言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳10カ月遊び

hidaka 3歳|2017/04/20 posted.
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雪が解け、hidakaが心待ちにしていたことがあります。

hidakaは、自転車が大好き。

雪が解けると、すぐに「自転車、もう乗れる??」と聞いてきました。

「もう乗れるかもねー。家の前で練習しようか。」と、1日、くるくる回ったり、車に気をつける練習をしておりました。

 

・・・・hidakaの補助輪外しは、年中になった去年の春に、大きな公園で練習を始めました。

練習を始める前に、私の小さい頃の記憶と、hidakaの繊細な性格の事を思うと・・・「これは、かなり苦戦するかもしれない。。。」と、覚悟を決めておりました。

ところが、そんな心配はどこへやら、hidakaの補助輪外しは、何ともあっけないものだったのです。

 

自転車の後ろで押してあげたのは、ほんの公園1周。

スピードが出た頃に、手を離してあげると、スーッとまっすぐ進んでいきました。

それから、恐れていた“怖がる”という様子は、微塵も見られなく、最初さえ、勢いよく押してあげれば、スーッと走っていくのでした。

練習初日に、立ちこぎをしてみせ、練習2日目には、くるくると、私の周りを回って見せたのです。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳10カ月遊び

 

3歳10カ月のhidakaは、言葉がぐっと進み、本人の発達も伸びる時期を迎えておりました。

“遊び”の中では、特にお友達への関心が高まり、今までのマイペースな一人遊び、大人と遊びたい中心な遊びから、同年齢の子供たちと遊ぶ楽しさを感じてきている様子でした。

お友達に合わせたり、話しかけたり・・・。

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▼お友達と映画に行く機会を

1歳頃から仲良くしていたお友達と、いつもの近所の公園遊びやお家遊びとは一味違う、街中へ映画を観に行くということを企画してみました。

暗くなる映画館や、慣れない電車というように、不安要素はたくさんあったのですが、親しくhidakaの発達の事も理解を示してくれていたママ友達だったので、挑戦してみることに。

電車内では、緊張して固まっていたhidaka。お友達のアプローチもあり、手を繋いだり、電車内で飴を楽しんだり、普段は呼びかけることも少ないのですが、お友達に「○○ちゃん」と呼びかけたり、追いかけたり、同じことをマネしてみたり。

今までの、「たまたま遊びに来た場所にお友達がいた。」というような、少し距離がある関係から、「共に冒険をしている仲間」のような感情が湧いてきている様子でした。

▼自分の事を知って欲しい

お友達がお家に遊びに来ている時、自分のアルバムをお友達に見せ、「○○くん、みて!ひだか○○してるのー。」と、自分の写真をみせるということがありました。

お友達へのこういう働きかけは初めてでした。

お友達は・・・「???」と、興味がなさそうでしたが、新しい働きかけは新鮮でした。

“同年齢の子と相互的な遊びができない。”という、アスペルガー症候群の特徴も気になる日々でしたが、お友達への関心が湧いたばかりのhidaka。どういう風に関係を築いていくということも、少しずつ学習している最中でもあったと思っております。

(→アスペルガー症候群を知っていますか?一見すると障害に見られないアスペルガー症候群の子ども特徴16

▼お友達との共有遊び

それまであまり見られなく心配していた、思いを共有する遊び。

hidakaは、それまで“自分の遊び”というのが前面に出ていて、あまり何をしようか迷っている姿は見たことがありません。視界は狭く、他の子が何をして遊んでいるのか?ということに、視野が及んでいない事と、興味が及んでいなかったこと、自分の遊びへのこだわりの強さを記憶しております。

それが、お友達と同じ事をして遊ぶ姿が見られるように。

何かが上手くいったらしく、お友達と飛び跳ねて一緒に喜ぶという姿も見られました。

▼電卓がおもしろい

数字を覚えたり、数えたり、書いたり、何がそんなに好きなのか?と思えるほど、興味が強かったhidaka。身近にあった電卓に気がつき、興味を示しました。

パパが面白がって、+(たす)の使い方を軽く教えてみると、10を作ったり、90を作ったりして遊ぶように。何やら楽しそうなのですが・・・少し子供らしい姿から遠のいたので、不安に思うのでした。

▼恐怖心からの克服

すべり台など、今までよくわからず大丈夫だったものが、「成長と共に、恐怖心が湧き、怖がるようになった。」というのをよく耳にしていたのですが、hidakaも、この恐怖心、同年齢の子たちとはワンテンポ遅れてきました。

すべり台は、割とすぐに克服できたのですが、雪山からのひとりそり滑りは、なかなか克服できず、いつも私と二人で滑っておりました。

でも、もう一歩進み、「怖いけど、大丈夫。」「刺激があって楽しい!」と感じられるようになったらしく、3歳10カ月になり、そりでひとり滑りができるようになりました。

▼穏やかな性格

hidakaは、表情もやわらかく、たまに女の子と間違われるくらい、少し中性的な顔立ちです。

そして、生まれ持ったその性格も、私に似てか、のんびり穏やかなもの。

声を荒げて怒る姿なんて想像できない雰囲気を持っております。

雪山をそりを引っ張り、ひとりで上がってくるときに、お友達がふざけて上からゴロゴロと転がって、hidakaの登るのを邪魔しました。邪魔されてもニコニコ笑い、よけて登ってくる。そのお友達の遊びも楽しんでおりました。

気の優しいhidaka。

“いじめの対象になったりすることはないか・・・”というのも、また心配に思ったりしておりました。

このくらいの、自分も遊びとして楽しめるようなものであれば、hidakaのような穏やかな性格というのは、親として本当に見ていて心地よいものなのですが・・・

成長と共に、私の目からは離れて、様々な環境で育ったお友達と出会う中で、その穏やかな性格というのは・・・「嫌な事を嫌」と言えるであろうか・・・。もしも言えなかったら・・・。と、いじめのターゲットになったりすることはないか?と、心配に思うのでした。

▼同年代の少し上のお友達と遊ぶのが難しい

アスペルガー症候群の子どもの特徴に、“同年代のお友達と相互的な遊びをすることが難しい。”という、特徴があります。

hidakaは、アスペルガー症候群とは今のところ診断されていないのですが、コミュニケーションに苦手があるので、その特徴に当てはまるかもしれない・・・と、思える項目がいくつかあります。

その度合いが、障害まで至っていないという認識をしております。

3歳10カ月のhidakaは、発達検査の結果でもあったように、言語・社会性が1年以上遅れていたのです。

当然、同じ年頃のhidakaより、少し上の子達に交じり遊ぶと・・・その周囲の子達の、言語の発達についていくことができず、ただでさえ苦手なコミュニケーションを、言葉で関わろうとしてくるお友達に、一緒にいて疲れを感じる様子でした。

hidakaより少し上のお友達というのは、地域の妊婦会のときにお友達になり、赤ちゃんの頃から、定期的に集まっていたメンバーです。

気心知れた、仲間のはずなのですが、赤ちゃんから一緒というのもあって、hidakaも何となく一緒に成長をしているという認識だったのかもしれません。

その“一緒のはずが一緒ではない。”というのが、hidakaが自分で自分の苦手を、肌で感じる瞬間だったのかもしれません。

「・・・同年代のお友達との相互遊びか・・・hidakaには難しそうだな。。。」と悩んでいる中で、hidakaは4月生まれなので、同じ学年のhidakaよりも少し下のお友達と、交友関係を広げてみると・・・何とものびのびと楽しそうに遊ぶではないですか。

よく笑い、少しお兄ちゃんぶって話しかけてみたり、遊びのリードをしようとする姿もありました。

話しかけて、返答があれば、コミュニケーションがとれているようにも見えます。

同じ学年の、hidakaよりも半年くらい後に生まれたお友達と遊ぶ事によって、コミュニケーションにも苦手意識で小さくなるのではなく、少しずつ自信をつけていくことができたのではないか?と、今は感じております。

▼変身ごっこはしない

学年がひとつ上の子達は、この頃、幼稚園に通い始め、様々な刺激を受けている頃でした。

hidakaは、まだまだ家庭で過ごしていたというのと、もともとのマイワールドなマイペースな性格で、同年代のお友達から刺激を受ける機会が少なく、世界が広がっていなかったため、男の子がよく遊ぶ、“闘いごっこ”や“変身ごっこ”というものに、あまり興味を示しませんでした。

お友達が集まると、男の子は身体を動かし、“闘いごっこ”や“変身ごっこ”を始めるのですが、hidakaはよくわからない様子で、一人おままごとに没頭するという姿が見られました。

同年代の幼稚園に通っているお友達と上手く関わることができないときには、大人の手を引き、自分の興味の赴くままに、外をみて、お店の名前を言ったりするという姿も見られました。

これは・・・なかなか心配な姿でした。

・・・でも、“変身ごっこ”興味がないわけではないのです。

みんなが落ち着き、おのおので好きな事をしているときに、ふと床に落ちていたヒーローのお面を拾いました。

そして、こっそり一人でかぶり、私の方をみて、少し嬉しそうにするのでした。

▼みんなと一緒ができるように

社会性の発達の遅れに悩んでいた3歳。

幼稚園のプレに二つ通ったり、毎週児童館に顔を出したり、交友関係を大切にして、お友達と一緒に行動する機会を多く設けたり、私は“ママ活動”と称して、仕事のようにhidakaを外の世界に、私以外の人と触れ合う場所に連れ出す事を意識しておりました。

すべては、社会性の発達の為です。

ただでさえ、育ちにくいhidakaを、みんなが合わせてくれる療育の場や、私だけが合わせて関わる世界では、育たないからです。

でも、社会性が幼いhidakaを、連れて活動するのは、ママとして“辛い”と感じることもありました。

否応にもhidakaの社会性の未熟さを、同年齢の子達のなかで、痛感するのです。

周囲の冷たい目が気になることもありました。

その辛く苦しい“ママ活動”を耐えたおかげなのか、hidakaの発達が進んだからというのは、間違いないと思うのですが、3歳10カ月を迎え、hidakaは、周囲のタイミングに自分を合わせるようになってきました。

みんなが集まれば、集まる。みんなが踊れば踊る。おやつを食べ始めれば、自分もおやつタイムにする。

定型の発達の子を育てるお母さんには、当たり前のことに思うかもしれません。

返って、「○○ちゃん・○○くんと一緒にしたい!!」と、困らせられることもあるかもしれません。

でも、hidakaにはそれが難しかった。

ようやくhidakaの社会性は、「みんなと一緒にすると楽しい。」というところまで、育ったのです。

まとめ

hidakaとの遊びは、3歳の頃、私の出来る限りの時間を使い、楽しいというよりも、少し訓練のような、気持ちが働いていた事も確かです。

育児というのは、楽しい楽しいだけではないのは、みんな一緒でしょうか?

子供は黙っていても、育っていくのかもしれません。でも、やっぱり育てているのは、私たちなんです。

幼稚園に入園するまで、たくさんの時間を使い、他の誰でもなく、私がhidakaを育てておりました。

そして、自転車を使う子ならば、誰でも通る道である“補助輪外し”。

どうして、hidakaはこんなに補助輪外しに苦戦しなかったのでしょうか?

それは・・・

「倒れてしまったら、痛い思いをするかもしれない・・・。」という「もしかすると・・・」という事に、想像力を働かせる力が弱いこともあるかな?とも思いつきます。

でも、それよりも何よりも、私はhidakaの“強靭な足の力”が、こんなにもあっけなく自転車の補助輪外しに成功する、大部分の要因になったのではないかと感じました。

笑うhidakaを追いかける遊びの中で、毎日のように公園に向かう道中で、思いを共有する為のお散歩のなかで、お友達と様々な遊びをする中で、

少しずつ少しずつ鍛えられた足。

その足の力が、補助輪が付いていない自転車のペダルを、ぶれることなく、力強くこぎ続ける力になったのです。

見えないところでも、たくさんの力が付いているのです。

あの時、丁寧にたくさんの遊びを大切にしていたおかげで、今、楽になっていることもたくさんあるんだろうな・・・。と、知らず知らずに積み重ねてきたものを感じました。

遊びの中で、身につけられる事は、ひとつではないのです。

親子の時間を積み重ねながら、知らないところでも、付いている力の存在に気づかされました。

 

あなたはお子さんと遊ぶのが好きですか?

好きだけでは、乗り切れられないような思いをしているお母さんもいるかもしれません。

でも、遊びの中で身につくものは、一生物なんです。

一生懸命、hidakaと“遊ぶ”ということを、大切にしていたあの時の自分に、労いの気持ちでいっぱいになるのでした。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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