ご訪問いただきありがとうございます。 先日の夕方、夕食の準備を終え、食卓テーブルに座り、「ふー」 […]
ご訪問いただきありがとうございます。
先日の夕方、夕食の準備を終え、食卓テーブルに座り、「ふー」と息を吐き、ふとhidakaを見ました。
hidakaは、夕方のテレビの時間を終え、机に向かいイキイキと目を輝かせ、お絵描きに夢中になっていました。
そんな穏やかでゆったりとした時間が流れた時・・・
「・・・・♪～負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事～♪・・・・」
と、曲が口をついて出てきました。
「・・・！あー。懐かしいなぁ。」と思い、心地よくなり、もう一度このフレーズを口ずさんでみました。
「・・・・♪～負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事～♪・・・・」
すると、不思議な事に、鼻の奥がツーンと痛くなり、つーと涙が流れました。
その涙は、悲しいものではなく、何やら「あー。そういうことだったのかぁ。」と、歌詞の意味が、心に染み渡り、じーんと感じるものになっていたのです。
♪～hidakaDJ Zeen～うた～“ それが大事”～♪
この“それが大事”という曲は、大事MANブラザーズバンドというグループが、1991年にリリースした楽曲で、その年、爆発的に大HITしたものです。
私と同じ世代の方なら、オンタイムで聴いていたというよりも、よく小学校の時の学習発表会の器楽の演奏曲や、卒業式での送る歌という場面で、多く活用されていた曲なのではないでしょうか？
なので、何となくなのですが、歌詞や曲の感じを知っている方が多いのではないかと思っております。
小学生だった当時も、「いい曲調だな～♪」と感じたのを覚えております。
心の引きだしに、そっとしまわれていたのですね。
「♪～負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事～♪」
「♪～負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
涙見せてもいいよ それを忘れなければ Oh Oh Oh・・・ ～♪」
歌詞はシンプルなんです。このフレーズが何度も何度も、忘れないように、出てきます。
私はそんなに“感動屋さん”ではありません。
映画やドラマ、感動のドキュメンタリーを見て、人前で涙が止まらなくなるということは、ほぼありません。
自分の卒業式で泣いた記憶や、入試などで、合格して嬉しくて泣くということも、なかったと記憶しております。
身近にいる“感動屋さん”のお友達を見ていると、ビックリしたりします。
そんな私でも、最近はよく心が動きます。
目頭が、じーんと熱くなります。
感動して、目が壊れたのではないかというくらい、涙が湧いてきて、溢れて、止まらなくなる時もあります。
「♪～負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事～♪」
この歌詞を聞くと、私が母親として、直面した“負けそうになった瞬間 投げ出したくなった瞬間 逃げ出したくなった瞬間 何も信じれなくなった瞬間”が映像のように、記憶から出てきます。
そして、“ダメになりそうになったとき”も。
そんなとき、どのくらい周りの人に助けてもらったのでしょうか？
どのくらい、唇を噛み思い直し、踏ん張ったのでしょうか？
困難に直面した本人にしか、わからないのかもしれません。
でも、たくさんの苦難を乗り越え、前に進んでいくと、人の気持ちがわかるようになります。
人を思いやれるようになります。
誰かを大切に想うことができるようになるんです。
何もかも、「こんなことなければよかったのに！」とは、思う事はできないんですよね。
「♪～ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて
ここにあなたがいないと思うことが淋しい Wow Wow～♪」
hidakaが、私が口ずさんでいると、「ん？」と顔をあげ、こちらに駆け寄ってきました。
「ママー。良い曲だね♪なんて曲？」
hidakaにとっても、いつかの応援歌になってくれれば、嬉しいものです。
おつきあいいただきありがとうございました。
私たちにも、応援歌、必要な時があります。
負けるわけにはいかないのです。
投げ出すわけにはいかないのです。
逃げ出すわけにはいかないのです。
子どもの成長を信じ抜くことが必要になる時もあります。
ダメになりそうなとき、踏ん張り、前を向き、もう一歩進まなければならない時もあります。
そんなときの応援歌に。
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