トイレトレーニングは2歳から?言葉が遅くてもたったこれだけの方法で発達障害グレーゾーンの子でも2歳の夏にオムツはずれました!

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夏が近づいてきましたね。北海道も暖かくなってきてぽかぽかの陽気は気持ちがいいです。

こんな季節は洗濯ものがよく乾く!朝からせっせと洗濯に励みお外にきれいに干し終り、ふとhidakaが2歳の頃のトイレトレーニングを思い出しました。

今日はhidakaのトイレトレーニングのお話をしようと思っております。

 

hidakaは2歳の夏でおむつははずれました。

2歳のhidakaはまだパパ・ママなど単語でしか言葉を発してなかったと記憶しております。言葉で主張することは少なく言葉でのコミュニケーションは取りずらい日々でした。

そんな中、おしっこのときは「ちっち!」と言ってトイレで済ませ、うんちのときも補助便座に座りうーんうーんと踏ん張れるようにまでなっていたのです。

トイレトレーニングだけは周りの子よりも一歩も二歩もリードしていたのです。「hidakaくんすごいねー」と褒められるのでした。

いまどきのトイレトレーニングは言葉でのコミュニケーションがとれるようになり、本人が「トイレでおしっこするぞ!」となってから始めるという“おむつはずれ”な風潮なようですが、よくよく調べてみるとhidakaのトイレトレーニングは私たちのお母さん世代が行っていた“おむつはずし”に近いものだったような気がします。

hidakaのように発達に偏りがあり、妙なこだわりでいっぱいな言葉でのコミュニケーションがとりにくい“発達障害グレーゾーンの子”の“おむつはずれ”・・・考えてみたのですが・・・手間取りそうと感じてしまうのは私だけでしょうか?

いろいろな特性が絡んできて“こだわり”と呼ばれるものがたくさん生まれてきたのは3歳近くなってからだったと記憶しております。それからただでさえ苦手な意思疎通を言葉でするということをして、トイレトレーニングを行うというのはとても大変なのではないでしょうか?

言葉の遅れがある子のトイレトレーニングはもしかすると早い方がいいのかもしれません。

 

トイレトレーニングは2歳から?言葉が遅くてもたったこれだけの方法で発達障害グレーゾーンの子でも2歳の夏におむつはずれました!

 

私がhidakaに実践した7つの方法をご紹介します。

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1.おしっこの感覚が2時間以上空いていることを確認する

これが一番大事です!膀胱の発達が追いついているかどうかがこのトイレトレーニングの成功の鍵です。hidakaは膀胱の発達が早く、おしっこの間隔が遠いです。これは今もそうです。お出かけ前にトイレを済ませればお出かけ先で用を足すことはあまりありません。もしかすると個人差があってこの膀胱の発達が追いついていないと2歳でトイレトレーニングは早いかもしれません。よく見極めて身体の発達が追いついてから始めるとよいと思います。

2.決まった時間にトイレに連れていく

このときはまだおむつです。最初は遊び感覚で朝起きた時と夜寝るときがいいと思います。手をつないだり抱っこしたり「トイレに会いに行こう♪」とお母さんが楽しそうにします。「ちっちちっちちちっちっちっ♪」などお決まりの歌があるといいと思います。私はNHKのいないいないばぁで聴いたトイレの歌を歌っていました。

補助便座に座らせ「ちっちでるかな?しーしーしー」と「ふん!」と力を入れたふりをし、おしっこの出るところをじーっとみます。そうすると気持ちで力を入れる場所が伝わるのかhidakaもみていました。

すぐには結果はでません。何度も繰り返し、気長に毎日やります。おしっこをトイレですることに成功していない間は朝と夜だけです。まだおむつで過ごします。

注意:私はこの朝と夜にトイレに行き補助便座に座るという流れを習慣化させたかったので、少しムキになり一度だけ嫌がるhidakaを抱え無理にトイレに連れていき座らせたことがあります。そのときhidakaはあまりの嫌さに泣きながらパニックになったことがありました。言葉で抵抗できなかったhidakaを力ずくで思うようにしようとしたことが招いたことだと思います。トイレはあくまで楽しいところというイメージが大切です。一生懸命になりすぎると負担になってしまうことがありますので、様子をみながら無理せず楽しく習慣化するということが大切です。

3.トレーニングパンツを準備する

好きなキャラクターのトレーニングパンツを十分な枚数買いとってもかっこいいと盛り上げます!

おむつよりもパンツの方がかっこよくて心地いいことを感じさせるのです。できれば綿素材のさわり心地のよいものがよいと思います。そして十分な枚数を。洗い替えがなくおむつに戻してしまうのはせっかくの盛り上がりがざんねんな気持ちになります。夏であればすぐに乾くので私は5枚用意しました。

発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子は敏感な一面があります。パンツが一度でも嫌だとなってしまうとその気持ちを戻すのにどれだけの労力がかかるでしょう。もうこれ以上はないほどの盛り上げが必要です。一度パンツを気にいれば、その“こだわり”を利用しパンツをはくことに抵抗はなくなるのではないかと思います。

4.トイレでおしっこ成功したとき誉める喜ぶ!人に伝えて自信にする

とにかく誉めます!誉めるのは「お兄ちゃんになったね!」と成長したことを喜びます。「いい子だね。えらいね。」という失敗した時に「ダメな子ね。」という発想になってしまう誉め方はプレッシャーになるのでNG。次も頑張ってみようかなと気持ちよくなれる誉め方を意識します。そしてパパやおじいちゃんおばあちゃんに喜びを伝えて「お兄ちゃんになってきたね。」と認めてもらいます。それが自信になり“トイレでおしっこをする”自信に思っていい事としていきます。

5.2時間おきにトイレに連れていく

補助便座に座らせた時におしっこが出るという仕組みができたら昼間もおむつをはずし、トレーニングパンツにします。お出かけのときはまだまだおむつで構いません。できればこの時期はトレーニングパンツでいるときを増やしたいので、近くの公園など外に出かけるようにすると失敗したときもそんなに気にしなくてよいのではないかと思います。とにかく2時間という区切りを意識して、遊びの様子が変わるタイミングで「トイレいこっかー♪」と楽しそうにいいます。

6.うんちのときは工夫が必要です

うんちから成功させていく方法もあると聞いたことがあります。でも私の方法はおしっこからです。なぜかというとうんちは分かりやすいからです。トレーニングパンツにしてから始めます。2時間おきに行くときに便意をもよおしてそのままといくのが一番簡単ですが、hidakaの場合はうんちのときに部屋の隅に行くという分かりやすいサインがありました。そのときに一番好きなトイレでしか使えないおもちゃを使います。hidakaの場合は私の古い携帯でした。うんちのときは携帯をみせて「おいでー!」と呼びます。そのままトイレに連れていき補助便座に座らせます。携帯を渡し熱中します。その間にうんちはトイレへ・・・少し不衛生ですが、まだまだ2歳。トイレでうんちをするというのが自然に出来るならそんな小道具をうまく利用してもいいのではないかと私は思いました。

うんちがトイレで出来たら「hidakaはすごい!」と誉めちぎります。本人は携帯に熱中していただけですが、悪い気はしなかった様子。このおもちゃ作戦によりうんちはスムーズでした。

7.失敗したときが勝負です

これがもしかすると一番難しいのではないでしょうか?淡々とかたづける。汚されたくないものはカバーをしたり、すぐに掃除できるように雑巾を常にリビングの傍らに置いておく。家の中ではパンツで過ごす。もしクッションやソファーを汚してしまった時には、おしっこの場合はクエン酸水ですぐにつけて洗うと臭いはきれいになくなります。うんちの場合はトレーニングパンツに留まることが多いのでは?トレーニングパンツも重層水につけると変な臭いはきれいにとれました。

自分がパパっと掃除するのが大変じゃないようにあらゆる準備をしておき、子どもの成長の為の“トイレトレーニング”という大イベント祭りをやっているというテンションで乗り切りましょう!

失敗したときは本人も気持ちが悪く、嫌な思いをしています。励ます気持ちで「次はトイレでがんばりたいねー」と優しく声を掛けてあげましょう。そしてシャワーできれいにしてあげてください。心地よくなればそれを保ちたいと思うはず。

 

まとめ

こんなことを2歳の夏に始め、秋にはもう“おむつはとれました”と言ってもいいくらいになっていました。

たまに失敗はあります。忘れた頃にまたうんちをトレーニングパンツにしてしまうという時期もありました。でも3歳になったときにあまりにも周りの定型の発達の子がおむつがとれていなかったのでビックリしました。そのときに“おむつはずれ”という考え方を知り、そうすればよかったかなと思いながらも、定型の発達ではない発達障害グレーゾーンだということを知り、“おむつはずし”にして結果的によかったのではないかと思いました。

そして療育に通うと発達障害グレーゾーンの子の“おむつはずれ”で悩むお母さんがとても多いことも知りました。

おむつがはずれることは自立の現れと当時よく耳にしていました。hidakaの発達をそこまで心配していなかったのは正直“おむつがはずれていた”からです。私が実践していたのは“おむつはずし”だったのですが、はずれてしまえば同じでとっても楽です。3歳を迎え大変な時期に他の事に労力を使う事ができました。

発達障害グレーゾーンの子の子育てはその子の特性に合わせると時に驚異的な早さで身に着くという事があります。hidakaのトイレトレーニングは気付かぬうちにわたしが特性とは知らずhidakaのその性格の特徴を意識し無理のないように行っていたことによってスムーズに成功したのではないかと思っております。

発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子のトイレトレーニングは“おむつはずれ”の考え方よりも“おむつはずし”の考えでアプローチした方がうまくいくこともあるのではないかと感じました。

様々なタイプの子がいて、いつかはおむつははずれるものなのだから焦ることはないと思います。

でもできることは早いに越したことはないと思うのです。言葉の遅れが目立って定型の発達の子よりも幼いhidakaですが、おむつの事に関してはわたしもhidakaも早かったことを嬉しく思っていました。自信に思っていました。そういうものが増えていくことも大切ではないかなと思っております。

 

お読みいただきありがとうございました。

発達障害グレーゾーンの子発達に心配のある子のトイレトレーニングの参考にしていただければと思っております。

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