幼稚園の先生も人間なんです ”手がかかる子”でも可愛がられたい!発達障害グレーゾーンの子を可愛がられる子にする10の方法

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ご訪問いただきありがとうございます。

朝の支度は皆さん速いですか?hidakaはぎりぎりまで寝ていて、起きてすぐご飯を食べるタイプです。集中派なのでもくもくと食べてくれるので助かっています。わたしは焦ることが苦手なので、朝は早く起きてのんびり支度をするタイプです。

今日はお弁当の日だったので、好きなものをたくさん入れて「幼稚園がんばってね♡」という気持ちで送り出してきました。

 

幼稚園に通うようになって、気持ちのゆとりが随分変わりました。それは一緒に育ててくれる先生がいるからです。幼稚園の先生のプロ意識はすばらしいです!いろいろな考えの先生方がいるとは思いますが、将来のある子どもたちの大切な時間を扱っているんだという思いが強い方が多いのではないかなととても頼もしく感じております。

さて、わたしの我が子は幼稚園に通い始めたころ、療育に通っておりました。ということは、発達障害の疑いがある“発達グレーゾーンの子”でした。

・・・“手がかかる子”に間違いない!

 

入園前は“手がかかる子”にならない為には今どうすればいいのかを本気で考えていました。なぜかというと、“手がかかる子”はしつけがなっていないみたいで恥ずかしいと思っていたのです。

そして発達障害の疑いがあり療育に通っていたので、知らず知らずのうちに“手がかからなくなる”=“発達グレーゾーン”ではなくなると思いこんでいました。

 

 

でも・・・“手がかからない子”を目標にするととても苦しかったです。hidakaは“手がかかる子”なんです。関わりに工夫がいる子なんです。どんなにスペシャルな関わりを短期間しても、“手がかからない子”になることはないんです。

そんな見えない自分の目標に縛られ、苦しい思いをしているときに、療育で心理の先生が一言言ってくれました。

「いっぱい手を掛けてもらえばいい。いろんな人の手を借りていいんですよ。」

たったこの一言で「あ。いろんな人を頼っていいんだ。自分ひとりで頑張らなくてもいいんだ。」と心が軽くなりました。

今思うと「そうでしょう!」と思うのですが、その頃のわたしは“いかに人に迷惑を掛けない子にするか”“すべてはわたしの責任”という思いが強かったんです。

手がかかる”のであれば普通の幼稚園に通うことはできない。という思いから、“手がかかる子”を普通の幼稚園に預け、共に育ててもらうにはわたしは何ができるんだろうという思いに変わりました。

 

 

何ができるんだろう。今でも日々そう思い過ごしております。

 

幼稚園の先生も人間なんです 手がかかる子でも可愛がられたい!発達障害グレーゾーンの子を可愛がられる子にする10の方法

 

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1.家で甘えさせる

幼稚園は小さな社会です。まだまだ小さい子どもですが、社会に出ればそこに自分の居場所を求めます。そしてうまくできるかできないかは別として、気を張ってがんばっているんです。大人と一緒です。幼稚園はどんなに遊び中心の内容でも“がんばる場所”なんです。

家に帰ってきたら、幼稚園で困らないようにあれこれ教えたり、自分でできるようにサポートしてあげたいところですが、本人がその気ではないのにやらせることは負担になるのではないかと思います。家庭で甘えるという事をして幼稚園に行くと家庭でも頑張っているより余力があります。大人も家でもピリピリ働いているより、のんびりしたお休みを過ごした方が、仕事などで頑張れたりしますよね?それと同じです。

甘えるとは、TVを好きなだけみせたりおやつをあげるというものではなく、自分の手で手を焼いてあげるんです。頭をなでてあげたり、抱っこしてあげたり、服を「自分で着たくない!」と言えば着せてあげ、「遊んで!」と言われればあきるまでつきあってあげるんです。慣れて余裕が出てきて、幼稚園で“手がかからなく”なるまで。

 

2.「いつもありがとうございます」と伝える

幼稚園の先生はみえないところでもたくさん気をつけてみていてくれています。時には“手がかかる子”優先に席を決めたり、行事を考えたりすることもあるでしょう。見えている部分はほんの一部なんです。いつもありがとうございます。」行事の感想文でもいいです。ちょっとしたお手紙を入れる時でもいいです。参観日のときに話すときでもいいです。感謝の気持ちを・・・♡

3.子どもの現状をきちんと伝える

手がかかる子”を対応するのはひとりの先生とは限りません。何らかの伝達はあるとは思いますが、簡単にまとめた紙が一枚あれば初めて対応する先生も、「どんな子だろう・・・」といらぬ心配をしなくていいと思います。

例えば・・・▼現在心配なこと▼療育などで取り組んでいることetc・・・

4.いつでも連携できるという姿勢

何かあれば教えて欲しい。家庭で協力できることがあればなんなりと。いつでも連携します!というような話しやすいオープンな姿勢が必要なのではと思います。先生も様々な親がいて、ましては子どものことに関して何かを言うのは慎重になっていると思います。その先生の気持ちを察して話しやすい感じを作るよう心掛けるのが大切だと思います。

5.親も子も清潔感のある身だしなみ

ちょっとした送りやお迎えのときにもおしゃれをするというものではなく、身だしなみが整っている人はスマートです。子どもも同様、髪の寝ぐせに気をつけたり、眼やにや口周り、パンツはだらだら長くないか、シャツはきれいに入っているか気にできるといいと思います。小さな社会に送り出す気持ちで。

6.いい香りで送り出す

これは個人的な意見なんですが、いい香りがする子は何だか可愛がりたくなるんです。特に手がかかる子は抱っこしたり、近くで関わることが多いですよね。そんな中いい香りがするのはちょっとした先生の癒しになるのではとhidakaを送りだすときは気をつけています。香水をつけたりするわけではもちろんありません。柔軟剤たっぷりにするわけでもなく、子ども服のタンスに子どもらしい男の子でも気にならないサシェを入れてます。

いい香りでわたしもhidakaを抱っこしたりギュッとするのが大好き♡

7.忘れ物をしない

カレンダーなどに予定をしっかり書き込み、忘れ物や行事の時間などに遅れないように気をつける。そこで目立ってはいけません。親として気をつけます。

8.挨拶はにこにこ気持ちを込めて

すべての先生ににこにこ挨拶を。そして「よろしくお願いします。」と気持ちを込めて。どの先生にどこでお世話になるかわかりません。お世話にならなくてもいいんです。気持ちです。

9.機会があればお手紙を

何か変わったことがあればお手紙をしたり、何か変化があれば報告したり、オープンな親を心掛ける。

10.家でとても可愛がる

可愛がられている子はかわいいんです。これは間違いありません。甘やかすという意味のものではなく可愛がるんです。

「あなたはわたしたちの特別なんだよ。」「かわいいねぇ。」「大好きだよ。」

可愛がられている子は自分が誰かの特別だということを知っています。そんな子は見えないオーラに包まれ、可愛くみえます。可愛がられている子に悪い子はいません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?特別なことではないんです。ちょっとしたことが多いと思います。

幼稚園の先生も人間なんです。感情があり、日々色々なことを思っています。感じています。幼稚園の先生のプロ意識はすばらしいと書きました。ここに書いてある10の方法ができていなくても可愛がってくれると思います。

でも、“手がかかる子”以外にもたくさんの子どもたちを抱えているんです。いろいろな親もいると思いますし、幼稚園の中での人間関係もあります。そして何よりも本当に忙しい!!hidakaの担任の先生は若い先生なのですが、いったい何時に帰っているのでしょうか?あれだけの子どもたちの前で元気いっぱい踊って歌って、引っ張っていくのにどれだけの体力を使っているのでしょうか?

それなのに言ってくれるんです。「hidakaくんの為に何ができるかなと思って。」と

「こういうことしてみています。」「こんな気持ちが育ってますよ。」「これはまだ難しいんですけど、見守っていますね。」と

発達グレーゾーンの子”は幼稚園での3年間でいい関わりが増えれば大きく成長することが多いようです。

その大切な時期を一緒に育ててくれる先生に日々何かできることはないかなと考えたりしております。

 

お読みいただきありがとうございます。

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