hidakaDJ Zeen~うた~“ 怪獣トットト”

hidakaDJ Zeen~うた~|2017/10/12 posted.
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ご訪問いただきありがとうございます。

 

10月に入り、北海道は一気に寒くなってきました。

朝はふかふかのお布団から抜け出すのに一苦労。

同じように布団から抜け出せないhidakaを、朝食で惹きつけるのに一苦労。

ご飯を食べ終わったhidakaは、決められた時間まで、のんびりマイペースタイムに入ります。

ソファに枕を持ってきて、毛布にくるまり、ドラえもん学習シリーズの漫画を堪能するhidaka。

時間になり、漫画の世界から現実に戻し、準備させるのに一苦労。

 

「ひだか!ひだか!時間だよ!」

「トイレ行ってきて!」

「歯磨きして!」

「顔洗ったの??」

「髪寝ぐせついてるでしょ!」

「身だしなみ大事よ!」

「早くおいで!」

「制服着たの?」

「早くしなさい!」

 

洗濯物を干したり、自分の準備、食器のかたづけをしながら、hidakaの準備が終わるように声を掛けていると・・・・

hidakaがぽつり。

hidaka「ママはわがままだなぁ。はぁー。」

・・・・・

私「!?」

わがまま・・・・「わがままというのは、我が思うままにしたいという気持ちか・・・・確かに。」と、少し冷静に考えてしまいました。

私「はいはい。ママはトットト怪獣なんでしょ?とっとと準備しなさい!!!」

hidakaは、キャキャキャと嬉しそうに笑い、準備を進めるのでした。

 

♪~hidakaDJ Zeen~うた~“ 怪獣トットト”~♪

 

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怪獣トットト

“怪獣トットト”は、NHKの音楽番組、みんなのうたで放送された楽曲です。

小学生の男の子の目線で、母親から「とっとと〇〇しなさい!」と言われる不満を、コミカルな映像と歌で表現したものです。

この子どもを急かしているお母さんを“怪獣トットト”と例え、怪獣のように描かれています。

 

この“怪獣トットト”、2015年にみんなのうたで放送されたものと調べてみるとありました。

確かに、私もその頃聞いた記憶があるような気がします。

でも、2年前のhidakaは、まだぴよぴよの年少さん。

発達障害という診断名が必要になるかもしれない・・・・と、まだまだ思い悩んでいた頃です。

やっとの思いで慣れてきた幼稚園。

でも、いつ「もう行かない!」と登園拒否してもおかしくないと思っておりました。

私はhidakaを急かす事が、この頃なかったんだと思います。

hidakaは、きっとこの“怪獣トットト”を聞きながら、「何の事を行ってるんだろう・・・・?」くらいの気持ちだったのかもしれません。

でも先日、この“怪獣トットト”がみんなのうたで再放送されていたのです。

すると、hidakaはすぐにこの曲の虜になりました。

すぐに録画し、一字一句歌詞を書き出し始めました。

そして、気がついたら、歌詞を完璧覚え、音程も掛け合いも正確に、上手に歌えるようになっていました。

“好きなこと”への集中力とパワーはすさまじいです。

テレビの時間になると、喜んでこの曲をかけ、飛び跳ねて歌いまくるのでした。

♪~トト・トト・トットト

(早く起きなさい!さっさと着替えて!遅れちゃうよ!ごはんつぶ付いてるよ?)

(ママもね!笑)~♪

このごはんつぶ付いてるよ?→ママもね!笑のところ、hidakaはとても気にいっていて、掛け合いのところから、ニュアンスも含め、正確に歌ってきます。

♪~午前7時にトットトット

飛び起きなけりゃ踏まれちゃうよ(逃げろー)

でっかい声でトトトトット(モタモタしないの!)

トットト準備しなさい!~♪

数字の7時が出てくるのも、また嬉しいようで、テンション高く盛り上がっていきます。

♪~ほっといてよー(うるさいなー)

ほっといてよー(今やってるでしょー)

ほっといてよー 知ってるのさ!

送った後はのんびりするでしょ!~♪

少しドキッとする歌詞です。

そうです。朝、それだけ忙しく、hidakaの準備だけでなく、家事もこなしているのは、送り出した後に少しホッと一息つきたいからです。

バレていたのですか・・・・・。

♪~トットトトット 怪獣だ 鼻息荒い

何をそんなに焦ってるの?

ぼくを担いでトットト行くよ

トットいう間に玄関先

君のせいさ ねぇ怪獣トットト~♪

はぁー。子どもの目線で見ると、朝の準備に急ぐママとは、こんな感じなのでしょうか・・・・。

少しハッとさせられる歌詞でした。

 

2番はお店にママと子どもで買い物へ行った時の、子どもの目線です。

私は特に、

♪~ほっといてよー 退屈だもん!

どうせ長々ショッピングするでしょ!~♪

という歌詞に、ドキッとさせられました。

私もショッピング大好きです。

典型的な女性像なのでしょうか。どうせ長々ショッピングしたいです。笑。

♪~ちょっと困った怪獣さ ご機嫌ナナメ

ぼくはどうしても勝てないんだ

だから撫でてあげるんだ(おつかれさま)~♪

女性はママをしていても、どうしたってご機嫌ナナメになることがあります。

ずっとずっと気を張ってママをやり続けていると、疲れてしまうのです。

ママはママで当たり前。主婦の仕事というのも、マイナスになっているものを0にするものが多く、頑張りというのが目に見えにくいもの。頑張らなかったときは、マイナスという形で残ってしまうのです。

そんな状況が続くと、心は疲れ、評価されず、感謝されないということに、満たされない思いを抱えたりします。

そんなとき、私は最近、hidakaに「ねぇー。あたま撫でて?」と可愛く?頼んだりします(笑)。

「いいよ!」と、普段と逆の姿に、hidakaは楽しさを感じ、快諾してくれるのですが・・・・

撫でてもらうと、不思議なほど、気持ちが満たされたりします。

そんなお願いが出来る程、hidakaも頼もしく成長してきているのですね。

 

そして、2番後半で、トットト怪獣は一度本来のママの姿に戻ります。

♪~トットトトット 怪獣とのんびりしたい

ぼくともっとさ 話そうよ

大好きなママがいいんだ~♪

少しじーんと胸が熱くなります。「ママもいつも“大好きなママ”でいたいよ。」と思うのでした。

 

まとめ

“トットト怪獣”。

hidakaの中でこれだけヒットしたというのは、きっとこの歌に出てくる男の子と、共感する部分があったからだと思います。

それだけ、私たちの生活も、多くのママと子どもの日常と、同じようになってきているというところもあるのでしょうか?

hidakaにとって“いいママ”であれるように、日々頑張ってきているつもりですが、“わがまま”になってきているところもあるのかもしれません。

それがいいかダメなのかは・・・・度が過ぎてしまうと、やっぱりそれは“怪獣”なんだと思います。

“大好きなママ”でいる時間が長く続くように。

心したいものです。

忙しなく過ぎる時間と“育てにくい子”を育てる大変な子育てですが、コミカルで楽しいこの曲で、親子で一緒に子どもと笑い合えれば、また気持ちも変わっていくのではないかと思います。

少し子どもからの目線に目がいくようになれば、“怪獣”にならずに済むのかもしれません。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

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