言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳4カ月 気になる行動

hidaka 3歳|2016/07/15 posted.
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先日ピアノ教室でhidakaの心境に変化があったようです。先生に「こんにちは!」と元気に照れながら言う事ができ、意欲的に声を出して歌ったりしておりました。

ピアノの先生もその変化にまだ出会って10回も会っていないと思うのですが、「成長したね!!」とビックリされていました。

hidakaは慣れると本来の能力を発揮できるようです。慣れる前の緊張している段階で2~3ヶ月後を想像すると「この子はどんな風になってしまうんだろう・・・」と不安に思わせてしまう事も確かです。

きっと先生が想像していたhidakaと慣れたhidakaの差はとてもあったんだろうなぁと感じたりしました。

子どもが誉められるのはとても嬉しい事です。

ピアノ教室が終わり、何だか晴れ晴れとしたいい気分でした。

「発表会に出るのも夢じゃないかもしれないなぁ・・・♡」と新たな期待をしたりしてしまいました。

でも、干渉のし過ぎは禁物です。親の思い入れが強くなりすぎると重いですからね。

ほどほどに楽しみたいと思っております。

 

言葉の遅れ hidaka発達記録 3歳4カ月 気になる行動

 

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▼パニックになったとき

公園の遊具から誤って手をすべらせ落ちそうになるということがありました。その時に落ちないようにとっさにとった動きで肩を固い遊具に強打してしまったのです。駆け寄りhidakaをその遊具から抱えて下ろすと、私の手を振り払い公園の外めがけて走りだしました!!えー!?そうです。パニックになると逃げ出してしまうのです。hidakaにとって落ち着く場所は母親の腕のなかではなく、自分の家のようです。どうやら家に向かって走り出したようです。。。遠いでしょぅ・・・

逃げ出したhidakaを全速力で追いかけ抱き捕まえました。すごい力で抵抗されます。「いえーいくのー!!!」と泣き叫んでいます。もう3歳も過ぎ体格もいい方です。毎日公園遊びに走り回って筋力も体力もあります。小さな子どもが泣いてお母さんに抱きつくのような抱っこは難しく、お姫様だっこのようにしてようやく手足の自由を奪いました。

密着感のない抱っこ。母親なのに子どもを安心させることができないのです。生まれてからずーっと傍にいるのに甘え方をhidakaは知らないのです。子どもというのは自然と自分がいいように甘えてくると思っていたわたしも甘えさせる方法を教えることになるなんて思ってもみませんでした。

3歳になりようやく“あなたの落ち着く場所はわたしの腕の中なんだよ”と教える必要に気がついたのです。

ぎゅっとしてあげたかったのですが、お姫様だっこのような形でしばらく「よしよし。もう大丈夫だよ。」と赤ちゃんのときにしてあげられなかった分を取り戻すかのように丁寧になぐさめました。

すると・・・しばらくして力が抜けて落ち着いたようです。まだ「じてんしゃー」と帰ろうとしている様子でしたが、「もう大丈夫じゃない?もう少し遊んでいこうか?」と軽く聞いてみると、ぱーっと走って遊びに戻っていきました。

やれやれ。。。

療育に通い、心理の先生に相談していたのです。

「パニックになると走って逃げていってしまうんです。どうやら家に帰ろうと思うみたいで・・・」と。

心理の先生はhidakaが緊張しているときや、不安な時わたしに抱きついているのを見ていました。わたしもhidakaの身体に触れて嫌がられることはありませんでした。

その様子をみていた心理の先生は「hidakaくんはただ安心できる場所が身近にあることを知らないだけ。感覚の過敏があって抱っこを嫌がっている訳ではないと思うので、パニックになったときはぎゅーっと抱きしめてあげてください。」と教えてくれました。

発達障害グレーゾーンの子発達に心配がある子というのは、定型の発達の子ならば誰に教えてもらったわけでもないのに自然と身につけている親への甘え方が全然形になっていないということがよくあるようです。

もし、hidakaの発達障害の傾向が軽いからという理由で療育に通う事を見送っていたらこんな的確なアドバイスをしてもらうこともなかったと思います。

一歩間違えば、落ち着かない状況になったらすぐに家に帰ってきてしまう子になっていたかもしれません。

大変。。。

▼自分の内的状態に鈍い

夏休みのある日、パパがお休みで「明日はひだかを連れてラジオ体操にいってみる!」と張りきったときがありました。朝6:00に起こし引きずって出発していきました。・・・どうやら人が集まっている状況にビックリしたようで、参加できず遠巻きに眺め帰ってきたようです。・・・ご苦労さまでした。

きっと眠り足りなかったのでしょう。2日程だるいのか気分にムラがありいつもと少し違う様子でした。だるいならゆっくりすればいいのにと思うのですが、おやつを食べたがったり、動き回ったり、へんなテンションなんです。

心理の先生にきいてみると、「ひだかくんはまだ自分の内的な状態(つかれた、ねむたい)に気がつくのが難しい時期なのかもしれませんね。きっと何だかモヤモヤするなーとかイライラする!というような感じで感じていてそれが何なのか自分でわからないという感じなのかも。」と。

またまたここでもモヤモヤやイライラを母親で癒すという術を知らないようなのです。。。

そう思えばhidakaに「つかれたー」とゴロンと甘えてきたり、眠たくて「だっこー」と言われた事がないことに気がつきました。

きっと感じているであろうことを言葉にしてあげ、どうすれば癒えていくのかも一緒に考えていかなければいけないということにもいまさら気がついたりしました。

▼数字がとてもとても気になる様子

「3だ!」「6!」「みてみて!7!」「○じょー○!」住所「た○○の○○!」車のナンバー

本当に嬉しそうに一日に何度も何度も数字を見つけると指差しわたしに訴えてきます。車のナンバーはご近所さんのを覚えて近づいてくると言ってみたり楽しそうです・・・

・・・大丈夫なんだろうか・・・と嬉しそうなニコニコの顔の横で「数字に囚われている・・・」という言葉が頭に浮かび身震いするのでした。

▼マイペースで指示が通りにくい

とにかくマイペース。自分のペースで事を進めたがります。聴こえていないふりもよくされ、最初は「たのしいところいくよー」や「おきたら遊びにいこう!」と肯定的に誘っていますが、全然だめで、そのうちに「おいていくよ!怒」「先いっちゃうからね!怒」ということに・・・そうすると焦って協力してくれるという流れに。そうなるとついついそういう声掛けが多くなってしまうのです。これは定型の発達の子でもよくあることなのかなぁ・・・子どもの気持ちを乗らせるのは難しいことですね。

 

まとめ

療育に通うようになり、小さな疑問や不安でもすぐに相談できる心理の先生に出会う事ができました。数字好きに関しても、「何かを好きになることは悪いことではないんです。上手く利用して、数字に付随することを声掛けしてあげましょう!」とアドバイスしてもらい、数字から広げたこともたくさんあります。

3歳。一番いろいろ迷っておりました。でもどの対応も子どもをよく見てその子に合わせて丁寧に接していくということなんですよね。

ひとりずつ違うんです。誰ひとり同じ育て方でいいわけではないんです。その子それぞれ出来ることも苦手なことも違うんです。自然と身についていく子もいれば、教えてあげる必要がある子もいるんです。

今はもう迷っておりません。

よく見ています。hidakaの事をいっぱい知っております。

これからも彼に合わせてわたしたちが変わっていくことに変わりはないでしょう。

もうこの世の終わりかと思うくらいの絶望とショックを抱え打ちひしがれたこともありましたが、hidakaの子育て楽しめるようにわたしも変わってきております。

 

お読みいただきありがとうございます。

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