言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳11カ月遊び~好きこそ物の上手なれ

hidaka 3歳|2017/09/05 posted.
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ご訪問いただきありがとうございます。

 

就学を控えたhidakaに、少し早いのですが、学習机を購入してあげました。

かねてより、文字や数字、絵を描くことが大好きなhidaka。

いつもはリビングにあるソファ前のテーブルを独占し、自分の中でイメージしているものを目の前の紙にアウトプット、またまた空想の世界を思い描き、アウトプットと繰り返しておりました。

あっという間に、リビングのテーブルは、hidakaの頭の中の空想のイメージで溢れかえります。

イメージの多くは、数字でいっぱいのカレンダーやエレベーター、信号にドラえもんの世界、時には乱数表のようなものまで作成したりと・・・少しその興味関心は偏っているので、空想の世界というと、自由なイメージがあるかもしれませんが、どちらかというと、再現遊びの一環のようなものが近いものです。

(→それは本当に”ごっこ遊び”ですか?”再現遊び”とごっこ遊びの違い 再現遊びを見分ける方法3つ

最初は、こんなことを思い描いているのか・・・と、関心したり、感心したり、面白さを感じていたのですが、毎日20枚から30枚と、似たような内容で大量に描かれると・・・・少し感覚がマヒしてきます。

大量の紙が散らばり、片付けても片付けても散乱するペンや定規、ハサミで切られた紙くず。

いつしか、hidakaが描いた“空想の世界”には目がいかなくなり、部屋をきれいに保つという、主婦の仕事の為に、ただただゴミのように、紙を処分することに追われていきました。

そんな事が続いていたので、学習机を購入するのを少し早めました。

机を購入してからは、自分の場所ができたhidaka。

わたしから作業の途中で、「片付けなさい!」と言われない、その空間を気にいったらしく、多くの時間を机の上で過ごし、空想世界の再現遊びを紙の上で形にすることに没頭しております。

“集中して取り組む”

という、hidakaの力はすさまじいです。

この持って生まれたhidakaの才能に、感覚がマヒしないように、応援していきたいものです。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳11カ月遊び

 

hidaka3歳11カ月は、北海道では一番寒さが際立つ2月でした。

インフルエンザという大きな風邪をひき、回復したhidakaの“遊び”に注目して、ご紹介します。

体調を崩し、身体を整えている最中なのか、本を読んだり、言葉少なく、静かに過ごすという姿が目立つ1か月でした。

 

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▼プラレールのコースを組み立てられるように

hidakaに自閉症の傾向がある事を知った私たちは、それまでの知識と、ネットで新しく知った知識で、自閉症の傾向を持つ子どもたちは、何かをコレクションしたり、特定のものに関心が偏り、○○博士と呼ばれたりすることがあるという情報に目が行きました。

「hidakaも・・・特定の分野に飛び抜けた知識を持つに違いない・・・?」と、これからの成長に夢を持ち始めました。

現に数字への異常な興味関心と、文字に対するこだわり・記憶力は、hidakaの特徴でもあり、hidakaの特性でもありました。

「きっと、この興味関心は、何か他のものに移っていくに違いない・・・?」

と、浅い知識でhidakaの先の関心を予測しました。

「何か数字や文字以外にも、好きになることを増やしていける環境を提供したいな・・・。」と、考え

多くの人が、熱狂的に好きになるというイメージで、

「もしかして・・・hidakaは、電車や鉄道などの大ファンになる?」と。

「よし!hidakaには、プラレールだ!」と、思ったのです。

「きっと、熱中して、楽しみながら、想像力を働かせ、様々なコースを作り、発達を伸ばしていくのに一役かってくれるに違いない???」と。

プラレールを一通り楽しめるように揃え、アンパンマンのおままごとおもちゃで遊ぶ姿が続いていたhidakaに、「思いっきり楽しんで、好きな世界を広げていいんだよ!」と、自信満々で与えてみると・・・・

hidakaは・・・・コースを想像して組み立てる事が難しいようでした。

がくっ。。。

そうなんです。

プラレールは、実はとても想像力が必要だったのです。

「ママ、作って~」と、人任せです。

作ってみて感じたのですが、私もそんなに得意ではありませんでした。。。

コースは平面的。

丸くしてみたり、少しうねっても、すぐにコースを閉めたくなるのです。

少し間隔がずれて閉まらないと、もうどうしたらいいものか。。。と、そのスッキリしないようすに、悶々とするのでした。

これは、、、hidakaの気持ちがわかりました。

パパに作ってもらうと、何ともこんな風に遊ぶのか!!と思うほど、立体的にコースができ、私とhidakaは楽しさを感じるのでした。

しばらく「パパに作ってもらったら?」と、私。

「パパ、作って~」で遊んでいたhidaka。

そのパパに教えてもらった“楽しさ”のおかげで、3歳11カ月になり、ようやく自分でコースを組み立てるようになりました。

椅子の足をトンネルに見立てたり、うねうねコースと称し、曲がっているレールをうまく組み合わせ、楽しんでおりました。

ゆっくりでしたが、“想像力の発達”を感じるのでした。

そしてhidakaは、数字や文字に対する、異常な興味関心は相変わらずですが、その興味関心が他に移るということは、今現在まだありません。

もしかすると、ないのかも?しれません。

hidakaの興味関心は、生まれつき“文字と数字”なのかもしれません。

ネットで得る知識とは、時に偏った解釈をしてしまい、本来の我が子とは別の我が子を、想像してしまったりすることがあるようです。

▼絵を描くことが大好き

この頃のhidakaは、文字や数字だけでなく、絵を描くことも大好きに。

○を描いて、目を描いて、口を描いてと、関心が人物の方向に向く事があったこと、力強くぶれない線に、運筆には問題はないかな・・・?と、少し安心して、その描く絵を見いったりしておりました。

自分で描いた絵を「・・・・なんだろ?」と、つぶやいている姿は可愛かったです。

この絵というのも、ネットで発達障害やその傾向がある子は、“絵が飛びぬけて上手な子がいる”という情報を目にして、

「もしかして・・・・hidakaは、視覚優位という特性もあるし・・・得意は“絵”にある?」

と想像し、色鉛筆やペン、絵具のようなものに触れる機会をたくさん作ってみたりしておりました。

・・・・しばらくhidakaの絵を観察し、その上達の方向性を見守っていると、そのタッチは・・・・

こてこてのアニメタッチでした!

写実的な“絵”の才能を夢みてしまっていた私は、少しざんねんに感じるのでした(笑)。

私も多くのママやパパと一緒で、“隠れた才能”を探してしまっていたのですね。

▼数字がとにかく大好き

hidakaの数字好きは、まだ使える単語が数える程しかなかった1歳後半から、とにかく目立つものでした。

車のナンバーを楽しそうに目で追い、覚え、得意げに披露する姿は・・・・なんとも不思議なもの。

そんなところに数字があったの?というところの数字も見つけ、嬉しそうに訴えるものでした。

後にネットで、自閉症児の特徴のひとつということを知り、数字を楽しそうに伝えてくる我が子に、本当に胸がキュッと締め付けるような寂しさを感じるのでした。

そんなhidakaの、絵本で注目するところもまた、数字に引っ張られることが多々あり、ページ数や出てくる動物の数を数えたり、数字が題材の絵本なんてものがあったら、お気に入りになることに間違いはありませんでした。

いつしかhidakaの“数字好き”というのを、楽しめなくなっていたときに、担当の臨床心理士さんより、こんな言葉を掛けてもらいました。

「お母さん。“好き”は力になるんです。

それは、どんな力にも勝る、その子だけが持っている特権なんです。

“好き”から広がる世界は、無限大なんですよ。ひだかくんには、いろいろな可能性があるんです。

ひだかくんの“好き”から、世界を広げていきましょう!

閊えていたものが取れたかのように、私の考えは変わりました。

hidakaの“数字好き”を受け入れた瞬間でもありました。

数字から広げた世界。たくさんあります。

数字に関する絵本。たくさん触れさせました。

一緒に数字を探しました。

数えることで、一緒に楽しみました。

“すうじのうた”も一緒に歌い、今では“すうじのうた”は、hidakaの子育てのテーマソングです。

そうやって、hidakaの“好き”を利用して、親子の時間を充実させてきました。

そして、数字という得意を、いつかhidakaの強みとしていけないか?と、数字に関しては、適齢期というのは全く参考にしておりません。

hidakaの興味関心に合わせ、時計や足し算・引き算・掛け算というものは、どんどん遊びのように習得させております。

知識は邪魔にはなりません。

数字のことに関しては、周囲に合わせることなんてないのです。

生き生きと生きる為のツールとして、“好き”を活用するのです。

▼お友達への関心

今までは、お友達に会っても、自分の興味関心に沿って遊ぶ姿が目立っておりました。

お友達が今何に興味関心を持っているのか?ということには、関心していない様子だったのです。

それが、3歳11カ月を迎え、久しぶりに会ったお友達の姿を、目で追うようになりました。

その目は、キラキラと輝き、口元は少しほほ笑みを浮かべ、お友達の行動に関心しておりました。

駆け寄っていくことはありません。

話しかけることもありません。

でも、嬉しそうに見つめるその目に、私はホッと気持ちが温まりました。

「きっと、大丈夫。お友達と遊べるようになる。お友達と楽しく遊び、人と繋がっていくことができる子に成長していく。」

hidakaに自閉症の傾向があるということを知った時、私の心を一番痛めたのが、“その生まれ持った特性の為に、人と繋がっていくことが上手くできないかもしれない”というところでした。

まだ生まれて3年しか経っていない我が子の、孤独にひとりきりで死んでしまうところを想像したのです。

それはそれは、とても寂しいものでした。

障害のある子が皆そうなる。という風に、考えている訳ではありません。

でも、先立つことが世の習いの親であれば、誰だってこの世に残す子どもの事が心配なのです。

hidakaのこの“お友達に関心を示す”という成長は、私のなかでとても大きく安心するものでした。

▼まだまだマイペースだったり大人と遊ぶのが大好き

発達に偏りのある子ども達というのは、ある部分の感覚が敏感で、その自分の感覚を頼りに、自分の身を守るというような特徴があるというのを、聞いたことがあります。

hidakaも、この不思議な程、精度の高い、ある感覚を持っているようです。

それは、“自分に合うお友達”を見分ける感覚。

“自分に合う”というのは、hidakaにとっては、“自分を理解して、自由にしてくれる”というところにあるような気がします。

誰とでも親しげに遊んだりしないのです。

誰にでもついていって、一緒に遊ぼうとしないのです。

お友達も、2分も経たないくらいで、“合う”か“合わない”かを感じとり、“合わない”と判断すると、頑張ることはありません。

マイペースにひとり遊びをしたり、合わせてくれる大人と遊ぼうとします。

みんなと仲良くすることはないのです。

その社会性的に不器用な自分を、本能的に守ろうとしているのかな・・・・?と感じたりしております。

逆にhidakaが気を許すお友達というのは、決してhidakaにとって“悪いお友達”になる気がしないのです。

活発で気の強い子もいます。

少し内向的で大人しい子もいます。

hidakaが仲良くなろうとする子に共通して感じるのは、どこか優しい気持ちを持っている雰囲気があります。

「あぁ。hidakaにとって、大切なお友達になるかもしれないな。」

と、多くの時間を共有していなくても、そのように感じてしまいます。

 

まとめ

子どもはひとりしかいない私にとって、子育てのスタンダードはhidakaです。

でも、発達に心配があると感じてからは、

「ちょっと変わっている?」

「ちょっと育てにくいのかもしれない?」

という比較の目が、悲しくも私にはある気がします。

数字が大好きで、意気揚々と車のナンバーを覚えてきたhidaka。

あの1歳半の頃の“個性は楽しい”と感じていた感覚と同じようには、感じることはできないのかもしれません。

それだけ“発達障害の傾向”に怯えてきたのです。

でも、hidakaの持つ特性は、どれも“生活に支障”があるものではありませんでした。

そういう視点での見方が、あの頃の私に少しでもあれば、もっと気持ちを軽く、hidakaの個性を“楽しむ”ことができていたのかもしれません。

多くの時間を、怯え過ごしてきたのではありません。

気持ち強く、前を向き、進んできたつもりです。

でも、そんな怯えた気持ちも、もちろん共存していたのです。

 

生まれ持ってきた子どもの個性は“生活に支障”がありますか?

なければ、それは我が子が生まれる前に選んで持ってきた“特別な宝物”なんです。

その“特別な宝物”を、大切に育んでいくというのも、また私たちの使命なのかもしれません。

“好きこそ物の上手なれ”

 

お読みいただきありがとうございます。

 

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始まっております。

今回は、hidakaに羽毛布団を購入しました。

東京西川の羽毛布団。

先程届いて、臭いもなく、ふわふわで、テンションあがりました。

新学期に向け、hidakaのお部屋作り、張り切っていきます。

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