした。
次に流行り始めたのは、「ピンポーン♪こんにちはごっこ」です。
キッチンで夕飯の支度をしていると、人形などと車に乗りきて、「ピンポーン♪こんにちは!」と、キッチンに入ってきます。レゴブロックの人形を車に乗せて、2人でくることも。相棒がいると、楽しい様子でした。
やりとりはこんな感じ
「こんにちはー」「どこいくの?」「これなに?」「おうち」「ケーキ」
手土産をもって、遊びに行く設定で、話しが展開することがほとんどでした。
▼ホームパーティー
お友達と家族ぐるみでホームパーティーのようなものを、開く事ができました。
お友達のパパにもなつき、遊んでもらったり、膝に座り、楽しんでおりました。
人見知りをするかと思いきや、気が合う大人というのを敏感に嗅ぎ分け、急に距離を近づけたり、少し不思議な距離感を感じました。
相手のパパは、なかなか気難しそうなhidakaになつかれて、嫌な気持ちにはならなかったようすで、喜んで一緒に遊んでくれました。
▼お友達のマネをする
お友達のマネに興味なく、自分の世界に没頭するという姿は、影をひそめ、お友達に興味を示し、マネをして遊ぶように。
お友達が、止まったなわとびを「ぴょん♪」と跳んでるのをみて、マネして跳んで遊んでおりました。
▼大人と遊ぶのが楽しい
姉夫婦が、子どもと遊ぶのが上手で、喜んでついて回って遊んでおりました。
絵を描いてみせたり、描いてもらった絵の名前を言ったり、絵本を読んでもらったり。
パパやママと遊ぶのとは違い、自分のやりたいことだけでなく、相手の意図もいつもよりは汲み取り、遊んでいる姿がありました。
▼ふれあい遊び
「かじる!!」と言って、私のうでや足に、ぎゅっと絡みつくのが流行りました。
hidakaから、ふれあって遊んでくるのは初めてだったので、なんだか新鮮で嬉しかったです。
▼ぬいぐるみ
ぬいぐるみで遊ぶことがなかったhidakaが、水族館で買ってあげた魚のぬいぐるみで、「すーいすい♪」と、泳いでいるのを再現していました。何だか新鮮♡
▼今までの遊びの発展
パン屋さんごっこの店員さんにあきたhidaka。なんと、試しにわたしが店員さんをやってみたら、お客さん役ができるようになっていました!
アレンジしたやりとりを楽しんだり、会話を楽しむという段階は、まだ難しいようでしたが、私がパンを焼き、「ジュースお持ち帰りですか?」と聞き、お金を払う・・・というパターンで楽しめるように。
少しのアレンジならば、のってくれることもあり、少しずつ発展させていきたい!と感じました。
▼お風呂で遊ぶ
hidakaは、1歳を過ぎたあたりから、シャワーで頭からお湯をかけ、髪を洗ったりしておりました。当時はそんな敏感な一面があることを意識していなかったので、嫌がっておりましたが、「なんともないよー。目つぶってて。」なんて言って、流しておりました。
特別、感覚の過敏はなかったようで、そのうちすっかり慣れて、お風呂は大好きです。
周囲の定型の発達の子のほうが、「抱っこして顔に水が掛からないように、流しているよー。」なんて聞いて、ビックリしたくらいでした。
お風呂は、会話を楽しめないhidakaとは、ゆったりと温まり、ママの話しを聞くという場所でしたが、この頃、お風呂でせっけんを泡立てることが流行りました。
泡泡にあわだてた泡を、小さな洗面器に入れ、「はい!アイスクリーム、どうぞ~♪」と、ごちそうしてくれます。
まとめ
3歳9カ月の頃、この時も、めずらしく熱を出し、寝込んでいたhidaka。
回復すると、例の“バージョンUP”を夫婦ふたりで、感じておりました。
療育に行ったときに、臨床心理の先生にその話をすると、3人の子供を育てる先生も、「子どもたちが熱を出した後、“バージョンUP”を感じる。」という話しになりました。
少し調べてみると、整体に関することが書かれている本に、「風邪が身体を通り抜けると、身体が整う。」という考えがあるようです。
身体が狂ってくると、免疫力が低下し、風邪を引く。
身体が風邪を治そうと、身体を整える。
きっと、脳内の神経回路も、少し整理されて、スッキリしたものになるのでしょうか?
元気なhidakaが、風邪で元気をなくし、寝込んでいると、夫と「何だか寂しいねー。」と話し、「早く元気になって欲しい。」と思うのですが、風邪の効果に、身体が整うという役割もあるのならば、そんなに悪いものでもないのかなと、思ったりしました。
もちろん、風邪は万病の元とあるので、注意する必要はあるのですが、いらない薬まで使って、「早く早く治さねば!!」と、焦ることなく、たまには、風邪をじっくり看病し、自然な治癒で身体を整えていくというのも、いいのではないかと、感じました。
2月ももう終わり、春はもう、すぐそこまで来ていますね。
ご参考に。
お読みいただきありがとうございます。
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