言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳5カ月 言葉

hidaka 3歳|2016/08/24 posted.
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ご訪問ありがとうございます。

「好きなキャラクター何ですか?」子どもに質問すると、その子その子でいろいろな個性で答えが変わってきますよね。

幼稚園に入園する際には好きなキャラクターのお弁当箱や箸セット、好きなキャラクターの布を買ってきて手作りでお弁当袋やコップ入れ、道具入れなんかを作ってあげたいなぁと思っておりました。私がお母さんになってやってあげたかった事のひとつです。

入園の説明会などがあるこの時期ちょっと早いですが、楽しい事を考えようと入園準備を少しずつやっていこうかなぁと張り切っていました。

そこで「ひだかの好きなキャラクターは何ですか?」と聞いてみました。

「・・・・」

むむ。どうやら難しいようです。

この頃アンパンマンのおもちゃが大好きでアンパンマンのパン工場にはじまり、アンパンマンのコンビニ、ハンバーガー屋さんにアイス屋さんとおもちゃをコレクションしていたhidaka。

「アンパンマン?」と聞いてみると、首を横に振ります。

アンパンマンは卒業の気持ちになってきているようですが、次に気持ちを持っていかれるものがないらしいのです。

テレビを規制していたからでしょうか。こんなことになるとは・・・

でもテレビの規制だけのせいではないようです。

好きになるキャラクターも個性や家庭の環境だけではなく発達の進みが影響してくるのではないかと思ったりしております。

NHKのいないいないばぁやアンパンマンが物足りなくなる。次にくるのは男の子なら戦隊ものでしょうか?女の子ならプリキュア?単純な物語ではなく、連続した少し複雑なお話を理解できるようになり楽しく感じるのにはそれなりにある部分の発達が進んでいないと好きにはなれないようなのです。

幼稚園という小さな社会に送り出す気持ちを盛り上げたいと思っただけなんですが、そんなところでもゆっくり発達が進んでいる事を感じるのでした。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳5カ月 言葉

 

この頃のhidakaは2語文がよく出ているなぁと感じました。3歳児健診のチェック項目の“2語文が出ていますか?”というのがあったのですが、このくらい出ていたら自信を持ってYES!と出来たのになぁと思ったりしておりました。

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▼のりものを指差して「ひだか のりたい」たべものを指差して「ひだか たべたい」

クレーン現象も落ち着き指差しして言葉という流れができてきました。

▼「てつだってー」が使えるように

まだまだたまにですが、困っている状況になったときに私を頼ると便利だということに気がついたようです。それを言葉で表現することができるように。

▼「○○(人)の○○(物)」をよく言うように

「ママのくつ」「パパのぼうし」~のという助詞を上手く使えるように。

▼なんと3語文が出たんです!!

hidakaのはじめての3語文「ひだかのいも おちちゃったー」いもが気持ちを動かしたんですね。3語文の定着はまだ先のように感じましたが嬉しい一言でした。

▼「かわいい」「かっこいい」の違いが何となくわかってきた様子

私のものは「かわいいねー」といい、車のおもちゃとかは「かっこいーね」と表現しました。

 

決まった言葉を使う事がとにかく多いんです。ほんとここに書いてある言葉を駆使して日々の生活をしている感じです。でも少しコミュニケーションらしきことができてきたように感じ始めてきた3歳5カ月でした。

どこにいきたい?→「こうえん」指差し「ようちえん」「じてんしゃ」

今日どこいった?→「こうえん」「○○ちゃん」「おともだち」

○○する?→「いいよ!」

○○○○?→「うん・・・」

関連用語を並べて私とコミュニケーションをしようとしたりすることもありました。

「こうえん ○○ちゃん たのしかったねー」

~のという所有の助詞を使えることになったのが嬉しい様子でよく遊びでも使う。

ドーナツの広告やパン、おままごとで「ママの パパの ひだかの」と

「みてみて!○○!」をよく使うようになってきました。先日公園で1歳過ぎの子が「みてみて!」と言っているのを聞いて「そうだよね・・・」と思ったのですが、hidakaは3歳5カ月からようやく“みてみて期”です。公園で出会ったお母さんは「またー?はいはい。」と大変そうでしたが、私はこの頃一緒の時間を共有しているようで嬉しかったのを覚えています。

▼形容詞をよく使うように

「おいしそうね」「きれいね」「はやいね」「かっこいいね」「いいにおいだよー」

動詞が・・・すべて「入れて」で代用するように・・・

便利に感じたのか色々な動詞を使い分ける複雑さに疲れたのか・・・ちょっと後退したようで不安に思ったりしました。

▼自分の内的状況を言葉にできるように

「ひだか おはよー」「ひだか ねむたい」

▼話しの内容にあった応えができるように

私「ママ洗濯するからねー」hidaka「うん」私「その後買い物いこうか?」hidaka「いいよ!」

▼自分で作った名詞を使ったりする

スーパーをなぜか「ビービーハイ」と呼び、「○○スーパーだよ。」と言っても変えない。謎の造語。多くはありませんが少しありました。

 

まとめ

療育で心理の先生がhidakaに言葉を教えることを「言葉を入れる」という表現をしていました。

何かをしているときにそれにあった表現をしてあげると言葉が入りやすいんです。

例えばhidakaが走っている時、「はやいねー」と言葉を入れるとビックリするぐらいすーっとhidakaに言葉が入って「はやいねー」と使えるようになりました。

よく言葉の遅い子には「お母さんが言葉のシャワーをいっぱい浴びせてあげてください」というアドバイスを耳にしていたのですが、どんなに話しかけても浸透している感じがしなくて雲をつかんでいるようで手ごたえがありませんでした。

でもhidakaが今まさに目で見たり、感じている事、表現したい事を言葉にして入れてあげると驚くくらいその言葉が定着したりするのです。「言葉を入れる」という表現は何だかしっくりくるものがありました。実際それを意識して言葉かけをすると言葉が増えていくように感じました。

療育の心理の先生は週に1度の1時間と言う短い時間で、hidakaに言葉を入れるというのを一生懸命してくれていました。身体を使いいっぱい一緒に遊び、hidakaの心が動いたものを丁寧に観察し言葉で表現し、ひとつでも入ったものがあると喜んでくれていました。

週に1度1時間です。言葉は増えるでしょうか?

・・・そうです。言葉を入れるのはお母さんの役目なんです。途方もなく一緒の時間を過ごしている私なんです。

療育の心理の先生は私にそれをしてくださいとは言いませんでした。

「私はただ遊んでいるんではないんです。毎回ひだかくんに言葉を入れるということをしているんですよ。この時間の中でひとつでも言葉が入ってくれれば、あぁ今日はいい仕事をしたなぁと思っているんです。」とやんわりと教えてくれました。

心理の先生は発達のプロです。心理の先生がやっていることを家庭でもできればその子の発達にとってそんないいことはないんです。

療育にただただ参加させているだけでは、その子の発達を最大限に促していることにはならないのです。我が子の発達をサポートするのは心理の先生でも児童精神科の先生でもありません。間違いなく多くの時間を共にしているお母さんなのではないでしょうか?

言葉の発達が遅れ心配な子をもつ方の療育の利用の仕方の参考になれば嬉しいです。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

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