ご訪問いただきありがとうございます。 昨日、5歳のhidakaが久しぶりにパズルを […]
ご訪問いただきありがとうございます。
昨日、5歳のhidakaが久しぶりにパズルを持ってきました。
hidaka「ママぱずるしよう!」
私「いいよー♡」
hidaka「じゃんけん!」
私「???」
hidaka「ぽん!」
なんと!“じゃんけんして、順番にパーツを埋めていく”というルールで遊ぼう!ということだったのです。
ルールを提案したのはhidakaです。
何とも“やりとり”をしている感じが高まり、コミュニケーションをとりながら遊ぶという、社会性的には、“高度な遊び”になってきたなぁ・・・。と、嬉しく楽しく感じるのでした。
3歳、言葉の遅れが目立ち、発達障害を意識したhidaka。
5歳2カ月のhidakaは・・・・成長してきています・・・!
「こどもちゃれんじ」のレビュー 発達障害グレーゾーンの子に視覚支援でソーシャルスキルを~hidaka 発達記録・3歳3か月・遊び
言葉の遅れが目立ったhidakaの3歳3カ月の頃の遊びは、どのようなものだったのでしょうか?
おままごと・しまじろう人形遊び・ブロックで見立て遊び・ごっこ遊びが充実し、私やパパ、おばあちゃんとも「一緒に遊ぼう!」というアピールが増え、私たちへの働きかけを多く感じました。
お友達への興味も出てきて、追いかけっこやシャボン玉で楽しみ、「○○ちゃん!」と、名前を呼んだり、「○○ちゃんと遊ぶよ。」と伝えると、わくわくと会うのを楽しみにしたりする様子がみられるようになりました。
お友達との別れのとき、お友達に「ばいばい」と手を振ったり、言葉で伝えたりするのが苦手で、ただただ「ばいばい!」と手を振り、名残惜しそうにしているお友達を、じーっとみつめ、何やら冷たい印象に見えてしまい、「どうしたものか・・・。」と、困っていたのですが、もう少し小さい赤ちゃんのバイバイを見ていたときに思いついた「ばいばいタッチ」という手にタッチをするという方法を試してみると、「ばいばい」と言いながら、手にタッチすることができるようになり、映像のように眺めているのではなく、その別れに参加できるようになりました。
よく歌い、表情がはっきりとしてきました。
嬉しいのかな?緊張しているのかな?嫌なのかな?美味しいのかな?楽しいのかな?
というのが、言葉にしなくても表情で感じられるようになってきたのです。
お友達との言葉のやりとりはまだまだ難しく、一度だけ
hidaka「いくのー」
お友達「うん。いいよ。」とやりとりが成功しておりました。
これだけでも、成長を感じ、今後の成長を期待することができ、嬉しいものでした。
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▼「こどもちゃれんじ」との出会い
hidakaは3歳になりBenesseの「こどもちゃれんじ」に出会いました。
この頃のhidakaの社会性は、3歳児童精神科で行った新版K式発達検査により、実年齢よりも1歳半遅れの1歳半という結果が出ておりました。
何か特別な関わりが必要だ・・・・ということは感じましたが、本格的に療育に通うまで1か月という期間があったこと。
療育に通う頻度も、週に1度ということで、何か幼児教材のようなものを始めようか・・・・と、迷っておりました。
それまでは、特別幼児教材のようなものには、私たち夫婦共に関心が薄く、「子どもの興味に合わせて、絵本を選ぶ」という計画になっておりました。
昔、自分が小学生だったころにやっていた、通信教育を溜めに溜めシールだけ集めて景品を手に入れる、という間違った使い方をしていたことを思い出し、正直私は幼児教材を敬遠していたのです。
では、実際のところ“子どもの興味に合わせた絵本選び”、できていたのでしょうか?
絵本を、毎月hidakaに合わせて1冊・・・・なんて考えていたはずですが、公園遊びを十分にしているし、家ではお昼寝をしたり、夕方の子供向けのTVをみせたりしていると、あっという間に一日は終わり、寝る前の読み聞かせ・・・・といっても「おつきさま」という本や、「とりかえっこ」のように、もともと持っている本を繰り返し読む、というので満足していて、絵本はたまーに思いだしたときに、ふと買ってあげようかな?のように、とてもじゃないけれど・・・・毎月1冊のペースではなかったのです。
絵本も、様々なテーマで買いそろえると!
一冊1000円以上するんです。
家計を圧迫します。。。
いくらかわいい我が子の為とはいえ、裕福な家庭ではありません。
特別発達を心配していたわけではない毎日で、生活に追われていると、そんなにちょくちょく買ってあげることもできなく・・・急を要しないと後回しになってしまうんですよね。
そしておもちゃを欲しがらないhidaka。
特別欲しがっていないのに、誕生日でもクリスマスでもないのに、おもちゃを買い与えることも・・・・他の家庭よりも少なかったと思います。
それでも定型の発達の子であれば、日常から様々なことを吸収し、社会性の発達が遅れるということはないと思います。
でもhidakaのように、日常の生活から、その社会性の発達を促すことが難しいという、発達障害の特性を持つ子にはどうだったのでしょうか?
今思うと・・・とてもじゃないけど、hidakaの特性に合わせた関わりは、足りていなかったのではないか??と思っております。
私にそこまでのスキルが、なかったのです。
おもちゃや絵本なく、社会性の発達を促すような“遊び”を提案できるようなお母さん、憧れますが、とてもじゃないけれど、子どもと関わる経験も少なく、特別な遊びをたくさんしてもらった環境でもなかった私には、難しかったです。
自然と子どもの興味のあることに、愛情を持って付き合うことはできますが、子どもを導いていく遊びを提案できるには程遠いです。。。
1~2歳の大切な時期に、“もっとやってあげることがあった”と、後悔しております。
毎日は一生懸命でした。
何も他のお母さんと変わらないんです。
子どもと向き合わず、楽をしていたというようなものではありません。
でも、hidakaのように、発達障害の傾向があり、発達に偏りがある子には、その特性に合わせた、その発達の偏りを意識した、特別な関わりが必要だったんです。
特に、目から入る情報に強い特性(視覚優位)を持っているのに、それを利用せず大切な1~2歳を過ごしてしまったことにより、3歳児健診で、こんなにも大きな差となって現れ、心配と絶望でいっぱいになってしまったことが、とても残念です。
きっともう一度hidakaを育てるなら間違いなくそうはしません。
(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法)
そんな中3歳を迎え、嘆いてもしょうがありません。
「言葉の遅れ、社会性の遅れを取り戻すぞ!!」と、意気込んでいた私。
絵本もたくさん買い、おもちゃもhidakaとやりとりできそうなものを買い、「特性に合わせた関わりをしよう!」と頑張り始めました。
でも・・・全然盛り上がらないのです。
こちらが思っているように関われるなら、そもそも、3歳で1歳半という程、こんなにも社会性が遅れたりしないんです。
なんせ、hidakaが興味を持っていなく、遊び方が伝わらず、hidakaがよくわかっていないものに、どんなに私が、身ぶりでその遊び方や楽しさを説明しても、視覚優位なhidakaには、耳からの情報はこの頃まだ処理することが難しく、興味が湧き辛く、私の提案するように遊ぶというのは、思っていたよりもずっと難しく、全然思ったように遊べないのです。
絵本も、「これもいいかもしれない。これも教えたい。」と、購入していると・・・・かなり高額になっていき、気がつくと、家計を圧迫しました。
・・・これではどんなにhidakaを思っていても、続けられない・・・・(涙)。
でも、hidakaの言葉の発達の為に、TVを封印した我が家。
時間はもう本当にたっぷりあるのです。
hidakaが1歳半の頃から仲良くしていた、社会性の発達が際立って進んでいた女の子のママに、「どういう風に過ごしているのか聞いてみよう。」と、相談してみました。
私「○○ちゃん、普段何して遊んでいるの?」
お友達ママ「○○は“こどもちゃれんじ”大好きだよー。hidakaくんもきっとわかりやすくて、好きになるんじゃないかな?試してみなよー貸してあげる!」と快く貸してくれたのです。
その頃、3歳のこどもちゃれんじぽけっとを受講していた○○ちゃんでしたが、2歳向けのこどもちゃれんじぷちの教材を、惜しげもなく全部まるっと貸してくれたのでした。
療育に月5000円。
プラスして児童精神科へ通う交通費もかかり、さらに心配で揃えた絵本やおもちゃ。
家計はいつのまにか苦しいものになっていたので、お友達のご厚意は本当にありがたかったです。
「しまじろう」と共に、さまざまな成長体験との出会いを!<こどもちゃれんじ>
▼こどもちゃれんじの内容は?発達障害グレーゾーンの子にとってどうなの?
こどもちゃれんじのぷちは 言葉 生活習慣 社会性 知育 (今は英語も)で構成されています。
教材は 絵本 DVD おもちゃ(エデュトイ)とおもちゃと一緒に遊べる絵本 育児情報誌 が基本で中身やテーマはその月によって違います。
なんせ、この絵本とDVDとおもちゃが連動しているのです。
hidakaのように、視覚優位な子には、これはとても有効で、目で見て理解してから遊べる。遊びのバリエーションを広げてくれるんです。
定型の発達の子を育てているお母さんにはわかりにくいと思いますが、hidakaに遊びのバリエーションを、言葉と身ぶりで教えることは、とてもとても難しいのです。
言葉の名前を覚えることは得意であったhidaka。
でも、やりとり遊びや会話を楽しむというのは、非常に困難でした。
こどもちゃれんじでは、おもちゃの遊び方をDVDや絵本で示してくれるのです。
その遊び方は、お母さんとのやりとりを大切にしているもので、hidakaも拙いながらもごっこ遊びをするように。
特に、リアルなフライパンとジュージューと音がなるコンロのおもちゃを、大層気にいり、何度もハンバーグを焼いて、お皿に盛りつけ「はいどうぞ!」というように、私に作ってくれるのでした。
「もぐもぐ美味しいね!もう一度作ってね。」や「にんじんにブロッコリーも食べたいなぁ。」などやりとりをする楽しさも広がりました。
生活習慣の場面でも、目で見て状況がわかってから、実際の場面で「しまじろうでもあったでしょー」といい「あいさつしてみようか。」や「ありがとうは?」「ごめんなさいは?」と促すと、今までじーっと何か考えている様子で反応がなかったhidakaも「あ!」というように繋がったのか、すんなり言うことも多くなりました。
でんわでお店に出前を注文して遊ぶというおもちゃがあったのですが、やりとりをするというのが難しいものもありました。
でも、繰り返し一緒に遊ぶことで、段々とその中身を理解していき、決まったことしか言えなかったのが、ちょっとアレンジして遊ぶという成長もみられました。
劇的に言葉が増える為の何かがあったり、社会性の発達を急激にのばすというものではありません。
とにかく丁寧に、その年齢で身につけるとよいことと、無理なく身につける方法を教えてくれるんです。
「何を教えればいいんだろう。。。」「どう教えれば吸収できるんだろう。。。。」と、苦しかった日々を助けてもらいました。
模倣の楽しさがわからずできなかったhidakaが、楽しそうに「はんぶんこ♪はんぶんこ♪」と歌い、パンを分けてくれる姿。
手遊び歌の楽しさがわからず、私が歌い踊ることを嫌がっていたhidakaが「い~と~まきまき♪」と、ニコニコ笑い腕をくるくる回し、一緒にやろうと誘ってくる姿。
歯磨きが嫌で泣いて逃げていたのに、「歯磨きするよー」というとはみがきミラーをもってきて、音楽を流し鏡越しに自分の歯をみている姿。
いろっちが大好きで、もしかしてhidakaには灰色にしか世界が映っていないのかもしれない・・・と、心配になるほど色に興味がなかったのに、そんな心配もよそに「あかっち!あおっち!」と楽しそうに色を見分ける姿。
私の質問に答えることなく、ただただ一方的に話すという寂しいやりとりが続いていた中、私が「パトカー♪」と歌うと「うーうーうー」と音を返してくれるというやりとりに、興味を持った姿。
自分では、どう導いてあげればいいのかわからなかったことが、いっぱい広がりました。
こどもちゃれんじぷちをhidakaは大変気に入り、毎日その時間を楽しみにしていました。
私もこどもちゃれんじの時間は、息抜きの時間で、ゆっくり一緒にDVDをみたり、絵本を楽しんだり、迷いなく関われる楽しい時間でした。
それからは、これだけhidakaが楽しめ、成長する絵本とおもちゃがついて、月々1697円は頑張れると思い、こどもちゃれんじぽけっとを始めました。
まとめ
もっと早く出会い、もっと早く始めていれば、3歳を迎えたhidakaも少し違うところもあったのではないかな?と、感じております。
3歳になり言葉の遅れが目立ち、社会性の発達が1歳半はもう療育が必要なレベルです。
いつまでも言葉の遅れが目立ってきているけれど、毎日の生活に追われ“様子をちゃんと見ているよ”と、ただ“発達障害の傾向だけ”を気にして過ごしてしまえば、そのままその社会性の差はどんどん開いていってしまうかもしれません。
言葉の遅れが目立つ子は、“注意”が必要です。
“発達障害かもしれない”という注意でしょうか?
その前に、言葉の遅れは“社会性の遅れ”なんです。
その多くは、関わりが足りなくて起こっているわけではないと思います。
関わり方に工夫が必要なんです。
丁寧に今その子が身につけるといい事を、無理なく身につける方法でアプローチしてあげることが、一番効果があるのではないでしょうか?
いつまでも「心配だ。。。心配だ。」では何も変わりません。
何も変わらなかったのです。
今だから言えますが、“行動あるのみ”です。
今やっていることで3ヶ月後は変わります。そして3年後は劇的に変わります。
発達障害の子や発達障害グレーゾーンの子・発達に心配がある育てにくい子には、視覚的なアプローチはとても効果的です。
ひとりでも多くのお母さんが、子どもの言葉の遅れで悩むことがなくなりますように・・・
お読みいただきありがとうございます。
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