発達障害が増えている!?言葉の遅れが目立つ我が子は発達障害なのか?発達障害が増えている2つの原因

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発達障害発達グレーゾーン・多動・療育・特別支援学級・・・最近耳にすること増えてきていませんか?

療育を終了にした今、hidakaが発達の偏りがあり児童精神科に通っていることは幼稚園の先生と一部のお友達にしか話していません。

でもその中でも発達障害関連のお話し・・・よく聞くんです。

普通の幼稚園に通っているのですが、お迎えに行くと児童デイサービスの車が停まっていて施設の人が2~3人を迎えにきていたりします。

気にしてみてみるといたるところに児童発達支援の施設があったりします。

それだけ耳に入ったり目に入るということは・・・発達障害・・・増えているのでしょうか!?

本当のところはどうなんでしょうか?

色々調べていく中でわかったことまとめてみました。

 

発達障害が増えている!?言葉の遅れが目立つ我が子は発達障害なのか?発達障害が増えている2つの原因

 

文部科学省から平成26年に発表された特別支援教育の現状と課題という資料からみたのですが、特別支援学級に在籍している自閉症・情緒障害の生徒が平成15年に約2万人。これが平成25年には7万人!

特別支援教育を受けたい自閉症・情緒障害がある生徒の希望者が全国で毎年約5000人近く増えているということです。

5000人というのはものすごい数ですよね。

どうして毎年こんなにも増えているのでしょうか?

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▼原因1:発達障害の診断基準の変化

発達障害の診断概念が広がり、診断名がつく子が増えているということが考えられます。

診断概念の広がりは健常と障害が連続するという見方、スペクトラムという考え方が診断に盛り込まれたことにあるようです。要するに昔は常に障害があると考えられる状態じゃないと診断名はつかなかったのですが、今は発達障害の特徴があり生活に困難な場面があると健常な部分があっても診断名をつけるケースがあるということです。

▼原因2:社会の受容の変化

●保護者の意識の変化

障害を受容する保護者が増えてきています。幼稚園の先生をしている知り合いから聞いたのですが、以前は発達障害の認知が親御さんにも社会にも薄く、困難を感じている状況をお話ししても、なかなか受け入れてもらえなかったと言っていました。でもここ最近は、親御さんから心配なところはないかや発達障害ではないだろうかという相談があったり、療育に通っていることの告知や連携にとても協力的だと話していました。

私もそうでしたが、健診などで子どもの発達の遅れに気付くことが可能になり、発達相談など育てるうえで困難を感じていることを相談できる場所があり、特別な関わり、指導の必要性を感じる場面が多くあることが考えられます。

●社会心理的要因

テレビなどで発達障害をテーマにした番組がやっていたり、インターネットの普及により我が子の心配なことをすぐ検索でき、そのなかで発達障害の情報ページにたどり着くこともあり、発達障害に対する認知が広まっていることを感じます。

我が子は発達障害なのか?

発達障害が増えている!?と感じる原因は“発達障害の診断基準の変化”と“社会の受容の変化”が大きく影響しているようでした。

発達障害の診断概念の広がりにより、生活に生きにくさを感じ、周りに理解されなくて苦しんでいる人が“発達障害”という診断により理解の場を広げ救われていることもあると思います。

でも、hidakaのような極端な言葉の遅れ・社会性の遅れはありましたが、集団に入り変化して適応してきている子は・・・どうでしょうか?

発達障害には「連続性」があるという見方(健常と障害は連続するという見方)が、発達障害の存在が疑われる“境界例”、あるいは発達障害の特徴を有する“健常例”を、発達“障害例”に取り込んでしまった可能性がある。

(引用:早稲田大学教授 坂爪一幸著 発達障害の増加と懸念される原因についての一考察

確かに生きにくさを感じる場面はあります。でも障害という領域までいっているのでしょうか?慎重に判断しなくてはいけないのではないかと思います。

専門家の診断というものが発達障害という診断はもちろんですが、○○の傾向があるという言葉だけで、どれだけ囚われるものになるか・・・子どもの可能性をどれだけ消してしまうか考えるだけで恐ろしいです・・・気をつけなければならないと思っております。

そして社会の受容が大きく変化していることにより、学校や幼稚園保育園での対応が変わってきていることを感じます。多くの子どもが救われているとは思うのですが・・・

一方でちょっと変わっていると「もしかして発達障害なのでは?」と思う、思われる機会が増加しているのではないのでしょうか。

これも心しておかないと我が子のいろいろな可能性を消してしまうことになりかねないのかなと感じております。

まとめ

言葉の遅れがあったり、気になるところがある子はもしかすると成長するにつれ、発達グレーゾーンに入っていく可能性があります。

発達障害の境界線ははっきりと存在しないのです。

もしも我が子がグレーゾーンに入っていったとしたら・・・

障害とは生活に支障が出て初めて障害になります。その生活の困難をしっかりと見定め判断してくれる信頼できる先生を探し、生活に支障がでないためにはどうしたらいいのかということをできるだけ早く考え取り組んでいく必要があるのではないかと思います。

その子に合った育て方に変えていけば発達障害から我が子を守ることができるかもしれません。

お読みいただきありがとうございます。

 

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