hidakaDJ Zeen~うた~“ 夢の途中で”

hidakaDJ Zeen~うた~|2018/01/29 posted.
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ご訪問いただきありがとうございます。

 

視覚優位なhidaka。

3歳を迎えてわかった発達障害の疑い。

それまで一切、特別な関わりをしていなかったのですが、言葉の遅れを取り戻すために、私はhidakaに、その認知の特性に合わせた関わりというのを、意識して始めました。

(→視覚優位とは?言葉の遅れが目立つ子の認知の特性は視覚優位?視覚優位の子どもと上手に関わる7つの方法)

耳からの情報を得る事が、苦手だったhidaka。

得意な目で見て情報を得ることを、言葉の習得に活用するだけでなく、耳を鍛えるということも同時に行う必要を感じました。

耳を鍛える。

これは、児童精神科の先生に言われた訳ではありません。

臨床心理の先生に言われた訳でもないのです。

誰も教えてくれた訳ではないのですが、私がhidakaに必要な力と感じたことです。

 

我が子が何を見ているのか?

何を感じているのか?

どんな環境を必要としているのか?

 

我が子の事を、一番に寝食問わずいつもいつも考えているのは、児童精神科の先生でも、担当の臨床心理の先生でもありません。

そして

ママに何を求めているのか?

その答えを出すことも、母である私にしかできないことなのです。

 

何度も何度も彼を見詰め、彼に何が合っているのかを探し、視覚優位な我が子に“いいものだ”と感じ“選択”してきたのは私です。

そんな私は、我が子の耳を鍛える為に、“音楽”を利用する事を“選択”しました。

この“選択”が、今のhidakaに生きていっている事があります。

 

音楽にたくさん触れさせたhidakaは、その内気な性格からはイメージしにくいのですが、歌うことが大好きです。

最近は、テレビ番組の影響で、カラオケに興味津々で、

「ひだか・・・カラオケ行ってみたい!」と、提案がありました。

私たち夫婦は、カラオケとはあまり縁がなく、学生の頃や会社員時代はお付き合い程度、楽しんでおりましたが、家族時間の中に“カラオケ”という選択肢はありませんでした。

夫婦顔を見合わせ

「んー。面白そうだね。行ってみようか!」となりました。

 

パパとなにやら選曲しているhidaka。

ごにょごにょとパパに曲名を伝え、入れてもらっております。

 

恥ずかしながらですが、マイクを取り、マイクを食べるのではないかというくらい口を近づけております(笑)。

hidaka初カラオケでの曲が静かに流れ始めました。

 

「・・・・!」

hidakaの大人びた選曲に、私たち夫婦は目を見開きました。

そして、静かに目を閉じ、じーんと聴きいるのでした。

 

♪~hidakaDJ Zeen~うた~“ 夢の途中で”~♪

 

 

 

どこで聴いた曲なんだろう?というくらい、子どもの選ぶ選曲にしては、大人っぽいなと感じ、hidakaに聞いたところ、夕方の子ども向け番組“みんなのうた”で聴いたとのことでした。

ずっとこの曲をカラオケで歌う事を考え、真剣に聴いていたかと思うと・・・・かわいいです。

そのくらい、完璧に音程を取り、歌詞が歌われておりました。

hidakaは視覚優位なので、このように歌詞が文字で画面の下に出てくると、文字と一緒にリズムや音というのが記憶に入っていきやすいです。

この曲を歌うのは、池田綾子さん。

歌、作曲、作詞を手掛けております。

ネットで調べていると、月9のドラマで主題歌にもなった“明日への手紙”が池田綾子さんの作品でした。

オフィシャルサイトのプロフィールに、

「日々の中にある笑顔や涙には、命の音が寄り添っていると思うんです。その音のように歌いたいと思っています。」

という一文があるのですが、その通り、透き通る歌声、感じ入る歌詞に、心が優しく揺さぶられます。

池田綾子さんは、「想い悩むその向こう側には必ず優しさが待っている。どんな状況にあっても、誰かが誰かを想っている。その優しい繋がりを胸に持ちながら、夢への階段をまた一歩進んでいく「光と影」を、同じだけ感じて、大切に書き上げました。」と語っているそうです。

夢をみつめるとき、その未来は遠く道のりを果てしなく距離を感じることがあると思います。迷ったり、悩んだり、道が逸れてしまったり、諦めそうになったり、そのような心の変化を伴いながら、夢に向かう道を進んでいくことになります。

そのときは気がつかなかったとしても、いつも迷い悩む自分の傍で、励ましたり、応援してくれる人がいます。

そのことを歌にした、温かい曲です。

 

小学校という新しい環境を迎えるhidaka。

幼稚園に入園する前は、彼の持つ特性により、環境の変化を楽しめず、どきどき緊張ではち切れそうになり、いつ逃げ出してもおかしくないと感じる程に、未来に自信を持てなかった日々がありました。

でも、この3年間という幼稚園生活で、“新しいこと”に“楽しさ”が眠っている事に気がついたhidaka。

夢をみつめる姿は、まっすぐと未来を見通しております。

 

“光と影”

心はもやもやと見えなく、影になることもあるかもしれません。

でも、その彷徨う影こそが、夢へ続く光を生みだしていくのです。

そして、母である私だけではなく、パパもお友達も、お友達のママも、おじいちゃんやおばあちゃん、先生たち、あなたに関わるすべての人たちは、そんなあなたの傍らで、いつもあなたのことを見守り、あなたの成長を応援している事を、風のように感じていって欲しいです。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

この時の中で

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