ご訪問いただきありがとうございます。 hidakaが3歳になり、3歳児健診ではじめて発達障害を意識しました。 […]
ご訪問いただきありがとうございます。
hidakaが3歳になり、3歳児健診ではじめて発達障害を意識しました。
発達障害・・・「いったいこの子の言葉の遅れは、何の障害からきているのだろう?」
ネットで調べる中、自閉症の特徴のいくつかが、その頃のhidakaに見られました。
● ミニカーを一列に並べる。
● 自転車の車輪を回して、恍惚とみつめる
● 目が合いにくい
→「目が合いにくい子」=「自閉症」なのでしょうか?間違いなく言えるのは生まれつきコミュニケーション能力が低い子なんです!
● 言葉の遅れが目立つ(会話ができない)
● 数字や文字に強いこだわりがある
● 自分の身体がやっと入る箱に入り、絵本を読む
● 録画しているビデオを何度も同じところを繰り返し見る
● 人への関心が薄く、話しかけられても、目をみたり反応しようとする行動が・・・薄い
● 指差しが少ない(・・・ない?)
● 初めての事に異常に警戒する
● 声が高い
● つま先で歩くようなことをするときもあった
● くるくる回るときもあった
● 名前を呼んでも、何かに夢中なときは振り向かない
● ものをとって欲しいとき、クレーンがあった
→言葉の遅れ 「クレーン現象」=「自閉症」は誤り??手を振りほどく前にクレーンが出た時にやってあげること5つ
● オウム返しが頻繁だった
→オウム返しが気になる!うちの子発達障害なのでしょうか?オウム返し(エコラリア)は言語を習得する過程なんです
● 幼児が乗れる、車のおもちゃをひっくり返し、車輪をくるくる夢中で回す
・・・今あげてみても、恐ろしいほど、3歳の頃のhidakaは、自閉症の幼児の特徴に当てはまるものがたくさんだったのです。
もちろん、自閉症の特徴に、当てはまらない事もありましたが、児童精神科を受診した時は、いくつもの自閉症の幼児に見られる特徴をあげることになりました。
そして、発達検査の結果を待つ間に、私の中で、hidakaは「自閉症の可能性がある。」と確信したのです。
長い検査結果を待つ間に、私は大変なショックを乗り越え、その事実を受け入れはじめました。
そして受け入れ初めにしたことは・・・「この子を理解しよう。」という行動でした。
自閉症の子の見え方がわかる動画をみてイメージしたり、ペッドボトルの飲み口からのぞいているような世界と聞いては、実際にペッドボトルを切り取り、覗いてみたり。色がなく、灰色の世界が広がっている(こともある)というのをネットで調べて、その頃のhidakaは、どの色も「あんいろ」と言っていたので、(たぶん私の「何色?」をオウム返ししていただけ。)「あー!灰色って言っていたんだ!」と早とちりして、hidakaの見ている世界は、色がないと、勘違いしたりしていました。
我が子の困難を、理解してあげたいと思ったのです。
そこからじゃないと、スタートできないと思ったのです。
気持ちは前を向いておりました。
そして、その頃、よく一緒に遊んでいたママ友達が、hidakaの障害の可能性を話しても、変わらず親交してくれていたのですが、公園で、子どもたちを遊ばせながら、話しを聞いてくれました。
私「ひだかは、色がわからなくてね。視界も、ペッドボトルの飲み口から、覗いたような世界なんだ。」と、話しました。
それを聞いた、ママ友達から、冷静な一言。
「ひだかくん。・・・そうかな?色わかっていると思うけどな。視界もそんな風には感じないよ。」
・・・ん?・・確かに。お友達と走り回り、ケラケラと笑っているhidaka・・・目が覚めました。
ママ友達。冷静さを失っている私に、遠慮なく言ってくれてよかったです。hidakaを見失うところでした。
「・・・そうだね。ちょっと違うかも。」
スタートラインどころか、目隠しをして走るところでした。
それからは、等身大のhidakaをわかろうと、ネットの情報に翻弄されることなく、何か情報が集まっているものはないかと本屋さんに行きました。
そのときに、出会った本がこの本です。
そうです。hidakaは“自閉症スペクトラム”という考えがぴったりだったのです。
“自閉症スペクトラム”とは?自閉症の特徴を持っている発達障害グレーゾーンの子“連続体”という考えで子どもの困難を理解しよう
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自閉症スペクトラムとは?
臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたい、という本能的志向が強いことで、発達障害の一種として使われている言葉です。
「広汎性発達障害」とほぼ同じ概念を指すものですが、1990年以降は「自閉症スペクトラム(AS)」という名称のほうが専門家では一般的です。
この自閉症スペクトラムの中には、従来の自閉症やアスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などが、幅広く含まれます。
これらはそれぞれ特徴があるのですが、複数の特徴を持っていたり、特徴の一部が該当しなかったり、互いの境界線を引くのは極めて厳しいため、「自閉症スペクトラム」という広い言い方が定着してきました。
この「自閉症スペクトラム」という考え方は、自閉症の状態を「連続体」としてとらえます。
PDD-NOSは、特定不能広汎性発達障害のことです。
程度の差はあるのですが、どこから正常な集団という区切りはなく、虹の色に境界線がないように、はっきりしないものなのです。
自閉症スペクトラムはとても広い括り
自閉症スペクトラムには、従来の古典的な自閉症の子も含みますが、アスペルガー症候群、非定型自閉症、特定不能広汎性発達障害の子、そして、定型の発達の子との境界域にいる、グレーゾーンの子やグレーゾーンよりも定型の発達よりにいる子も、自閉症の特性があり、発達に心配があると、専門家がしたときには、自閉症スペクトラムとなるのです。
そう考えると、程度の差はもちろんあるのですが、どの子も少しずつ困難や偏りをもって生活していることに、気がつきます。
人によって自閉的な傾向(臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向)は強弱がありますし、多かれ少かれ皆が持っている個性でもあるのです。
でも、この自閉的な傾向が強く出ると、社会的生活に困難が伴い、障害となります。
つまり、「自閉症スペクトラム」は障害になるパターンもありますし、障害にならないパターンもあるのです。
その程度によっては「少し変わった人」程度で済んで、問題なく日常生活を送れることもあるのです。
まとめ
自閉症としての特性は共通しているんです。
自閉的な傾向があり、発達障害グレーゾーン・発達を心配している子というのは、みんな自閉症スペクトラムの傾向(臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向)が標準よりも強く出ているのです。
でも、その程度や、困難を感じている場面は、その子それぞれです。
程度や困難を、目の前の子ひとりひとりをよく観察し、知ることで、関わり方や支援の仕方は変わってくるのです。
3歳。自閉症スペクトラムの傾向(臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向)が強かったhidaka。
5歳になってどうでしょうか?
その傾向はずっとマイルドになり、幼稚園生活を、周囲に合わせて、悠々と送っております。
「そんなに心配する必要がある程度だったのか?」と・・・正直思う日もあります。
でも、自閉症スペクトラムの傾向は消えた訳ではないのです。
何を防ぐために、“気付き”が必要だったのでしょうか?
どうして、普通の子として育てていってはいけなかったのでしょうか?
それは、“子どものその不器用さを知るため”だったのです。
「融通がきかない」「少しだけこだわりが強い」という程度の自閉症スペクトラムの傾向も“気付き”が必要なのです。
親や周囲が気がつくことにより、ポジティブな方向に進める事ができ、「ブレずに自分のペースをきちんと守り、コツコツがんばり続けること」ができる人にすることが、私たちがこれから目指す目標なのです。
決して「融通のきく子」「柔軟な子」にするという、目標にしてはいけないのです。
不適切な環境におかれてしまうと、日常生活に様々な障害を及ぼしてしまう可能性があること。
その事に“気付く”必要があったのです。
発達障害・自閉症スペクトラムの知識がまるでなく、慎重な診察の中で、何度見えないものへの不安を抱えたかわかりません。
何度、「この“気付き”は必要なレベルだったのか」、と疑問に思い、煩わされたかわかりません。
でも、今はどうして“気付く”必要があったのか、hidakaは、自閉症スペクトラムの連続体で、どの位置にいるのかという視点で考えられるようになっております。
その視点は、hidakaを深く理解できるものだと、私は思っております。
同じような自閉症スペクトラムの程度で、悩まれている方の“子どもの理解を深める”きっかけになれば・・・と思い記事にしました。
お読みいただきありがとうございました。
周囲にとって困る事、周囲が楽になることを視点でまとめられた本が多い中、この本は自閉症スペクトラムの傾向がある子どもの見え方や感じ方を、様々な子の例をとって紹介されています。
その視点が、「自閉症スペクトラムを抱える子どもを理解したい!」という気持ちに応える事ができます。
また、4コマ漫画になっていたり、挿絵が可愛く、私はこの本で自閉症スペクトラムのことを知ってよかったと感じております。
我が子は可愛いのですが、自閉症を意識してからは・・・「何を考えているのかわからず、怖い」という意識も、少なからずあったのです。
でも、挿絵に癒され、子どもを愛らしく感じました。
また、祖父母や周囲の人になど、理解を深めて欲しいなと、思った時にも、子どもの視点で見たこの本は、「何を考えているのかわからなくて不安。」というのを、「こういうことだったのか。こうしてあげるといいね。」と、関係を和らげてくれると思います。
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