視力低下が進む子どもに発達障害の特性!?視覚優位な子の視力を守る為にできること6つ

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ご訪問いただきありがとうございます。

 

いつも通りテレビを見るhidakaを、キッチンから料理をしつつ何となく眺めていて・・・・

「・・・・ん?」と気になることがありました。

それは、hidakaがテレビの番組表を出した時に、ソファからわざわざ立ちあがり、かなりテレビの近くに行って、顔を近づけて見ていた事です。

とっさに「テレビ近いよ!眼悪くするから、ソファから見なさい!」と注意しました。

それを聞いたhidakaは、私の顔をみて、何か言いたそうです。

 

「どうしたの?」と聞いてみると・・・・

 

hidaka「だって、見えないよ。」と一言。

 

「!?ソファから見たら見えないってこと?その距離から読めないってこと!?」

さーーーーと血の気が引き、ふつふつと湧いてくる焦りの気持ち、何かの間違いであって欲しいという気持ちから言葉が飛び出しました。

hidaka「?うん。」

それがどうした?というような反応です。

 

hidakaのなかではいつのまにやらそんな見えない事が日常になり、いつのまにか当たり前になっていたのです。

ざわざわする心の中で、どこか冷静な私が言いました。

「ついに来たか。」と。

気をつけに気をつけていたhidakaの視力。

こんなに気をつけていたのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう。。。。と、hidakaを育てるうえで、時折見せる“育てにくさ”というものを強く感じ、「はぁ。。。」とため息するのでした。

 

視力低下が進む子どもに発達障害の特性!?視覚優位な子の視力を守る為にできること6つ

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視力低下の子ども原因は何?

近視の本当の原因というのは、実はまだよく分かっていないようです。

ですが、その遺伝的な因子というのは、かなり強いようで、両親ともに近視の場合は、高い確率で、その子どもも近視になります。

そして、もうひとつは環境因子と呼ばれるもので、近くの物を見る事が多い都会の子どもは、遠くのものを見る事が多いサバンナの子どもに比べると、近視になる確立が高いようです。

この遺伝的な因子と、環境的な因子が複雑に絡み合い、“こどもの視力の低下”を招くと言われています。

発達障害の特性が視力低下を招く!?

眼を使い過ぎると、近視になるというのは、同じような時間の使い方をしていても、目が悪くなる子もいれば、大丈夫な子もいるというように、一概には言えないようです。

ですが、この同じ事をしていても、目からの情報習得に偏っているという視覚優位という特性を持つ子と、そうではない子では、同じものを見ていても、その目の使い方というのは、異なってくるのではないかと、私は感じております。

過集中の度合いが高いと、それだけ長い時間、目の前のことに集中している時間が長く、ふとした合間に、外を見たり、目で物を見るという事以外に集中する時間も短くなります。

そのような発達障害の特性が、視力の低下を招くと繋げても、100%関連はないとは言えないのではないかと感じます。

また、遺伝的な要因も強いと言われている近視。

親が持つ、そのような発達障害の特性が、子にも遺伝し、近視への道が開かれるという事も、大いにあるのではないか?と私は感じずには負えません。

視覚優位な子の視力を守る為にできること6つ

1.眼を休める時間をコントロールする

通常は勉強や読書であれば、1時間に10分休憩を。テレビやゲームであれば、40分に10分休憩をと推奨されている情報が多いです。

ですが、その子の集中の度合いによって、“眼の疲れ”というのは変わります。

まばたきもほとんどしないで、熱中しているようであれば、その時間は短くする必要があるかもしれません。

また10分の休憩だって、その間に別の近くを見ているのであれば、休憩していることにならないのです。

意識的に外に連れ出したり、眼を閉じて近くを見ないようにしたり、例えば空や山、星や天井など、その子それぞれで、長い時間遠くのものに関心を示せられるように、眼を休める為のマネジメントをする必要があります。

hidakaも眼を悪くしないように、時間を守り、勉強や読書、タブレット学習をさせておりましたが、眼を休めるように、空を見るように声は掛けていましたが、関心のないものに注意を向けるのは、せいぜい1分が限界でした。

続けて作業させる事はありませんでしたが、その関心は1分空を見た後、どこにあったかまでは管理しておりませんでした。

きっと、近くの関心のあるものへの注意で、眼を酷使していたのかもしれません。

2.眼を大切にしようという意識を高める

hidakaの視力低下がわかってから、私は特別高い効果を期待した訳ではないのですが、食事に眼にいいと言われているブルーベリーを取り入れたり、栄養に気を使ったりしておりました。

そんな私の気遣いに気が付き、hidakaの中でも、“眼を大切にする”という意識が高まった事を感じております。

誰の眼でもないのです。自分の眼なのです。

もともとブルーベリーが好きという事もあるとは思うのですが、ブルーベリーの商品をみると、「眼にいいからね。これ食べたいな。」などと、取り入れたい気持ちになっているようです。

その気持ちが、大人になっても、食事で身体を健康にしているという考えに繋がり、食を大切にしていってほしいです。

3.自然が眼に優しい

家のなかで、どんなに眼に優しい生活をしようと心掛けても、限界があります。

家のなかというのは、視覚優位の私たちにとって、視覚的に楽しみ癒される空間だからなのです。

なので、時間があれば、休日があれば、自然の中へ身を持っていく事をおすすめします。

自ずと視界に入ってくる景色というのも、自然の色に溢れ、柔らかい光が、眼を閉じても感じる香りや心地いい風、“眼に優しい時間”になることに間違いありません。

先日のお休み、hidakaと見晴らしのいい公園へ自転車で向かいました。

何も山の中まで行く必要はありません。

小高い丘があり、空を眺めました。

色づく山を愛でました。

hidakaは、遠くにある看板を指差し、「あれは見えるよ!○○の看板でしょ?」などと、大きな文字で書かれた看板を誇らしげに教えてくれました。

「はぁー。いい時間だね。」と、ふたりでベンチに座り、近所のパン屋さんで買ったパンと、自動販売機で買ったジュースでピクニックしました。

なんだか、一大事だと思っていたhidakaの視力低下ですが、「まぁ。そんなこともあるよね。」という気持ちになっていきました。

4.メガネもOKとする

そんなこんなで、周囲の子どもたちよりも、本を読み、文字を書き、机に座り作業する事が大好きなhidakaを育て、過集中なテレビの見方や熱中するタブレット学習という視力が心配な日々を送りながら、私はできるだけ知っているだけの知識を使い、気をつけられるだけの気を使い、hidakaの眼を守れるように、「頑張っていた。」と思っております。

そういう意味では、hidakaの視力の低下という問題に直面し、とてもショックを受けましたが、少し「仕方なかったのかな?」という思いもあります。

hidakaの人生を豊かにするために、何が何でも視力低下を免れなければ!!!とは・・・・・思えられないのです。

好きな事がすべて、眼を使う事なんです。

彼の人生に、メガネもOKでしょう。

“メガネがパートナー”となるということも、hidakaの人生を彩っていくためには必要なのかもしれないのです。

そう思う事にしました。

正解かはわかりません。

ですが、hidakaを育てる私が決めた事です。

病院に連れていくと、低学年ということもあるし、いますぐメガネで矯正はしなくてもいいということでした。

まだメガネにはなりません。

ですが、あまり視力低下に敏感になり過ぎるのも、hidakaにとって負担だと思うのです。

眼を休ませること、大切にすることは取り組んでいきたいですが、お互いの負担にならないように、どこかで「メガネになってもOK」という余裕がある気持ちでいたいです。

5.睡眠時間の確保

眠りの質が高い子は、少ない睡眠時間で、身体の疲労をとることができ、朝元気に目が覚めるということを聞いたことがあります。

そういう意味では、hidakaはぐっすり眠りますが、朝はなかなか起きてこないタイプです。

もしかすると、眠りの質は、それ程高くないのかもしれません。

眠る直前まで、本を抱え、読みふけるhidaka。

その眼精疲労というのも、すさまじいものなのかもしれません。

9時間程の睡眠時間は確保していますが、やはり9~10時間程の睡眠はhidakaにとって必要なのかもしれません。

その子それぞれ、眠りの質によって、必要な睡眠時間は変わってくるのです。

6.テレビ時間を削る

勉強や読書の時間というのは、凸の発達を伸ばしたいと考えているので、hidakaの好きな事を輝かせるには、必要な時間だと感じております。

姿勢や、休憩時間、部屋の明かりには気をつけなくてはいけないのですが、この時間はとても大切にしていきたいと思っています。

では、眼を使う時間で、何を削ることができるのかと言うと・・・・それは、やっぱりテレビの時間になっていってしまいます。

我が家はテレビを流し見るということはしていなく、見たい番組を録画し、見たい時間に一つ見るという形にしております。

ですが、社交活動が苦手なhidakaには、同級生との話題というのも、これからは大切になっていくことを感じております。

ただでさえコミュニケーションが苦手なのに、共通の話題がないと、話しが続かないからです。

なので、このテレビの時間の削減というのも、悩ましいものではあるのですが、今現在、削れるものはこれになるのでしょうか。

今後もhidakaの交友関係を感じつつ、hidakaが過ごしやすいように、交友関係を大切にできるように、ただボーっとテレビ時間で癒されたい時間もあると思うので、調整しながら付き合っていこうと考えております。

 

まとめ

小学生の10%は近視であると言われている日本。

でも、その割合は、10%なんです。

我が子が近視になってみて感じますが、10人に一人のひとりになってしまったんです。

その確率は・・・・これだけ口をすっぱくして「眼が悪くなるから○○しなさい!」と気をつけていた親としてみれば、避けられたんだはないか?と感じる割合でした。

小学生1年生で視力が低下している子というのは、周囲の目から見ると、やっぱりテレビゲームのやりすぎ、姿勢が悪い、テレビを近くで見過ぎた?見せ過ぎた?という、親が作った“環境のせい”というように見えるようです。

それだけ、視力というのは、普通に過ごしていれば、そうそうに落ちるものではないのです。

眼の病院に行くと、看護師さんから少し冷たい風を感じました。

仕事ばかり忙しくしていて、子どもに構ってられず、ゲームばかりさせてしまい、こんな早い時期に子どもの視力を低下させてしまった親と見えた?のかな。。。と、少し嫌な気持ちになりました。

ですが、待合室に入るなり、検査から戻ってきてすぐに自分のカバンから分厚い辞典を取り出し、読みふけるhidakaをみて、看護師さんから吹く冷たい風は私の勘違いなのかもしれませんが、ふと軽くなり、なくなったように感じました。

「あぁ。この子はこういう子なんだ。仕方ないのかもしれない。」というように。

ゲームばかりをやらせてしまって、こんなに早期に視力が低下した訳ではないのです。

一生懸命「hidakaの眼を守りたい」と接していても、彼が持つ特性が、周囲の子とは違う日常を生み、どんなに気をつけていても、気をつけていなかったかのように、今回のような視力低下を招いたりしてしまいます。

これは、視力低下だけではありません。

日常で感じるストレスだって、こんなに気をつけているのに、爪を見るとボロボロになっていることがあります。

hidakaの“育てにくさ”というのを目の当たりにすると、一生懸命向き合っているだけに、「はぁ。。。」と、少し疲れた気持ちになるのも・・・・仕方がないのかもしれません。

でも、モヤモヤと渦巻く、子どものような自分の気持ちと折り合いをつけ、いつも思い直します。

「hidakaはどうして欲しいんだろう。」

「わたしがしてあげられることはあるんだろうか?」と。

母の気持ちです。

きっといつもいつも、好きな事を規制することをhidakaは求めていないでしょう。

好きな事をしながら、hidakaの一生物の眼をどうしたら守れるのかを考えられるのは、私しかいないのかもしれません。

今後、メガネでの矯正が必要になっていく事もあるでしょう。

視力の低下は、一生付き合っていかなければいけないのかもしれません。

ですが、「何かできることはあるか?」ということを、いつも考えていきたいと思っております。

 

お読みいただきありがとうございます。

視覚優位な特性を持ち、本が大好きな子を持つ方へ。

視力は守れるかもしれません。

参考に。

 

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