ご訪問いただきありがとうございます。 10月に入り、北海道は一気に寒くなってきました。 朝はふか […]
ご訪問いただきありがとうございます。
10月に入り、北海道は一気に寒くなってきました。
朝はふかふかのお布団から抜け出すのに一苦労。
同じように布団から抜け出せないhidakaを、朝食で惹きつけるのに一苦労。
ご飯を食べ終わったhidakaは、決められた時間まで、のんびりマイペースタイムに入ります。
ソファに枕を持ってきて、毛布にくるまり、ドラえもん学習シリーズの漫画を堪能するhidaka。
時間になり、漫画の世界から現実に戻し、準備させるのに一苦労。
「ひだか!ひだか!時間だよ!」
「トイレ行ってきて!」
「歯磨きして!」
「顔洗ったの??」
「髪寝ぐせついてるでしょ!」
「身だしなみ大事よ!」
「早くおいで!」
「制服着たの?」
「早くしなさい!」
洗濯物を干したり、自分の準備、食器のかたづけをしながら、hidakaの準備が終わるように声を掛けていると・・・・
hidakaがぽつり。
hidaka「ママはわがままだなぁ。はぁー。」
・・・・・
私「!?」
わがまま・・・・「わがままというのは、我が思うままにしたいという気持ちか・・・・確かに。」と、少し冷静に考えてしまいました。
私「はいはい。ママはトットト怪獣なんでしょ?とっとと準備しなさい!!!」
hidakaは、キャキャキャと嬉しそうに笑い、準備を進めるのでした。
♪~hidakaDJ Zeen~うた~“ 怪獣トットト”~♪
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怪獣トットト
“怪獣トットト”は、NHKの音楽番組、みんなのうたで放送された楽曲です。
小学生の男の子の目線で、母親から「とっとと〇〇しなさい!」と言われる不満を、コミカルな映像と歌で表現したものです。
この子どもを急かしているお母さんを“怪獣トットト”と例え、怪獣のように描かれています。
この“怪獣トットト”、2015年にみんなのうたで放送されたものと調べてみるとありました。
確かに、私もその頃聞いた記憶があるような気がします。
でも、2年前のhidakaは、まだぴよぴよの年少さん。
発達障害という診断名が必要になるかもしれない・・・・と、まだまだ思い悩んでいた頃です。
やっとの思いで慣れてきた幼稚園。
でも、いつ「もう行かない!」と登園拒否してもおかしくないと思っておりました。
私はhidakaを急かす事が、この頃なかったんだと思います。
hidakaは、きっとこの“怪獣トットト”を聞きながら、「何の事を行ってるんだろう・・・・?」くらいの気持ちだったのかもしれません。
でも先日、この“怪獣トットト”がみんなのうたで再放送されていたのです。
すると、hidakaはすぐにこの曲の虜になりました。
すぐに録画し、一字一句歌詞を書き出し始めました。
そして、気がついたら、歌詞を完璧覚え、音程も掛け合いも正確に、上手に歌えるようになっていました。
“好きなこと”への集中力とパワーはすさまじいです。
テレビの時間になると、喜んでこの曲をかけ、飛び跳ねて歌いまくるのでした。
♪~トト・トト・トットト
(早く起きなさい!さっさと着替えて!遅れちゃうよ!ごはんつぶ付いてるよ?)
(ママもね!笑)~♪
このごはんつぶ付いてるよ?→ママもね!笑のところ、hidakaはとても気にいっていて、掛け合いのところから、ニュアンスも含め、正確に歌ってきます。
♪~午前7時にトットトット
飛び起きなけりゃ踏まれちゃうよ(逃げろー)
でっかい声でトトトトット(モタモタしないの!)
トットト準備しなさい!~♪
数字の7時が出てくるのも、また嬉しいようで、テンション高く盛り上がっていきます。
♪~ほっといてよー(うるさいなー)
ほっといてよー(今やってるでしょー)
ほっといてよー 知ってるのさ!
送った後はのんびりするでしょ!~♪
少しドキッとする歌詞です。
そうです。朝、それだけ忙しく、hidakaの準備だけでなく、家事もこなしているのは、送り出した後に少しホッと一息つきたいからです。
バレていたのですか・・・・・。
♪~トットトトット 怪獣だ 鼻息荒い
何をそんなに焦ってるの?
ぼくを担いでトットト行くよ
トットいう間に玄関先
君のせいさ ねぇ怪獣トットト~♪
はぁー。子どもの目線で見ると、朝の準備に急ぐママとは、こんな感じなのでしょうか・・・・。
少しハッとさせられる歌詞でした。
2番はお店にママと子どもで買い物へ行った時の、子どもの目線です。
私は特に、
♪~ほっといてよー 退屈だもん!
どうせ長々ショッピングするでしょ!~♪
という歌詞に、ドキッとさせられました。
私もショッピング大好きです。
典型的な女性像なのでしょうか。どうせ長々ショッピングしたいです。笑。
♪~ちょっと困った怪獣さ ご機嫌ナナメ
ぼくはどうしても勝てないんだ
だから撫でてあげるんだ(おつかれさま)~♪
女性はママをしていても、どうしたってご機嫌ナナメになることがあります。
ずっとずっと気を張ってママをやり続けていると、疲れてしまうのです。
ママはママで当たり前。主婦の仕事というのも、マイナスになっているものを0にするものが多く、頑張りというのが目に見えにくいもの。頑張らなかったときは、マイナスという形で残ってしまうのです。
そんな状況が続くと、心は疲れ、評価されず、感謝されないということに、満たされない思いを抱えたりします。
そんなとき、私は最近、hidakaに「ねぇー。あたま撫でて?」と可愛く?頼んだりします(笑)。
「いいよ!」と、普段と逆の姿に、hidakaは楽しさを感じ、快諾してくれるのですが・・・・
撫でてもらうと、不思議なほど、気持ちが満たされたりします。
そんなお願いが出来る程、hidakaも頼もしく成長してきているのですね。
そして、2番後半で、トットト怪獣は一度本来のママの姿に戻ります。
♪~トットトトット 怪獣とのんびりしたい
ぼくともっとさ 話そうよ
大好きなママがいいんだ~♪
少しじーんと胸が熱くなります。「ママもいつも“大好きなママ”でいたいよ。」と思うのでした。
まとめ
“トットト怪獣”。
hidakaの中でこれだけヒットしたというのは、きっとこの歌に出てくる男の子と、共感する部分があったからだと思います。
それだけ、私たちの生活も、多くのママと子どもの日常と、同じようになってきているというところもあるのでしょうか?
hidakaにとって“いいママ”であれるように、日々頑張ってきているつもりですが、“わがまま”になってきているところもあるのかもしれません。
それがいいかダメなのかは・・・・度が過ぎてしまうと、やっぱりそれは“怪獣”なんだと思います。
“大好きなママ”でいる時間が長く続くように。
心したいものです。
忙しなく過ぎる時間と“育てにくい子”を育てる大変な子育てですが、コミカルで楽しいこの曲で、親子で一緒に子どもと笑い合えれば、また気持ちも変わっていくのではないかと思います。
少し子どもからの目線に目がいくようになれば、“怪獣”にならずに済むのかもしれません。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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