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ご訪問いただきありがとうございます。
今日はインターネットで発達障害の情報を見ておりました。
hidakaは、現在児童精神科には掛かっておりません。
療育にも通っておりません。
(→言葉の遅れ hidaka発達記録 5歳 新版K式発達検査の結果)経緯です。
でも、私は自分の中にある発達障害の情報を、定期的に、インターネットなどで調べ、更新しております。
発達障害は、最近になってようやく法律の改正がされ、社会全体で、注目され始めたばかりなのです。
hidakaが療育に通い始めたころとは、発達障害自体は変わっておりませんが、周囲の環境は刻々と日々変わってきております。
hidakaにとって、いつでもベストな環境を考えられるように、いつ何があっても、慌てず“どうすべきか?”を選択できるように。
あらゆる知識や認識を広げ、発達障害関連の事は、感じとっていかなければいけないと感じております。
育てにくく、繊細な子を持った私がhidakaの為にできることです。
今日は、札幌市が今年の(平成17年)1月に札幌市公式ホームページで発信した、冊子「虎の巻」シリーズ~発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント~というものが、ネットを中心に「わかりやすい」と注目を集めていると目につきました。
札幌市発行「発達障がい支援冊子“虎の巻”シリーズ」発達障がい支援の未来を感じる
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冊子「虎の巻」シリーズ~発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント~
この冊子は、札幌市が、発達障がい者の乳児期から成人期までの一貫した支援の為に、わかりづらいと言われる発達障がいの障がい特性と、家族や周りの人たちとの間で起こりがちな、思いの違いや対応法について、イラストを用いて視覚化して伝えることを目的として、作られたものです。
職場で使える「虎の巻」・暮らしで使える「虎の巻」・学校で使える「虎の巻」・続・学校で使える「虎の巻」・子育てで使える「虎の巻」というように、5つの視点で、それぞれの対象者に、発達障がい当事者の抱える思いと、周囲の人との思いの違いに焦点をあて、どのように対応していくのがよいのか提案しております。
冊子「虎の巻」シリーズの想い
発達障がい者を抱える事業所へ向けて
就労の場面では、発達障がいを抱える方は、とにかく誤解されやすいという困難があります。
発達障がい者というのは、能力がない訳でも、やる気がない訳でもないのです。
物事への捉え方、取り組み方、理解の仕方や思考、周囲の動きを感じる力に、多くの平均的な人とは、“ズレ”があるのです。
発達障がい者の能力を生かし、働く力が存分に発揮できるようするには、その“ズレ”を理解することが必要なのです。
働く現場で起こりうる、発達障がいを抱える方の困難に、事業所や周囲の人に気がついてもらおうという想いで作成されております。
実際に、発達障がい者の就労を支えている事業所などで、支援ツールとして活用することもできるようになっております。
発達障がい者を抱える家族へ向けて
家族だけで悩みを抱えることなく、周囲の人々や相談機関の協力を得ることも、必要であるというメッセージが込められています。
現在は早期発見・早期療育という理念が浸透し、3歳児健診や5歳児健診という、“発達障害を疑う”という目が、国の機関でも、周囲の大人もできるようになってきております。
家族が、子どもの発達障がいの傾向に気づいた時には、様々な相談機関と繋がることができるようになっています。
就学した後も、個々の子どもに合わせた支援をしていく必要性を、伝えている内容になっております。
発達障がい者を抱える先生・クラスメイトへ向けて
一口に「発達障がい」と言っても、行動面や学習上の困りごとは子どもによって違うのです。
就学した時にも、適切に対応してもらうことで、自己肯定感を高く保ったまま、大人になっていくことができます。
また、発達障がいの他にも、教室の中には見えづらい、聞こえづらい、話すのが苦手など、いろいろな困りごとを抱えている子どもがいます。
そのような子どもたちについての理解を助け、適切な支援のきっかけになることも願って制作されております。
発達障がい・発達障がいの傾向を抱える幼児を抱える親に向けて
発達障がい・発達障がいの傾向を抱える、幼児を育てていく毎日の生活の中で、「どうして…」と思い、悩んでしまうこと、たくさんあります。
でも、「こうかもしれない」「こうしてみよう」と前向きにとらえていくきっかけになることを願って製作されています。
子どもの発達は一様ではなく、「でこぼこ」があるのが自然な姿なのです。
ひとりひとりの違いを受け止めながら子育てをする中で、親も共に育つ、そんな「共育て」の思いも込められています。
子どもの支えはもちろん、親の支えに、そして地域の支え合いの一助になればと願い、作成されました。
冊子「虎の巻」シリーズ~発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント~
まとめ
発達障がいへの支援の取り組みが、発達障がいの特性を理解し、周囲が合わせていくという方向で、広まってきております。
今までは、発達障がいを抱える当事者が、周囲の人に合わせ、自分の特性と闘うという方向だったり、周囲に理解されず、孤立していくというものだったのが、周囲から歩み寄っていくというものに変わり、今後の環境は、どんどん理解が進む方向に進んでいくのではないか、とこの冊子を読み、期待が高まりました。
そして、この冊子には、“みんな違ってみんないい”という考えが少なからず含まれているものであると思うのです。
まだ、発達障がいまで至っていない、子どもや大人への、“発達障がい傾向がある”という方向での、理解というのは、深いものとは言えないと思います。
でも、みんな得意な事、苦手な事、様々な考え方とらえ方、性質、特性があるのです。
そんな個々のいいところに注目し、苦手な事をカバーし合い、尊重し合い、想い合い、温かい目線で、暮らしを共有していくという考えが、今後どんどん広まっていく、ひとつのきっかけになれば幸いです。
これからの、hidakaが生きる未来にhidakaの生きやすい環境を期待していきたい。
そんな思いが、私には湧きました。
札幌市が発行した“「虎の巻」シリーズ~発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント~”の想い、日本中・世界中に広がっていく事を願っております。
お読みいただきありがとうございます。
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